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IchigoJamの電源とモニタとキーボードの話
IchigoJamを巡るこの連載記事も第4回目。今回は本来なら前回の続きとなる「IchigoJamデータ保存4個上限問題」について書く予定でしたが、ちょっと気になることがあって少しだけ横道に反れることにしました。
今回のテーマは電源とモニタとキーボードのお話。
いつも私がせっせと貼っているAmazonアソシエイトのこれって、IchigoJam本体しか含まれてないと思うのですよ。
「モニタとかキーボード、電源は別途自分で用意してねっ」というのが基本スタンスのようなんです。
1.電源について
このうち電源についてはMicroUSB端子タイプの充電用アダプタを用意すればいいでしょう。
スマホ(Android系)の充電なんかにもよく使われているのでこれはそんなに入手困難ではありません。
ただし、間違ってType-Cを買ってこないこと!最近はAndroid系も主流がType-Cに移ってきているので、必ずそこは要確認です。
2.モニタについて
お次はモニタですね。これも普通の映像信号用ピンジャック(コンポジットビデオ端子)だからお家にテレビがあれば問題はあまりないかと。
HDMIとかDVI、VGAには対応していないのでそこんとこは要注意!
家にパソコンのモニタしかないよ!というお家は…まずテレビを買うかパソコンでRCA端子の付いたボードなどを付けるところからスタートでしょうか。
3.キーボードについて
最後にキーボード。これがたぶん一番難儀だと思われます。
IchigoJamが対応しているのは「PS/2」というやつなのですが、これはひと昔…いや十昔くらい前に標準的だったキーボードやマウスの規格なのです。
昔からパソコンやってる方なら、接続部分が丸い形をした端子を見たことあるのではないでしょうか。
こんなやつです。
ところがここにひとつ問題があって、IchigoJam側のキーボード繋ぐところはUSB接続なのですね。
「なーんだUSBいけるんだったら普通にUSBキーボード買ってきてつないだらええやん!」
ブブー!!
ペケー!!
ダメー!!
何で?じゃあ何でUSBの端子くっつけとくのよ?と思われるかも知れませんが、あかんもんはあかんのです。
ここでの正解は
PS/2規格のキーボードを用いて変換コネクタ経由でつなぐ
ということになります。
ちなみにこの「変換コネクタ」にもトラップがあって、「PS/2キーボードやマウスをUSB信号に変換して接続する変換器」という仕様のものがあり、これを使うと流れる信号がUSBになってしまうため使用できないとのこと。(chitoseArkも最初これでコネクタ買い直しました!)
このあたりは周りに助言してくれる人がいない環境だと壁になり得る部分ですね…。
なので今回、連載1回分を割いて説明しました。
なおこのあたりの情報は、IchigoJam開発者である福野氏のWebサイト、
<福野泰介の一日一創>
に詳しく書かれているので、こちらを見ると分かりやすいかも。
(むしろ最初からこっちを案内しろよって話)
さて、いよいよIchigoJamを使えるようになったところで、次回から「IchigoJamデータ保存4個上限問題」について触れていきたいと思います。
福野氏サイトに掲載されていたキーボードを2種紹介。
こちらはPS/2のキーボード。要変換コネクタ。
こちらはUSBですがPS/2に変換するコネクタが付属しているようです。
これが変換コネクタ。
電源もモニタもキーボードもすべてついているフルバージョンはこちら。