大人の階段登る、高い壁、胃袋。
久しぶりのPC起動。そしてノートへの記事投稿。
仕事の忙しさもあるが、プライベートでやることと休養も取りたいことから中々PCの前に座れなかった自分。でも、向き合うと本当キーボードをカタカタしたい衝動に駆られる。そう、ノートへの記事投稿はいつでも楽しいもので、自分の思ったことを書き連ねる行為そのものが自分にとって心地いいのだ。
そんな心底他人からするとどうでもいい自身の心境はさておき、いざ何か書こうと思ってもネタがなければキーボードを打つ手も進まない訳だ。
というわけで、2021年10月11日現在、募集中の記事に目を向ける。
ああ、これは書けそうだ、指が進みそうだ、というネタが早速見つかる。
書いていこうじゃないか。そう思ってすぐ、こう思った。
「3曲って、少なくね?」
人それぞれ、思い出のスキな曲はいっぱいあるものだ。それを3曲にまず絞るのかと。うん、難題だ。
でもまあ、その時々のスキは変わるものだと自分に言い聞かせ、思いついた3曲を暑くもとい(今日の東京は暑かった)熱く語ってみようじゃないか。では行ってみよう。
1、想い出がいっぱい H2O
引用元:Youtube
「大人の階段上る 君はまだシンデレラさ」
「幸せは誰かがきっと 運んでくれると信じてるね」
幼少期、車のラジオから流れてきていたこの曲のメロディーがやけに脳裏にこびりつく。親父の車、よく乗っていろんなところに連れて行ってもらった。
ラジオからは何故かこの曲がよくかかっていた。今となってはラジオではなく、カセットテープだったかもしれない。
親父がこの曲を好きだったかは今はもう確認のしようがないが、この曲がどんな曲か知るのはそれから15年以上先の話になる。
中学生の頃、合唱コンクールで自分の下の代の子達の課題曲として、この曲を聴く。その時に、幼少期の想い出がフラッシュバックしてくる。
「え、この曲って本当にあったのか」
そう、車の中で聴いていたこの曲は、記憶の中だけの存在だと思っていたのだ。
実際にその曲を聴きながら、幼少期の想い出が蘇ってきて、気づいたら聴き入っていた。素直に、想い出の曲に出会えて嬉しかった。
それから高校生になり、カラオケに行き始める。そこで、この曲を自分が歌う機会があった。
流れてくる映像は「みゆき」。
かの有名なあだち充先生の作品だ。
この主題歌であったことをここで知る。
自分の中で、やっと合点が行った気がした。ああ、確かにその世代だったのかと。
そこからはカラオケでもちょこちょこ歌ったり、実際に曲を聴いたりする機会に恵まれ、今ではすっかりお気に入りの曲となった。
自分自身、まだまだ「大人の階段」を上りきれていないけれど、歌詞にある幸せを運べる方の人間になっていければ、そうなっていかないとな、と思いながら感慨に耽っている。ああ、カラオケ行きたいなぁ。
あれ、これって熱く語るんだっけか。しまった。普通に想い出話で終わっている。熱く語るのは次の曲に任せてみよう。では2つ目。
2、終わりなき旅 Mr.Children
引用元:Youtube
先に言っておきますが、私は重度のミスチルファンです。ここ最近は少し鳴りを潜めてきましたが、高校生からずっと好きなバンドなのです。
そんなミスチルとの出会いは中学生。姉がミスチルにハマっていて、CDを聴いている横で私もそのメロディーを聴いていたのだ。よく試験勉強中にかけていた想い出がある。ただ、この時はまだ聞き込んだりしていない。何より私は勉強中に音楽を聴くと集中力がなくなるので、すぐに勉強は図書館で行うようになって行ったのだ。
さて、そんな軽くミスチルに出会っていた私だが、高校生で転機が訪れる。
当時、高校生に流行っていたもの、それはMDウォークマンだ。
私も高校生にして初めてその製品を買い、早速音楽の世界にハマるぞ!と思ったのだが、それまでまともに音楽を聴いていなかった私(音楽番組とかは見ていたから、流行りの曲は知っていた程度。モー娘。KinKi Kidsとか当時流行ってたなぁ。)、実際に買ってみたはいいものの、何を聴けばいいのかわからなかった。
そんな時に、ふと中学生時代の想い出が蘇る。
「あ、そうだ、ミスチル聴いてみよう。」
早速姉からCDを借りて、MDに録音(今の学生はこういうの知らないのかなぁ)。
そこから私のミスチル生活が始まった。
やっぱり初めて聴いた曲や、歌手は自然とお気に入りになっていくもので、気づいたらずっとミスチルを聴いていました。ちょうどその当時はベストアルバム(通称「肉」、「骨」)がでたタイミングで、クラスでもミスチルが大ブームだったから乗りやすかったのもある。
そして、高校生のイベントとして大きなもの、それが「大学受験」である。
ここまで読んできてくれた皆さんなら、この先の展開は予想できるだろう。日々の勉強づけの毎日、もちろん支えになったのはミスチル。その中でも元気が出る、やる気が出る、元サッカー日本代表長谷部が大事な試合の前にこの曲を聴く、ということで有名な、そう、「終わりなき旅」だ。
受験の時に聴いていて、かの有名なフレーズ
「高ければ高い壁の方が 登った時気持ちいいもんな
まだ限界だなんて認めちゃいないさ」
これは、本当に励まされる!ということで高校三年生の私はこの曲をヘビロテしながら勉強に励み、無事に大学合格。どんな人にも応援ソングってあると個人的に思っているけれど、私にとって一番の応援ソングはやっぱりこれかなと思ってたりします。
もちろん、今も頑張りたい時にこの曲を聴いて勇気をもらってます。これからもよろしく!
3、友とコーヒーと嘘と胃袋 Mr.Children
引用元:Amazon
またミスチルか!というツッコミが来ることは置いといて、先程の終わりなき旅とは方向性が全く異なる異色の曲を最後に上げます。というか、熱く語れてるのか心配。熱いってそもそも何なのか、自問自答し始めた今の自分。まあ、指がスラスラ動いているから、自分の中で熱くなってるものがあるんだろう。それが答えでいいやと自分に言い聞かせて、最後の曲を語ってこ。
結論:カラオケで歌うと笑われるかドン引きかの二択
個人的ミスチルのアルバムの中で今でも急に聴きたくなる名盤ランキング第一位の「Q」より、他のアルバムと比較してもクセが強い曲が集まっているアルバムの中でも特に異彩を放っているこの曲。なんと言っても、ある精神科の先生がこの曲を聴いた時の感想が「まともな人がこんな曲は書けない。何か心に病を持っているのでは?」(筆者うろ覚えの知識なので、間違ってたらすみません。)と言わしめたその独特な歌詞。はい、私こういった曲、大好きなんです。
彼女とコーヒーの下りは大人になってから実感することが多くなり、より一層自分の中でこの曲に対しての親近感が湧きました。
コーヒー飲むときに勝手に脳内で「紅茶よりもコーヒーを飲むんだよ」というフレーズが勝手に脳内再生され、Qのノスタルジックな世界に引き込まれます。
一口、また一口とコーヒーを飲むたびに「コーヒーをぉ、飲むよ〜、タバコもぉ、飲むよ〜!何だって!飲むよ!」と意味不明なテンションの上がり方をして、気づいたら筋肉に問いかける自分がいるんです。
そりゃ、お酒を飲んだら粋になるよね、野坂啓治に、藤原組長でしょ。粋だね。下町情緒だね。
おっと、これは脱線。まぁ楽しいからいいかと思うけど、脱線も楽しければ良しだけど、惰性で生きるのはだめだね。ん?上手いこと言った?
と、ここまで意味不明な、何言ってんだこいつになった人はぜひ、この曲を聴いてみてください。意味がわかります。
なんだろう、この曲を聴くと、終わりなき旅とは違ったベクトルで元気をもらえるんですよね。ちょっとクスッとしたテンションの上げ方をする時とか、もちろんお酒が入っている席でさらにテンションを上げたい時とか。兎にも角にも不思議な魅力で溢れた曲。
特に、見れる環境であればライブ「Q」で披露されたバージョンがおすすめ。お客さんと桜井さんの掛け合いと、桜井さんの筋肉描写は一見の価値ありです。
さて、熱く語ることをテーマに書いてきたけれども、なんだかんだで手がスラスラ進んで自分でもおかしな方向に突っ走ってしまった感が否めないけれども、しっかり書けてきたのは私の中で、この3曲が熱く語れるスキな曲だった訳なのかなと思いました。
そう、結局はこの曲たちも、エネルギーとして私の中で燃えるものを与えてくれたのです。
で、あれば最後にやることは一つ。そのエネルギーを全部、筋肉に変えてしまおう。
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