ワクチン肯定派でもワクチン否定派でもなく私は「博打系死亡率算出型ワクチン尊重派」です
コロナワクチンの肯定派と否定派のそれぞれの主張を見聞きしてみて、私自身はどちらの意見に「そうだそうだ」と賛同するのかな~と思っているが、今のところ、どっちもどっち。
絶対ワクチン打ったほうがええ!ても思わんし、何が何でもワクチン打つな!ても思わん。
正気なトコロ、己の事情があんねんから己の自由でよろしいがな、己の命やねんから知ったこっちゃあるかい!て思う。
肯定する人を否定せず、否定する人を理解しようとする人がいたらその意見に「そうだそうだ」て思うだろうな、そんな意見をまだ聞いたことがないけど。
私はコロナワクチン接種の2回目の30分待機している間にアナフィラキシーショックを起こし「すいません…なんか唇がピリピリちゅうか…そこまでじゃないけどペレペレしてるようなカンジがするけど…基礎疾患あるんでちょっとダメかもしんないスね~」つって、その場でステロイドを注射し家族が呼ばれた。
私の基礎疾患であるサルコイドーシスは全身病であるが肺に病巣が出来やすく、コロナの症状も肺に起こりやすい、よって私は肺が侵されると健康な人よりも重症化しやすい基礎疾患を持っていることになる。
つ~ことはワクチンの副反応で死亡する確率よりも、コロナに感染して肺がやられて死亡する確率のほうが高いだろう、と見積もりワクチン接種を選んだ。
ワクチンの安全性とか効能とか副反応とかメーカーとか生産国とか、一切関係ない。
「どうしたほうが死なない確率が高いか」だけが判断基準である。
闘病10年の間に薬害の無い薬なんてこの世に存在しないことを知ったし、投薬による闘病の決め手は「いかに効能を得るか」てトコには無いのも知った。
重症化や慢性化した患者の闘病はじつは「いかに副作用に耐えられるか」が決め手なのだ、副作用に負けて効能を得れた人を見た事がないのよ。
副作用に耐えられる体力を持っていたら効能も得られるので、回復できる。
強い薬を処方されてまず2週間続く副作用。
コレに耐えたらそこから身体が副作用に慣れて、ようやく効能のみがしっかりと得られてラクになる。
この2週間耐えることを私は「闘病」だと認識してきた。
薬の種類を変える度に「2週間耐えよう」と思う。
2週間経っても身体が副作用に慣れないなら、薬を変えたいと医者に言う。
効能よりも副作用のほうが強く出るなら、回復はしていかないからね。
医者はデータに基づいて「一番効く処方」を選んでいるのであって、自分の身体に合うかどうかは患者本人が判断しないと医者はわかんないよね、服薬してどうなるかは患者の反応でしかないんだから。
データは医者や専門家のほうが多く情報を持っているだろうから聞いて「自分が死なない確率」を自分で出し「一番死なない行動」を選択して、その結果どうなるかを体験してから私は次の行動を決める。
2回目でアナフィラキシーショックを起こしたので、3回目以降はワクチンを打たない選択になった。
そのほうが「死なない確率が高いから」ね。
自室に引きこもって生活をしていた当時の私の状況下では、コロナに感染する確率よりも、3回目のワクチン接種でアナフィラキシーショックがもう1回出る確率のほうが高いだろうから。
自分に当てはめて死亡率を算出しその時々で「一番死ななさそう」な選択をするので、肯定派でも否定派でもなく死亡率算出型の尊重派博打うちである、死亡率が一番低そうなヤツにベットするゼ。
同じワクチンを打っても、副反応は全ての人間が同じように出るわけじゃない、個体差があるのだからそれはやってみないとわかんない。
安全性つぅのは多くのデータが比較的安全な反応を示してますよというデータでしかないので博打みたいなモンだと思っている。
稀に危ない反応を示すデータが自分かもしれないが、大穴ではなく本命に賭ける堅実なギャンブラーてトコかな、私は。
ギャンブラーの言ってるコトには矛盾が多いのが玉にキズだけど。
ま・それで死んだらソコを自分の寿命だと思うことにするので、人生おおかた博打系だね。
飛行機に乗って旅行に行く人が「飛行機落ちたらどうしよう…」と心配の声をあげると伊丹市民の私は自信を持ってお伝えする。
「毎日、どれだけ無事に飛行機が離着陸してるか知らんやろ?伊丹すんげぇうるせぇのよ。航空騒音地区の一般家庭には空調がついてて、窓が重くて分厚くて『ココは監禁部屋か何かでしょうか』みたいな造りになってんねんけどな、そんだけ密閉してても、旋回着陸で家の頭上を飛んでると電話の内容なんて聞こえやしねぇ。伊丹市民同士の電話には『あ・飛行機』て合言葉があってね『ハイどうぞ』て言われるまで黙んねん、相手は何も聞こえない状況やからね飛行機で。日中のしょっちゅう飛んでる時間帯は電話取らないもん。そんだけ飛んでるのに落ちないよ~全然。ニュースは落ちたことしかやんないから『また落ちた』てなるけどね『また飛んでる』て思ってるよ?伊丹市民全員が。落ちない飛行機のほうが多いよ?コロナで便数減ってそのあと戻った時なんてヒドかったよ~3分に1回くらいのペースで朝から晩まで飛んでてサ『こんだけのペースでこんだけの数が飛んだら落ちたりぶつかったりしそうじゃない?何らかの事故が起こりそう』て心配したけど、全部無事に飛んだよ。うるさすぎてノイローゼなるかおもたわ」
ニュースはいつでもね「無事なほう」はやんないのよ、数が多いからね。
数が多いてのは判断材料に出来るよね、確率として高いわけじゃん。
「コロナワクチン打つ?」
「打たない」
「やろ?打たんほうがええで!危ないから!」
「打ったことあるん?」
「1回もない」
「じゃ、危ないかどうかを試してないのね?私は2回打った上で打たない判断をしたけど、2回目にアナフィラキシーショックが起こって私には危ないことが判明したからやねんな。それでも『危ないから打たんほうがええで』とは思わん。だって1回目は何も危ないことはなかったから。2回目を打つ判断をしたくらいやから、コロナ感染で肺ヤラレるほうが危ないな、て思ってる。でも2回目のワクチン打ったら30分以内に危険な状態になったから、自分は3回目は打たないほうがいいな、て判断で打たないことにした。正しく判断して正しく処置すればワクチン打っても命に別条がないことはわかったで。それが私がコロナワクチンを打って知った事実やね。人間て呼吸しないと死ぬやん?コロナ感染したら肺やもんね。心臓と肺は生命維持に関わる臓器やでのぅ…死亡率で考えたら1回目のワクチンでどうなるか試すほうが危険度は低い、て私なら考えるかな」
「そうか…感染したらと考えると…肺か…」
「大阪まで電車通勤してる営業職の人とかだと、ワクチンの副反応で死ぬ確率より、コロナ感染して肺が真っ白になる確率のほうが高いんじゃない?職業とか生活環境とかでいろいろ変わるからねぇ…一概にワクチンが危険ともコロナ感染が危険とも…」
安心できるほうに賭ける、それが博打系死亡率算出型ワクチン尊重派よ。
これまで我が子にもワクチン接種を強制したことはなく、国が行っている予防接種以外もとくにやってはこなかった。
インフルエンザワクチン接種も受けさせたことがなかったが、我が子ふたりは小学生の時にそれぞれ1回ずつインフルエンザにかかっただけ。
本人が受けたいと言わないのならそれを尊重するのが博打系死亡率算出型ワクチン尊重派の姿勢であるが、ただ一度だけ、長男の大学受験の時のみ予防接種を受けさせてみた。
塾に行かせず滑り止めもさせず志望校は国公立のみだったので、さすがにインフルエンザで受験が出来なかったら悔いが残るだろうてとの親心から、受験応援ワクチンのプレゼント。
混んでなさそうで家から近い病院をピックアップしたらそれが新しく出来た小児科だったので、そこでいっか~と思って私が予約を入れたら「トモユキくんはおいくつですか~?」と聞かれた。
「18歳です」
「あ…はい。」
「本人がひとりで行けばいいですよね?」
「あ、はい。ええ、ご本人様…のみで…場所はおわかりですかね…」
「ええ。そのあたり本人の庭ですので大丈夫です」
当日に何を持って来て受付でこれこれこうやと言っていただけましたら…と丁寧な「とうじつのおやくそく」が電話口では発表された。
みなまで言わんでもお察し可能な18歳ですがなとも思ったけれど、そこはじっと聞く。
そうやなァ…小児科てこんなんやったなァ…人畜無害の世界やないか~い!
しばらくぶりに小児科の優しさに満ち溢れた雰囲気に触れちゃったからね、今日はオムライスにケチャップでおなまえでも描いてあげよっかな、ママ。
一度もママなんて呼ばれたことなくて、ずっと名前を呼び捨てでかわいそうなママ、豚キムちょっと辛くしとこ。
夜遅くに帰宅した18歳受験生に日時を伝えて小児科に行けと告げる。
「なんで小児科?」と言う息子に「だってかかりつけは2週間後の予約しか取れへんねんもん」と言って納得させる。
「とってもウケる予約が取れたから、きっと行ったらもっと楽しいでのぅ」
との前フリもちゃんとやっておいた。
予防接種から帰宅した息子に「どうやった?」と聞くと、来院者の8割が泣いている状況で赤ちゃんと幼児の中に混じって絵本を読んで待っていたら看護婦さんに黄色いボイスで呼ばれたそうな。
「トモユキく~ん」
落ち着いて深呼吸をし、十分に間をとってまずは野太い声で返事。
「・・・はい。」
ゴミもホコリも付着しておらんが制服のブレザーの襟を指先で払い、高校のロゴのボタンを閉め、スラックスの折り目をピシッと伸ばして居住まいを正し、背筋を伸ばしたキレイなフォームでゆっくりと立ち上がると、看護婦さんからは「…あぁ」と言う声が漏れたそうである。
受験に必要な度胸が備わっていて何よりだったねぇ。
待ち時間に5冊読めたんだって、絵本。
なかでもアンパンマンが深かったてよ。
ワクチンて「いい」と「わるい」以外にも「おもろい」があんのよ。
「おもろそうやからワクチン打ってくるわ~」て人がいたらその意見に私は「そうだそうだ~!」て言う。
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