
[ノンデザ25周年] 応用編 「ずらした」 あしらいを 「そろえる」
『ノンデザイナーズ・デザインブック』25周年記念PDFに寄稿させていただいた「デザインを単調にしないコツ( そろえる・ずらす・はみだす)」
7月のスペシャルセミナーのアンケートで、こんなメッセージをいただきました。
参考資料のデザインが、どれもとても素敵で説得力がありました。
「ずらす」の部分は、旗や斜めの線などを左右対象にされているように見えましたが、その辺りについてはどのような考えなのかも知りたいと思いました。
それぞれデザインについて説明がついているということが、とても共感できました。デザインという仕事は本当に面白いと思います。
ご紹介したのはこちらのバナーのデザイン(After)で、いただいたメッセージにあるように「ずらす」あしらいとしている旗や斜めの線などが左右対象に「そろって」います。

このあたりは、まわりにあるそれぞれの要素とのバランスの兼ね合いもありますが、「ずらした」あしらいを「そろえる」ことで、デザインが繁雑になりすぎてしまうことをおさえ、まとまりを出す効果があります。
例えばこちら。

上下に敷いた背景の塗りは、斜めにずらしていますが、イラストの斜めの角度とそろっています。
また、特典PDF「Missing Pages 2023」内でご紹介した、こちらの例。

同じような視点で見てみると、葉っぱのイラストの配置が、(ずらす要素になっている)右下に引かれている線の角度とそろっています。黄色のアクセントも同様ですね。
「ずらした」 あしらいを 「そろえる」応用編。
機会があれば、ぜひお試しください!
『ノンデザイナーズ・デザインブック』 25周年記念、特典PDFのプレゼントキャンペーンは、2023年9月30日まで。
『#ノンデザイナーズ・デザインブック』25周年記念、特典PDF『Missing Pages 2023』のプレゼントキャンペーンの終了まで、残り5日!
— DTP Transit (@DTP_Transit) September 25, 2023
・「2023年に書かれたとしたら」
・「自分が書いたとしたら」
の視点で、29名のデザイナーが書き足した全142ページの読み応えある小冊子です。
著者:@spicagraph… pic.twitter.com/PH5Zmo4kHu