ちとせ事業&たかまみーメソッドの二次的効能
現在利用のお子さんの中で、中学受験を目指しているお子さんがいました。
学校との併用利用で、家庭内での取り組みもしっかり進み、
この一年、目覚ましい成長を遂げられ、
中学受験も突破されました。
お母さんに聞くと、決め手は学科テストだけではなかったようです。
もちろん学科テストも良かったとのことでしたが、
一番高得点だったのは、小集団活動?(名前はわからないのですが)
数人のお友達と関わりながら、何か話し合い、最終発表をするという
就職試験の二次試験でよくあったパターンの感じ?なのかな。
そこで、ちとせの小集団セッションでの経験がすごく活きたんです。
ということをお母さんがおっしゃっていました。
また、お母さんから記事をアップしてくださるかもしれませんね。
今どきの中学受験て、いろんなパターンがあるのですね。びっくりしました。
・・・
この子は、知的には高めなのと、積極的な面もたくさんあったタイプでしたが、
ちとせに来た当初は、パニック障害を発症し、家でもいろんなことでぐずってはことが運ばず、
ちとせでも自分の思い通りにならないことがあると、大きく周りを巻き込んでは主導権を取るための行動に明け暮れていた時期がありました。
頭がいいので、言い訳も上手。巧妙でした。
でも、周りからの働きかけ、特にお母さんの日々の接し方、対応の仕方を修正していくことで、
どんどん良いパターンの行動が増えていきました。
ちとせでも、全体活動だけでなく、個人セッションで身体の使い方や認知トレーニング、コミュニケーションの課題などに楽しく取り組み、
小集団セッションで、同年代の子どもたちとやり取りしながら目的通りに活動して楽しむ経験をし、
プロジェクト(キミの応援団プロジェクト、思春期以降の方向け、自己認知と工夫に向けての話し合い)では、
自分の調子を見える化する作業をしていったり、
他者との捉え方の違いを知ったり、
いろんなやりとりを繰り返しながら、自己責任を徐々に学んでいかれました。
子どもたちの中にいたら、とりあえず目立って行動はしてくれるものの、全く周りが見えず暴走することも多かったあの子が、
周りに配慮しながら、リーダーシップを発揮してくれていたと知って
ジーン
子に生きる力を身につけてもらうことは、数値化しにくく、表現しにくいことで、発達検査でも表れにくいことです。
でも、こうやって受験という結果に貢献できたかと思うと、なんだか数値化してもらったような気持ちになります。
サクラサク。やったね。