MetComの垂直測位サービスの記事を読んでみてのメモ書き
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メモ・所感
新しい技術が来たなと思った
米国では2022年4月から携帯の緊急発信で、緯度経度に加え高さ情報を付与することを義務化したらしい。
これまでスマホの位置情報は緯度経度は取得できるが、高さは精度が悪く、Wi-Fiやビーコン設備から位置情報を取得するにせよ設備の普及に課題があった。
今回スマホx気圧センサーx気圧の基準点x比較分析により、リアルタイムで高精度な垂直情報を取得できるサービスに注目が集まっている。
垂直測位サービス
Pinnacle
NextNavが提供するサービス
80%の確率で誤差3m
1フロア以内の誤差で検知できる
Pinnacleは日本でも展開され、MetCom株式会社が提供し、2022年10月から東京・大阪で垂直測位サービスが提供されるらしい。
β版でSDKも提供されているらしく、新しいサービスにつながりそう。
デパートや空港、駅などの専用アプリとかで道案内してくれるだけでも個人的にはうれしい。プッシュ通知増えそうだけど。
Androidは13から通知系の許諾が必須になったから、こういうSDK入れて位置情報x通知権限を取りに行くのもいいのかも。
仕組み
> Pinnacleの仕組みは、通信機能を搭載した気圧センサーを、気圧の基準点として提供エリア内の複数箇所に配置して、それらの気圧データをクラウドに収集し、スマートフォンや端末に内蔵された気圧センサーの情報を近隣の基準点気圧情報とネットワーク経由で比較分析することによってリアルタイムに高さを推計するというものだ。
天候悪い時の補正がどうなるかとか気になるけど特許取るほどの技術持ってるのはすごい。
MetComとNextNavの関係
> なお、NextNavはMetComの株主の1つではあるが、両社は親会社と子会社という関係ではない。MetComは特定の企業グループには属さない独立した日本のスタートアップ企業であり、NextNavのほかにも京セラコミュニケーションシステム株式会社、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社、セコム株式会社、サン電子株式会社、DRONE FUNDが出資している。
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