Xデザイン学校 ビギナーコース 2022 #01-ブートキャンプ
9/10(土) に、Xデザイン学校・ビギナーコースの第1回講義が実施された。
簡単にではあるが、学びや気づきを書き起こしていきたい。
世の中に正解はない
「偏差値が高い人ほど、正解を求めたがるんだよね」
という言葉に、ぎくりとした。
自慢する程の学歴はないが、私はわかりやすく「勉強”は”できる」タイプだからだ。
答えを暗記する受験勉強をして、それなりの大学に入って、講義で教授が語る言葉を引用してレポートを書き、それなりの成績で卒業したタイプ。
そのわりに、自分で思考を深めたり、新しいアイディアを考えたりというのが極端に苦手で、「何か気づいたことある?改善できそうなこととか」と問われたときに、「今あるリソースで目標達成することしか考えてなかった…」となって黙り込んじゃうタイプ。
問いを立てて能動的に学ぶ「学生」ではなく、受動的に学ぶ「生徒」の典型であると、今回の講義やディスカッションのあらゆる場面を通じて痛感した。
でも、冷静に考えて、私がやりたいことって、知識を詰め込むことなんだろうか?
知識は、新たな視点を得たり、思考を深めたりするためのあくまで補助ツールであって、それ自体を得ることが目的ではない。
講義でインプットしたことを、「なるほど、わかった!」と理解した気になって終わる良い子ちゃんじゃダメなのだ。
だからこそ、「学ぶこと」ではなく、「学んだことを基にして問いを立てること。その問いを、考え抜くこと」を、自分の今後の受講の1つのテーマにしていきたいと感じた。
顧客のペインの解決ではなく、得たい未来と現状のギャップを埋める
サービスデザインを学びたい、と意気込んで参加した割には、それが何であるか、何をするものなのか、よくわかっていなかった。
普段の仕事でサービス提供のプロセス改善に取り組んでいるとき、「顧客視点で考えて、改善していこう!」と意気込んでいると、「何につまづいているんだろう?」「何に困っているんだろう?」という小さな窪みを血眼になって探している自分がいるように思う。
だから私が考えることって、何だかちっちゃいんだな、と感じた。
見ている場所が、とってもとっても狭い。
そもそもの、頭の使い方・アプローチの仕方が違っていたんだなと気づかされた。
どのような未来を描きたいのか、その未来に近づくには、どうしたら良いのか。
この軸からブレずに、でも狭い一部だけにのめりこむのではなく、一歩引いて関わる全てを見渡すこと。
この頭の使い方を、自らの基本姿勢として、身体に覚えさせていく。そんな時間にしていきたいと感じた。
まとめ
今回は、第1回ということもあり、今後の学び方や取り組み方に関する気づきや学びが多かった。
新たな知識をつめこんで終わるのではなく、その一歩先に進むようにすること。
その繰り返しの中で、「半年間楽しかった、終わり!」ではなく、その後に繋がる糧を得ていきたいと思う。