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みんなに愛されるまちの喫茶店〈マッターホーン本店〉
創業1974年。先代が東京芸大前のマッターホーンで修行後、暖簾分けをしたのがはじまりです。
1個300円前後のお手軽価格のケーキを求めて、ついつい立ち寄ってしまいます。
ドリンクを頼むと、おまかせでケーキや焼き菓子がついてくる、ケーキモーニングが有名。提供はオープンから11時まで。
豊橋市民なら知らない人はいない、代表的なケーキ屋さんです。もう1店舗、つつじヶ丘(市内)に分店があります。
「小さい頃、バースデーケーキはいつもここだった。久しぶりに食べたくなった」
「今でこそケーキ屋さんはたくさんあるけれど、小さい頃は豊橋(まち)でケーキ屋といえばマッターホーンかフランス屋の2店舗だった。大人がマッターホーンの動物の絵柄の袋とか包み紙をお土産で持ってきてくれるととても嬉しかった。パイやタルト、チョコなど当時真新しいジャンルの洋菓子はマッターホーンで知ったことが多かった」
冊子配布後、感想にマッターホーン本店さんの思い出を添えてくださる方が多かったのが印象的です。世代をこえて、長く愛されてきたお店なのだとしみじみ感じました。
看板商品は、ダミエ(220円)
マッターホーン(280円)
そして、チョコレート(写真は10個1300円、他にも数種類あります)は隠れた名品。2代目のイチオシです。(エピソードは冊子でご覧下さいね)
〈編集後記〉冊子製作にあたり、1番はじめにお邪魔したお店。執筆やデザインなど他のお店の基準になるため試行錯誤したもので、何回も(たしか5~6回)撮り直しや何やらで通った思い出があります。スタッフさんも優しくて良い方ばかりで、ありがとうございました。冊子完成後に関係性が続くお店は多くありませんが、河合工場長には新聞取材の際にご一緒させていただくなど、大変お世話になっています。
モデルはnaoちゃんでした。
動物の絵柄があしらわれたペーパーアイテム(写真はコースター、他に包紙や紙袋など)も可愛らしくて定評があります。ぜひ注目してみてください。
最後に、室内に花壇があるのも個人的に好きです。