ADHDさんは『切り替えスイッチ発動が高コスト』
ADHDさんは、『切り替えスイッチ発動が高コスト』であることを知っていますか。
切り替えスイッチ発動が苦手なために、締め切りに間に合わなかったり、時間にルーズになったりを起こしてしまいます。
そろそろレポートの準備しないと。。そろそろ出かける準備をしないと。。
ADHDさんもそれはわかっているけれど切り替えられないのです。
この切り替えスイッチを楽に発動するには、どうしたらよいのか。
それは「スイッチコストを下げる」になります。
切り替えたあとに楽に動けるように、あらかじめやることを書き出しておくことで、思考回路への負荷が減ります。
ADHDさんは、ワーキングメモリが小さいので、前にやったことの記憶があまり残っていません。いつも初めまして状態です。(なるべく自分だけのメモを残して、未来の自分が楽になるように工夫したいですね。)
ドーパミンも切り替えスイッチコストに影響を与えています。
今やっていることで、ドーパミンが出ていると、なかなか切り替えスイッチは発動しません。逆に切り替え後の作業がわくわくとするもので、ドーパミンがでるものは、かなりスムーズに切り替えができます。
コーチングのわくわくな感情を大切にすることと、同じだなあと思います。
ADHDさんは、自分の傾向を知っておくことで、日々をカイゼンしやすくなります。太りやすいから甘いものを控えようとか、寒がりだから靴下をはこうとか。そんなレベルで十分。
傾向がわかれば、自然と自分の中でカイゼンポイントを見つけやすくなります。
傾向を知って楽なあしたを手に入れましょう~!
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