レンズ沼へようこそ
最近、日頃ネットで交流がある皆さんの一眼レフ所有率がじわじわと上がっていることを感じています。
また、ここ何回かのエントリーで毒を吐き切った感が強いため、だいぶ心身ともにすっきりし、気持ちが前向きにもなっています。(←迷惑な奴)
そこで、桜撮影のために久々に出した一眼レフの話を少しずつしていきます。といっても、撮影の上であまり参考になる話ではなく、普段私が一眼レフを使う中で思ったことなどをつらつらと書くだけなので、あまり期待せずにお読みいただければと思います。
それでは、さっそく本題に入りましょう。
今日のお題:デジタル一眼レフカメラには3種類ある
■フルサイズ機
■APS-C機
■ミラーレス機
今日はデジタル一眼レフカメラの基本中の基本、カメラの種類についてお話しします。
デジタル一眼レフカメラには3種類ある
デジタル一眼レフカメラは大きく分けて3種類あります。
■フルサイズ機
プロが使うような上位機種のカメラです。
デジタルカメラにはレンズから入った光を電気信号に変換する半導体が入っており、それをイメージセンサーと呼びます。
イメージセンサーは人間の目で言えば網膜にあたる部分ですが、それが大きいほど画質も良くなります。そしてその分お値段も高くなるわけです。中には100万円近い機種もあります。
また、フルサイズ機の焦点距離は目視とほぼ同じ画角(※)となります。
※”画角とは、カメラで撮影した際、実際に写る範囲を角度で表したものです。”(キヤノンイメージゲートウェイより引用)
■APS-C機
エントリー機や中級向けカメラなど、最も多く使われている種類です。フルサイズ機よりイメージセンサーが小さくなる分画角も狭くなります。
ところで、一眼レフカメラでは「35mm換算」という言葉がひんぱんに出てきます。
実は、焦点距離35mmは人間の視野に最も近いとされています。
そのため、フィルムカメラやデジタル一眼レフのフルサイズ機を使った場合の標準焦点距離は35mmとなっています。しかし、APS−Cで撮影した場合はイメージセンサーがフルサイズの3/4となる分、画角も狭くなります。
ここでは、実例として2大カメラメーカー、ニコンとキャノンで見ていきます。
ニコン
フルサイズ機の1.5倍の画角となります。つまり35mmレンズ装着時は52.5mmレンズを装着したのと同じ画角となりますが、その分被写体により近く寄った撮影が可能です。
キヤノン
フルサイズ機の1.6倍の画角になるため、35mmレンズを装着した時に56mmレンズを装着したのと同じ画角になるわけですが、ニコン機よりもさらに被写体に寄った撮影が可能となります。
そう説明しても「なんだそりゃ?」な人も多いでしょう。私自身もかなり説明に苦労する部分で、どれだけ正確に情報をお伝えできているか怪しいところです。
そんなわけで、素人の私ではこれ以上上手に説明できないため、あとはGANREFのコラムをご覧ください。かなり詳しい内容で、少しカメラをやっている人ならよくわかる解説が読めます。(をい)
■ミラーレス機
最後に、ミラーレス機について説明します。
ミラーレス機は、これまで説明した2種類とは全く別物です。
一眼レフとの最も大きな違いは、カメラの中に「レフ(鏡)」がないことです。つまり、厳密に言えば、ミラーレス機は一眼レフカメラではないのです。ここ、重要ですから覚えておいてくださいね。
通常の一眼レフカメラはカメラ内の鏡にレンズが見た景色を反射させます。撮影者は鏡で反射された景色をそのまま見るのではなく、光学ファインダー(カメラ上部にあるファインダー)を通して見ることができます。
一方、ミラーレスカメラは鏡のかわりにレンズが見た景色をカメラ内でそのまま映像化し、液晶モニターや電子ビューファインダーで見る形となります。
一眼レフカメラは内部に鏡が入っている分どうしても機材が大きくなり、持ち歩きに不便だという欠点があるのですが、ミラーレスカメラは鏡をなくすことでコンパクト化が可能になりました。その代表がマイクロフォーサーズカメラです。
ミラーレスカメラが出たばかりの頃は、そのほぼすべてがマイクロフォーサーズカメラでしたが、最近ではAPS-Cタイプも登場しています。
マイクロフォーサーズカメラは機材が小さくなりコンパクトで持ちやすいという長所がある一方で、イメージセンサーがさらに小さくなり、画角もその分狭くなるという欠点があります。
ここでは、マイクロフォーサーズカメラの焦点距離について見てみましょう。
マイクロフォーサーズカメラのイメージセンサーはフルサイズ機の1/4です。つまり、35mm換算で2倍の70mmとなり、APS-C機よりもさらに被写体に寄った撮影ができるわけです。
……すみません。自分で書いていて何がなんだかわからなくなってきましたので、この辺で失礼します。もし間違いなどがあればご指摘お願い致します。気づき次第修正致します。