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人付き合いは「浅く広く」が心地よい

今日は、人と距離を取るのが下手な私がこの年にしてようやくたどり着いた、「ストレスの少ない人付き合いの方法」についてお話しします。

ただし、これはあくまでも「私」個人の考えです。その点については何卒ご承知おきくださいませ。

目次
・「親友」は作らない
・深入りすればこじれやすい
・少し疎遠だからこそ良好な関係を保てる
・人付き合いは「浅く広く」が心地よい

「親友」は作らない

今の私には親友と呼べる人はいません。

人生の中で親友と呼べる人は2人いましたが、最も親しく信頼していた人は数年前に鬼籍に入り、もう1人は……女の友情など儚いものですね。

それ以来、私はもう、親友という存在を作る気はありません。

現在、男女、あるいはオンライン・オフラインを問わず親しく交流しているる人はいますが、その人たちが友人と言えるか……と問われると、どの人を「友人」と呼んでいいのか迷います。

深入りすればこじれやすい

大人になれば、それぞれ大きく違う人生を歩みます。それに伴い、物事に対する考え方や、価値観なども変わってきます。学生時代に価値観を同じくしていても、たいていの場合、その歯車は次第にずれてきます。

女性の場合はそれが顕著です。なぜなら、女性は男性よりも人生の変化が激しいからです。

だからこそ、結婚しているか否かなどの違いから、互いの考えに大きな開きが生じ、その関係がこじれることが多いのです。それはおそらく男性の比ではありません。

お互いのプライバシーに深く踏み込むほど、見てはいけないもの、見たくなかったものが見えてしまい、双方が気まずくなってしまうことが多いと思うのです。

だから私は、女性同士の関係こそ決して深入りせず、浅く広くの距離を保つことが必要だと思います。

少し疎遠だからこそ良好な関係を保てる

一方、浅く広くの関係でも、いえ、そのような関係だからこそ、長続きすることがあるということが、最近わかってきました。

私の場合、親しい間柄の人とは、どなたとも3カ月〜半年会う程度です。中には、1年に1度しか会わない人もいます。

でも、その人たちと会えばやはり話が弾みます。そして、次に会うときがとても楽しみになり、結構長いつき合いが続いています。多分、少し疎遠なぐらいだからこそ、うまくいくのだと思います。

ちなみに、その際気を付けていることがひとつあります。相手が話すまで相手のプライバシーに深く立ち入るような質問をしたり、その手の話を振ったりしないことです。

また、相手にプライバシーを深く探られるような態度を取られた場合は、あまり多くを語らず様子を見、あまりしつこいようならそっと距離を置くことも必要だとわかってきました。

そのような形で浅く広く交友関係を広げていたら、いつのまにか友人と言えるかどうか微妙な親しい人が増え、あまりストレスを感じない交流が続いています。

人付き合いは「浅く広く」が心地よい

これまで私が書いてきたことは、おそらくすでにご存じの人も多いでしょう。「何を今さら」という人もいるはずです。

けれども、SNSの炎上、ママ友同士の争い、既婚未婚の不毛な確執など、世の中にはいさかいがあふれています。それを考えると、私が今さらながらようやくたどり着いた「浅く広く」を実践できていない人も多いのではないか? とも思います。

上から目線の内容であることは重々承知の上ですが、もし、不毛な人間関係に悩んでいる人がいれば、ぜひ「プライバシーに立ち入らない」「あえて親友を作らない」「浅く広くの人間関係がベストだと考える」の3点を心がけてみて下さい。多分その方が、人間関係の悩みが解消しやすいと思います。

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