アウンサンスーチー氏が拘束?ミャンマーで一体何が起きているのか。
さて、本日は最近話題のミャンマーについて私なりにまとめてみました。
今回のクーデターは今回拘束された、
「アウンサンスーチーさん派(国民民主連盟)」と「旧軍事政権側(国軍)」の争いがきっかけとなっているようです。
アウンサンスーチーさんは何度も逮捕や自宅で軟禁をされながら、
長年民主化運動を率いてきた”大統領を超越する存在”などと呼ばれる事実上の最高指導者でした。
そして昨年11月に行われた選挙でもアウンサンスーチーさん派は圧勝し、
続投ほぼ確実といわれておりましたが、それに不満をもった国軍が「不正選挙での勝利だ」と強く不満を表明。
そして2月1日に開始する新体制での議会を前に、クーデターを起こしたという訳だそうです。
ネット上の調べでは結果、昨年11月におこなわれた選挙での不正が原因というのが表向きの情報です。
”ミャンマー” ”クーデター” と検索エンジンにかけると”中国”も合わせて出てくることが多く、
今回のクーデターが起こった要因の1つに中国の介入があったのか?とも考えましたがここは不明。
ですが、以前中国と国軍が主体となった「巨大ダムの建設」「中国・ミャンマーをつなぐ鉄道」の計画が、
民主化後の反対運動をきっかけに中断していたということもあり、ありえない話ではないのかなと。
以前ミャンマーでクーデターが起きた際、日本は政府開発援助を続け現在も高い援助水準を保ったままだとのことですが、
アメリカなどでは、クーデタで権力を握った政権への援助を禁じる法律があるため、
今後日本からの援助に関してはアメリカににらまれてしまうのではないでしょうか。
そしてその隙間に中国が入り込むというのが私の勝手な予想です。
現在首都では電話やインターネットの回線が遮断、国営放送の放送中止、
金融サービスの一時的な停止などもあり、ネット上には同じような内容のニュースしかありませんでした。
ご近所さんですし、日系製造業は工場も少なくはないため、今後の動きから目が離せませんね。