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ADHDコーチングの流れ(感情について)


私は,ADHDコーチングを受けていただくときに、継続して受けていてほしいと考えています。それは、ADHDさんの進化に流れがあるから。

ADHDさんは、子どもの頃からがんばってきました。それなのに、結果が出ず、回りからも認められなくて、自分を責めてしまっています。それは回りからの批判に耐えるために、あえて強く自分を責めている様子さえあります。

そんなADHDさんに、自分の感情を振り返る余裕はありません。自分の感情を感じることができなくなっています。そうしないと過ごせなかったから。

コーチングでは、クライアントの気持ちや感情を、大切にします。
本当はどうしたいのか。

ADHDさんは感情を聞かれるのが苦手です。いきなり「本当はどうしたいのか」聞かれると困ってしまうことがあります。
理屈抜きの気持ちや感情でどうしたいではなくて、「○○だから○○をするのがよいと思う」と、理論的に答えてしまうのです。

そんなわけで、ADHDさんのコーチングではまず自分で自分を認めてほめるところからスタートします。せめて自分くらい、自分を認めてほめること大切です。それだけで少し気持ちは浮上できるのです。

感情を手にして、ぜひ次のステップに進んでほしいなと考えています。


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