Xデザイン学校 ビギナーコース 2022 #03-ビジネスリサーチ
10/22(土)、Xデザイン学校で3回目の講義。
今回のコンテンツ
・講義:デザインプロセス、ビジネスの可視化
・課題企業のエグゼクティブインタビュー
・チームディスカッション
今回から、最終発表に向けて、チームで課題を進めていく。
前回は「講義で学んだことが、その後のディスカッションにうまく活かせていない」と反省したけど、よくよく考えれば、インプットした方法論や抽象概念をすぐさま活用できるほど簡単なものであるはずがなくて。
だからこそ、講義の内容や先生からのコメントで得た「どのような点を外してはいけないのか」「どのような姿勢で取り組み、どのような視点で考えるのか」からはブレないようにして、講義の内容(知識・情報)自体は、今後自分が個人的に学びを深めていくためのヒントとする、と自分の中で割り切ると、少しスッキリ進められるようになった。
前回の講義から2週間しか経っていないので、情報が頭の中でぐるぐるととめどなく渦巻いているけど、長さや質は置いておいて、とにかくなるべく早く学びや気づきを書き留めておこう。
ペインを解決するのではなく、ありたい未来を描きにいく
サービスデザインとは、「ステークホルダー皆が幸せになるように、組織と仕組みをデザインする」ことである
これは、1回目の講義で習ったこと。
言葉として頭の中にはしっかりと入っていたけど、今回、改めて、これがもう一段階深くずしんと自分の中に染み入ってきた。
今回から「課題企業の新規事業を考える」という課題に取り組んでいるが、今までの自分なら間違いなく、
〇〇という分野に取り組む会社だから、それにまつわる~という課題の解決に取り組む
例)食品メーカーだから、フードロスを解決する事業を考える
という頭の使い方をしていたと思う。
でも、今回は、その企業の理念やパーパスをベースに
・会社として、どのような方向性に進化していきたいのか
・事業を通じて、どのような未来を実現したいのか
をインタビューやリサーチで掘り下げていき、それらを基にして事業を考えていった。
前者での場合、事業モデルの部分は考えられていても、収益モデルは考えることができず、ビジネスとして成立しない構想になってしまいやすい。
特定のペインの解決ばかりに目がいってしまうと、思考が狭まってしまいやすいのだろう。
あくまでも「実現したい未来」が前提としてあって、それを叶える事業(事業モデル・収益モデルが成立していて、持続性がある)があって、結果的にその事業が「実現したい未来」を阻害するペインを解決しているのではないかと感じた。
まだ3回目だけど、これまでの講義で聞いたことに対して、「あ、そういうことか」と”知る”から”理解する”に近づいたり、他の情報と繋がって「だから大事だったのか」と納得したりするのが楽しい。
ここまでの気づきは、ある意味これまでの3回の1つの総集編のようなものだと思うけど、自分にとってはかなり大事(意識しないと忘れてしまいがちになりそう)なポイントなので、折に触れて見返していきたいと思う。
まとめ
今後、具体的に事業案を考えていくと、つい目の前のアイディアや情報に踊らされて、自分が慣れている思考の方向性に引っ張られていってしまう気がする。
今回書き出した学びや、今チームで洗い出している事業を考えていく上での前提条件(必ず満たすべき/考慮すべき事項)は、自分に思考を軌道修正したり、それを重ねていく中で思考法を変化させていったりすることの一助となりそう。
2~3週に1回ペースで、なかなか怒涛ではあるけど、丁寧にここからも取り組んでいきたい。