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【知多郡美浜町】野間埼灯台の「現代版 灯台守」が名古屋在住のカップルに決定!

愛知県知多郡美浜町の町づくりや「野間埼灯台登れる化プロジェクト」を行う野間埼灯台ポータル化実行委員会が11月3日(金・祝)11月4日(土)に「野間埼灯台 灯台の日イベント」を開催。
一般公募から選任された「現代版 灯台守」2名がお披露目式典で発表された。


「現代版 灯台守」が名古屋在住のカップルに決定!

現在は美浜まちラボが航路標識協力団体として灯台の管理を委託されており、月に2回ほど一般公開を実施しているが、今後の地域を盛り上げていくために「現代版 灯台守」を公募。
遠くは東京、大阪から20代〜60代の約30組以上から応募があり、選考の結果、東海市出身のプロカメラマンの男性と静岡県磐田市出身のキッチンカー運営事業志望の女性のカップルが選出された。

「現代版 灯台守」からのメッセージ

写真中央:現代版 灯台守に任命された名古屋在住のカップル 佐々木美佳(25)、仙敷裕也(35)

【仙敷 裕也・せんしき ゆうや(35)】愛知県東海市出身

私は普段カメラマンをしておりまして、ここ野間埼灯台で年間100件以上ウェディングフォトの撮影をしています。この場所での撮影を通して仕事が軌道にのることができたので、この町のために何か力になれることはないかと思い今回参加させていただきました。ここ野間埼灯台で撮影をした方が、大切な思い出の地としてまた戻ってきたいと思えるような場所作りをしていきたいと思っています。


【佐々木 美佳・ささき みか(25)】静岡県磐田市出身

キッチンカー開業のために、10月末で勤めていた会社を退職しました。現在はキッチンカー開業に向けて試作品作りや、SNSの活用をしています。
この度、現代版灯台守に就任しましたので、地域の皆さんと協力し、イベント開催や、この場所にマルシェのイメージ付けをして野間埼灯台を盛り上げていきたいです。まだ就任したばかりなのでこれからいろいろと出来ることを考えて野間埼灯台を中心とした地域活性化をしていきたいと思っています。

お披露目式典が11/4に開催

11月18日~24日(金)の1週間にわたり、紫色のライトアップが灯台を彩った。

11月4日14時半から行われた式典では、美浜町町長、名古屋海上保安部、主催の美浜まちラボから挨拶があり、地域住民やイベントに訪れた観光客が見守る中、「現代版 灯台守」に決定した2名が登場。お披露目トークショーが行われた。

11月3日、11月4日と2日間にわたり行われた「野間埼灯台 灯台の日イベント」は、町づくりや野間埼灯台登れる化プロジェクトを行う野間埼灯台ポータル化実行委員会が主催したもの。
当日は高さ18mの灯台に2日間で270人が登り、砂浜でのハンモックや灯台に投影されたプロジェクションマッピングを楽しむ人の姿も見られた。

この取り組みは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、⽇本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく「海と灯台プロジェクト」の助成を受けて実施している。

イベント開催概要

イベント名:灯台の日イベント
日時:2023年11月3日(金・祝)、 4日(土) 10:00~20:00
会場:野間埼灯台(愛知県知多郡美浜町小野浦岩成20-1)
プログラム:
・灯台開放
・プロジェクションマッピング
・チェアリングサービス
・ドリンク販売
・菓子まき(11/4)
・現代版 灯台守お披露目式典(11/4)
主催:野間崎灯台ポータル化実行委員会
共催:一般社団法人 美浜まちラボ、日本財団「海と灯台プロジェクト」
協力:名古屋海上保安部、美浜町、一般社団法人あいち美浜町観光協会、美浜町商工会、一般社団法人 海と日本プロジェクト in 愛知、株式会社WC

今後のイベントにも注目

2023年12月9日(土) 「灯台開放日」

灯台に登り伊勢湾の眺望を楽しむ事ができる。

2023年12月9日(土) 「愛知る灯台ロゲイニング」

配られた地図をもとに、多数設置されたチェックポイントを制限時間内にまわり、得られた得点を競うアウトドアゲーム。
ゴール地点までどのルートで効率よくまわるか。
体力だけではなく、頭脳も求められる戦略的な面白さがある。
途中、休憩や飲食も自由に取ることが可能。 

野間埼灯台(のまさきとうだい)とは

1921年に点灯した灯台で、現存する灯台としては愛知県最古。100年以上伊勢湾の安全を見守り、名古屋港の輸出入を支え、モノづくり愛知、そして中京工業地帯の発展に寄与してきた灯台。
風光明媚な海岸にそびえ立つ姿は、とても美しく、地元の美浜町はもちろん、知多半島のランドマークとして愛されている。

恋人たちが南京錠を掛け、永遠を誓う場所としても有名で、休日はウエディングフォトの撮影場所として、多くのカップルが訪れる。
近年は伊勢湾を行く船だけでなく、恋人たちの未来を導く灯台となっている。

野間埼灯台ポータル化実行委員会について

2022年6月に愛知県知多郡美浜町の企業・自治体関係者らが集まり結成。愛知県民や観光客の来訪を増やし、灯台を継続的な地域観光ポータルとして知多半島エリアの活性化を目指す団体。

海と灯台プロジェクト 概要

海と灯台プロジェクト 新たな灯台利活用モデル事業
日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、⽇本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく「海と灯台プロジェクト」。その取り組みのひとつである「新たな灯台利活用モデル事業」は、灯台の様々な利活用モデルを創出することで、灯台の存在意義を高め、灯台を起点とする海洋文化を次世代へと継承していくことを目的としています。


記事提供:日本財団「海と日本プロジェクト」

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