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チャレンジ!!電子工作大作戦~IchigoJamで制御するライブ棒、Ichigoブレード(第3話)

ちょっと前回から間が空いてしまいました。IchigoJamで制御するライブ棒、その名も「Ichigoブレード」。あれからまた秘密裡に研究を重ね、ますます完成度をあげての登場です。

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「Ichigoブレード」とは:
ライブでよくみんなが振り回してる光る棒(キングブレードというらしい)のようなものを目指し、電子工作マガジン(2021年春号)の記事を参考にchitoseArkが開発した魔剣。彼はこれを完成させて、みのりん(茅原実里)のライブに使用するつもりだったらしい。詳細は前記事を参照のこと。

「お前さーあんだけ皆さんに忠告してもらったのに、まだあきらめてなかったわけ?」という声も聞こえてきそうですが、ご安心ください!!やっぱり実際のライブで使用するのはNGかなと思っています。イベント公式の意向に逆らうつもりはないですし、ましてや何か問題が発生したりしたら、何よりアーティストご本人に申し訳ないですからね。

ただそうは言っても、やっぱり作りかけたものは完成させたいわけですよ。

それに前回記事でも書きましたが、時代はコロナ禍。配信ライブとかだって行なわれると思うのです(河口湖みのりんだけはゼッタイゼッタイゼッタイゼッタイ現地でやらなきゃイヤですが)。おうちでライブに参戦するときはこの「Ichigoブレード」だっていいわけですし。

ではあとどんな課題が残っているか。おさらいしときますと、

課題1:IchigoJamの電源どうするの?
 > どうしましょうかね。
課題2:ライブ中にENTERキーなんて押せるか?
 > 前回記事にて解決(提供:十勇士パソコンクラブ・斎藤先生)
課題3:輝度がイマイチ(特に赤と青)
 > 適当な材料が見つかるまで保留。とはいえ屋内ならこれで十分。
課題4:一定回数繰り返すとエラーが発生する
 > 前回記事にて解決(提供:十勇士パソコンクラブ・斎藤先生)

ということで、プログラミング的な課題は前回記事にてご紹介させていただきました長野県上田市の十勇士パソコンクラブ・斎藤先生のご協力によって解決を見たわけです。

さらにあのあと斎藤先生より、現地でキーボードをまったく使わなくても運用できるようにと、IchigoJamの電源を入れればプログラムが自動的に起動する方法を伝授していただきました。以下に紹介します。

1 @ARUN
10 LET [0],`0100,`0110,`0010,`1010,`1000,`1100,`1110,`0000
20 FOR A=0 TO 7
30 OUT [A]
40 IF !BTN() CONT
50 WAIT 10
60 IF BTN() CONT
70 NEXT
80 GOTO 20

先頭に「@ARUN」の行を追加して、「SAVE 0」でファイル0番に保存すると、IchigoJamの電源をONした時にプログラムを自動起動します。これでキーボードを全く使わずに運用できます。
プログラムを止めたい時は、キーボードをつないでESCキーで止めてください。
(斎藤先生アドバイスより)

すごい!素晴らしい!感謝!
確かにそこも気にはなってたんですよ。どうしたって最初のブログラム実行だけは人間が手でやらなきゃいけないと思い込んでいましたからね。いや、こんな方法があるなんて私ひとりじゃ絶対気付きませんでした。本当に何から何までありがとうございました。河口湖にこれ持って行けなくとも、絶対何かの機会に活用します!

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そうなると残っている課題って「IchigoJamの電源どうするの?」に絞られた感じです。まぁこのくらいは自分でGGってみますと…こういうときは大抵モバイルバッテリーを使用しているみたいですね。

んじゃま、このくらいは自己解決でやってみますか。

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さっそく満充電した(と思う)モバイルバッテリーをIchigoJamに接続。

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一応スペック載せとくとこんな感じ。

いざ点灯してみると~!!

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点いたやん!!
しかも自動駆動で!!
ちゃんとスイッチ押すと色も変わるよ!!
(それにしても汚い机だ…)

夜になるとこんな感じだよー。

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ライブっぽく振ってみました!!
少なくとも家の中で弾ける分には十分です。

うわもうこれ完成じゃね!?


そんなこんなで、何とかここまでこぎつけることができました。

twitterでアドバイスいただいた皆様、十勇士パソコンクラブの斎藤先生、そして電子工作マガジンの本記事を書かれた著者の方。私が勢いではじめたことにいろいろご協力くださりまして本当にありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。


そしてここまでお読みの皆様がもしおられましたら。

私みたいな、プログラミングも電子工作もまったくのド素人でもとりあえず作りたいもの作って光らせるまではできたわけです。
「こんなん実現したらおもしろいんじゃね?」とか思っちゃったら、まずは勢いで行く!材料揃えてやってみる!
最初は何かとうまくいきません。私にしたって何度家と秋葉原を往復したか分かりません。でもあきらめなきゃどうにかなるもんです(作りたいものとスキルにもよりますが…)。ラジオのときもそうでしたが、いろいろ手助けしてくださる方がいないとも限りません。


自分の作りたいものを自分で作れるって、とても幸せなことですよ?


最後に、私をここまで導いてくれたみのりんこと茅原実里さんと、いつも愛読している電子工作マガジン(電波新聞社刊)に最大限の感謝を捧げて本稿を締めさせていただきます。これからも関連記事をこのnoteで展開していきますので、どうかどうかこれからもよろしくお願いしますっ!!


6月2日発売、茅原実里15thのバースディライブのDVDです。ほとんどのシングル曲が歌われているというすごいセットリスト。私も予約したんですが、Amazon限定版があるなんて知らなかったなぁ。ここで買うとリーズナブルではありますが、お店(アニメイトやゲーマーズなど)で買うとお店ごとに特典内容が違ったりするので、購入される方はいろんなお店をチェックしてみることをオススメします(アフィ貼ってるからここで買ってってわけではないのですよ)。

現在発売されているのはこれ。今回の「Ichigoブレード」もこの2021春号の記事を参考にしました。私のマガジンでも情報掲載していますが、電子工作のみならずプログラミングやエレクトロニクスの情報も満載ですので、まったく電子工作しなくてもいろいろ充実した内容です。
時期的に6月中旬には夏号が出るはずなので、興味ある方はぜひチェックしてみてくださいな。

次回、いよいよIchigoブレード、感動の完結編…!!


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