神戸南京町トイレ【臥龍殿】
オシャレな街KOBEで一番絢爛豪華なトイレと言えば、南京町のトイレ「臥龍殿」このお屋敷トイレは総工費が、な・なんと7000万円の無料の公衆便所なのです、ションベンばチビる金額やで。
それなのに入場料を取っておりませんのよ。
有料トイレの料金て何ていうの?排泄料?
神戸の南京町はいつでも人が多いし、南京町で一番有名な豚まん屋さんである「老祥記」の行列はいつでも長いんだけどね、南京町にあるこのトイレで私は一度も行列に並んだコトがないのよ。
…あ、一度くらいはあったかな…とにかく忘れるほどの回数しか並んだコトが無いのがこのトイレです。
私は運とカンだけで生きている強運の手相の持ち主なんだけど、駅やショッピングモールのトイレでは必ず行列に並んでいます。
しかしながら強運の持ち主なのでたいがい「和式でいいなら先にどうぞ」て言われて私より前の人が和式ではイヤな人ばかりなので「じゃぁお先にすいませ~ん」つって己の脚力と運でゴボウ抜きしてるの。
そんな強運の持ち主である私が、運など使わずともすんなり入れているトイレが観光地たる観光地神戸南京町の「臥龍殿」なのです。
関西ではおなじみの、休日には1時間で100人以上が利用するトイレの名所だと、このトイレを建てて管理している南京町商店街新興組合は言っているが本当か?
私は18歳から31年もの長きに渡り、多い時には月4~5回このトイレを利用しているが、休日でも行列に並んだ記憶が殆ど無いんですけどねぇ。
あまりに絢爛豪華すぎて「トイレ」だなんて誰も気付かずに「展示物か~」て、通り過ぎてるんだと思うけどな。
だって外観コレやからね。
コレ誰がトイレの入り口や思う?
中国の旧正月のね「春節祭」の獅子舞の展示やな~ゆぅて通り過ぎる、て。
しかも立地もよろしくなくてねぇ…皆さんが写真を撮る「ザ・南京町」スポットである「南京町広場」の前が、
長安門から西安門までの南京町メインストリートなわけだけど、セカンドストリートは私の体感では神戸元町商店街からメインストリートまでの短い区間しかないと踏んでおります。
ゆぅて「老祥記」の前までてカンジ。
南京町に来る観光客の目的の90%は「老祥記」の豚まんでしょうからね。
神戸っ子が南京町に来る目的の100%が「老祥記」の豚まんです。
神戸っ子は元町商店街の中にも「老祥記」の豚まんの店があり、空いているのですぐに買えることも知っていますが、わざわざ並んで南京町に買いに来ています。
地元人はだいたい観光客が集うところを避けて違う店舗に行くんですけどね「老祥記」は南京町の店舗で買わないと味が違うので地元人もわざわざ長蛇の列に並びます。
南京町のメインストリートからは右に左にどんどん路地が出て来るのね、元町商店街に続く脇道には皆さん行ってみたいでしょ?
でも南京町の脇道で生きてる路地て、実質1本しかない。
あとの路地は神戸の観光地「北野異人館」に行くのを目的としてアーケード街に抜ける人たちの通り道としての脇道なだけか、南京町広場が人いっぱいだから仕方なく買い食いをするのに脇道に逸れて道端で食べてる人なんだよね、だから南京町で南西エリアと南東エリアに足を踏み入れる人ってのは、
ハッキリと目的の店が決まってる人か方向音痴の人なのです。
その未開の地である南東エリアの、さらに用事がない脇道に入らないといけないのが、観光地神戸南京町のトイレ「臥龍殿」です。
捜索願でも出すくらいの本気度がないと、見つからないのよこのトイレは。
南京町の3つ目の門、ご存知かしら?
「海榮門」つぅんだけど。
南京町には門が3つあるんだけど「海榮門」は知られてない自信があるよね、兵庫県民として。
だって「海榮門」の写真を撮ってる人、1回も見た事ないもの。
「海榮門」をくぐる人は中国食材の搬入に来た業者しかいないんじゃないかな。
絢爛豪華なトイレ「臥龍殿」に行くには「南京町広場」から「海榮門」を目指して歩くんだけども門までは行かずに、トルコアイスの前で勇気を振り絞って左の脇道に入らなければならない狭き門でございますよ。
脇道に入ったら観光客が喜ぶような店は一切ございません。
だって市民トイレなんだから「臥龍殿」以外は無いのよ、その脇道に入る目的はトイレなんだから飲食店があろうはずがないよね。
トイレ前のジューススタンドでパインジュース飲みたいか?つぅハナシで、だから屋台も何も無いのです。
路地に入る手前から「何もないな~」というのは目視できます。
あまりに何もないので絢爛豪華である「臥龍殿」すら見落とすという目の錯覚が生まれるので注視しておいてください。
南京町に公衆便所があることを知らないと行くことがままならない便所、それが「臥龍殿」ですからね。
南京町では「海栄門」と「臥龍殿」を撮る行為が最もツウなので、観光客だとバレたくなければ「海栄門」と「臥龍殿」を撮るがよい、役所の人だと思われて道を聞かれるだろうけど。
これ入っていいん?て思うSTAFF ONLY感タップリな雰囲気の入り口を思い切って進みますと、
だいぶとスリムな個室のドアが並びます。
ドア一枚一枚いちいち絵が違う豪華さもさることながら、
取っ手は龍、
ドアの下部にまで細工が行き渡っていますので「片手で押せるかな?」と思いながら押し開けてくださいね、片手でいけます。
とても治安が良い都市、それが神戸です。
だって商店街のほとんどの店は11時開店で、早いと17時には閉まってしまい、18時でやってる店は数件です。
いまどき田舎のスーパーでも21時までやってるっつ~のに、いつまでも開かねぇ閉まるの早えぇ、街ブラするつもりだとなかなか観光客泣かせの神戸となっております。
神戸の夜の商店街はね「安全に駅まで行くための道」です。
煌々と明かりが点いているシャッター商店街。
神戸の夕食でリーズナブルさを求めるならば、山側の居酒屋メインの飲食店エリアか地下か高架下に行きましょう。
旧居留地エリアや海側エリアのザ・お洒落なマチKOBEで食べられているのは夕食ではなくてディナーですのでね、特別な日に行きましょう。
元町南京町の店舗の中も、夜はザ・お洒落なマチKOBEです。
ランチや日中の屋台のようなリーズナブルな価格ではありませんよ、南京町の夜は。
ディナーのコースの価格設定で入りましょうね、公衆便所の総工費が7000万円であることをお忘れなく。
あ、ほんでこれは余談でお得な情報なんだけど、神戸元町商店街から南京町に行く途中に、わりと手前で左側に「サンワ」ていうフルーツ屋さんが出てくるんだけど、店舗前にジューススタンドがあるからコレは飲むべきよ、映えないけど本物の味で低価格。
ナミナミと入ってるからどんな神戸美人でもクチで迎えに行くカンジになるブサイクジュース「メロン」があったらラッキーデーですメロン一択やで。
サンワの横の路地からジュース飲みながら南京町入って行ったらイイからね、南京町に行くならサンワのジュースからスタートしな。
総工費7000万円の公衆便所「臥龍殿」南京町に行った折には、行こうと思ってちゃんと目指して辿り着いてくださいね。
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