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岩手競馬ミリオンライブコラボデー遠征記【Misskey.io競馬部AdventCalendar】


当記事はMisskey.io競馬部2024年Advent Calendar企画の12月13日分として執筆されたものです。
Misskey.io競馬部はSNS「Misskey.io」のチャンネルの一つとして稼働しており、毎日何かしらの競馬の話題で盛り上がっているので競馬好きの方は是非一度覗いてみてください。
なお、アドカレの筆者担当分は二本立てとなっています。

↓もう一本の記事↓



馬券は20歳になってから 程よく楽しむ大人の遊び


1. 青天の霹靂

本当に突然でした。2024年4月10日、岩手競馬とミリオンライブのコラボ発表。

筆者が競馬にどっぷりハマって早3年、それよりも前から追っていたコンテンツと競馬が組む時が来たとは⋯⋯。
同じアイドルマスターに属するSideMが以前大井競馬と組んだことがあるというのは知っていましたが、元々南関四場はコラボを企画することが多いですし、何よりSideMには山下次郎という競馬好きなアイドルが居るという決定的な接点と理由がありました。まさかサブカルコラボとはまるで無縁だった岩手競馬(実は全国各地の地方競馬とコラボ企画を打ちまくっているウマ娘ですら岩手競馬とは組んだことがありません)が、乗馬との接点こそあれど競馬には縁のないミリオンライブに声をかけるとは、誰が予想できたでしょうか。このコラボが発表されたときの私の第一印象も「やった競馬コラボ⋯⋯岩手ぇ!?」と、まずコラボ相手の方に驚きが行ったのでした。もしやるものならてっきり南関だと思っていましたので。

メインの人選は桜守歌織、馬場このみ、百瀬莉緒の3人。ミリオンライブには馬券の買える20歳以上のアイドルが6人居ますが、その中からこの3人がメインに選ばれました。歌織さんは乗馬趣味持ちで馬との接点あり。このみさんは姓ネタ。莉緒姉は……謎です。とりあえず23歳以上という共通点はあります。
(他の20歳以上アイドル3人(北上麗花二階堂千鶴豊川風花)もグッズでコラボに絡みました)

4月末にニコニコ超会議でのプレ企画がなされてから日が経ち、7月1日に遂にコラボデーの詳細が発表。時期は「秋」と聞いていたので10月あたりを想定していましたが、発表された日にちはあろうことか9月1日まだ夏も夏じゃねぇか!ともかく、ミリオンと競馬、今好きなものの二大巨頭が手を組んだのを逃す手はないとして、大急ぎで盛岡遠征の計画を立てたのでした。


2. 旅程計画

えきねっとへ哀を込めて

筆者が住んでいる栃木の北部から東北へ向かう手段は大きく分けて「新幹線」「在来線」「自家用車」の三つ。ちなみに栃木に空港はありませんし、高速バスもよくある東名京阪との間しかありません。ままならないね。
前後の予定と宿代削減の関係で日帰り条件も付いてしまったため、所要時間の関係でまず在来線は除外。自家用車も当日自由に動かせる車が軽トラしか無く、どう考えても道中が地獄になるとして除外。結局新幹線で向かうことになりました。

さて、新幹線しか手段が無さそうで、実際の遠征日までは2ヶ月ほどある。こうなれば早割を使わない手はありません。早速えきねっとで盛岡行きのチケットを買おうとしたのですが⋯⋯

  • 下り便では宇都宮以外の栃木の新幹線駅はそもそも早割対象外

  • えきねっとの早割は区間ごとではなく便ごとに適用になる

  • 利用したい時間帯の宇都宮~仙台間の便が早割対象外
    (仙台乗り換えルートはアウト)

  • 朝に栃木の新幹線駅に停まる下りの新幹線はほぼ仙台終点
    (つまり早割の使えない便だらけ。盛岡終点便は非常に少ない)

  • 昼の便で行くとトークショーの時間に間に合わないため朝の便で行くしかない

  • 盛岡発着のやまびこは栃木では宇都宮にしか停まらない
    (栃木北部の那須塩原での途中乗車・下車は不可能。つまり栃木北部と宇都宮の往復移動が道中さらに加算される。これが結構重たい)

  • 盛岡発着の上り新幹線はほぼはやぶさ
    (はやぶさは栃木の新幹線駅には停車しない)

⋯⋯この七点により当初立てていた計画をこれでもかと狂わされました。かねてからえきねっとは使いづらいとの評判は耳にしていましたが、何故そんな評が立っているかの所以をこれでもかと味わいました。お財布の事情から早割を使わないことはできず、なんとか早割を適用できる便を探してチケットの確保はできたものの、その代償として行き帰りが過酷な旅が約束されてしまったのでした⋯⋯。


3. コラボデー当日

3-1. 行きの道中

迎えた2024年9月1日、コラボデー当日。
えきねっとの仕業によって当初より出発時間が早くなってしまった結果、朝がすこぶる苦手な筆者は宇都宮に着く頃には既に死に体。ジャーせずになんとか盛岡行きの便へは乗車できたものの、意識は朦朧、落ちて戻ってを繰り返し。そうこうしているうちに⋯⋯

きたかみれいか
盛岡初上陸

盛岡駅に到着。到着時間の関係で元々特別送迎バスは使えないことが分かっていたので、通常のシャトルバスで盛岡競馬場へ向かいます。通常のバスの中も盛岡競馬場へ向かう人で結構賑わっておりました。盛岡競馬場は山の中だとは聞いていましたが、バス乗車中は思った以上に「どこに向かってるんだろうこのバス⋯⋯?」という感覚がありました。

3-2. 盛岡競馬場OROパーク到着

バスでの所要時間は30分ほどだったでしょうか。OROパークこと盛岡競馬場に到着です。特別バス組より少し遅れての入場だったので指定席が無くなってるんじゃないかとヒヤヒヤしていましたが、割と余裕がありました。1500円で指定席券を買い、入場。

ゲート入場すぐ、スタンド前。騎手旗が良い

本当にコラボやっとるやんけ。

今年からJpnIIに昇格した不来方賞の告知が随所にありました

かおこのりおのボードとプロちゃんたちの多さに本当にコラボやってるんだという実感が湧いてきました。筆者が到着した頃には既に物販等の行列は落ち着いていていましたが、ここまでの長時間移動の疲弊が大きかったので、まずはスタンドの指定席で一息つくことに。

3-3. アナザーミッション

指定席からの光景。直線長い⋯⋯

指定席はドリンク飲み放題。レーシングプログラムを見ながら計画を立てます。そしてまず取り掛かったのは⋯⋯

トリガミ上等の抽選会用馬券
ライトバックの応援馬券

抽選会用の馬券生成と、今年春の桜花賞とオークスで筆者の脳を灼きに灼きまくったレイクヴィラファーム出身馬、ライトバックの応援馬券生成。奇しくもこの日はライトバックが中央競馬でGIII新潟記念に出走する日でもあり、盛岡競馬場はJ-PLACE(地方競馬に設置されている中央競馬の場外馬券売場)もあるということでこの馬券生成も遠征ミッションの一つでした。WINSもJ-PLACEも遠い土地の民は紙馬券を作ろうとすると自ずと遠征になってしまうので、主目的のついでで好きな馬の応援馬券が作れるのは僥倖なわけです。
ライトバックの爆走を期待しながらウキウキで応援馬券を生成していましたが、この後まさかあんなことになろうとは⋯⋯。

3-4. vsジャンボ焼き鳥

ノルマにしていた馬券を生成したところで、次は昼食。場内を探検しつつ、Misskey.io競馬部で盛岡競馬場名物と伺っていた「ジャンボ焼き鳥」を探します。

地方所属のまま中央GIを制した岩手の英雄、メイセイオペラの展示もありました
休憩所らしき建物にもボードが

スタンド、休憩所らしき建物、キッチンカー群を抜け、場内を横断して「屋台村」と書かれた建物を発見。どうやらフードコートのようです。

案の定大行列。厨房もフル稼働でした

ようやく見つけました、ジャンボ焼き鳥の「鳥喜」さんです。塩、タレ、梅、タバスコ、NOSAKAスペシャルの五つの味があるようです。この日はあまり胃の調子もよろしくなかったので、食べ切れるかなと不安になりつつ、タレと梅の二つを頼みます。

上: タレ 下: 梅

うぉ⋯でっか⋯⋯♡

こぶし大二つほどの巨大な肉塊が二つ。「これもう焼き鳥というよりチキンステーキでは?」と思いながら口にします。

凄い。ちゃんと焼き鳥の味がする。

ジャンボ系にありがちな大味な感じはなく、中までしっかり焼き鳥らしい香ばしさが続く不思議な一品。また一口、ついまた一口。気が付くと眼の前にあったはずの巨大肉塊がすっぽり胃に収まってしまっていました。名物として語られるのも頷けます。想像していたより数段美味しかったです。ごちそうさまでした。お寄りの際は是非。

3-5. トークショー

大満足の昼食を終え、トークショー会場へ。てっきりスタンド内の大モニター前のステージでやるものかと思っていましたが、野外ステージの方でした。野外ステージには既に結構な数の人が待機。

予定の14時50分から少し遅れてトークショー開始。司会は岩手競馬ではお馴染みふじポンさん。ふじポンさんのウマ娘匂わせの振りに、ウマ娘にも出演している髙橋ミナミさんがいきなり「今日は馬場このみです!!」などとぶっ込んでいきなりチキンレース開幕。笑いを誘っていました。お二人揃って卑怯。

自己紹介と軽いトークの後は、協賛競走の第8レース「ミリオンライブ!コラボ記念賞」の予想会。「7→6→5はどうせ買ってるんでしょう?」とのたかみなさんからのツッコミに始まり、各々の注目馬の紹介(山口立花子→1番アンジェリカル、髙橋ミナミ→2番ルナテンソウマオ、香里有佐→3番フェブサンカラ)、そのほか語呂合わせや誕生日合わせなどの案が挙がっていたように記憶しています。

3-6. 抽選会と事件

トークショー終了後は抽選会へ大移動。抽選会は16時開始予定でしたが、あまりの列の規模にかなり早めの開始になっていたと記憶しています。

そして抽選会の列に並んでいるとき、事件が。
ちょうど中央のメインレース発走の時間帯だったので、ライトバックの勇姿を見るべく、瀕死になっている携帯回線を辿りながらJRAのネット中継を見ようとしたところ、何やら様子がおかしい。大幅な出走時間の遅れが生じていました。そして場内に聞こえてきたアナウンス。

ライトバックの競走除外。

⋯⋯実はこの少し前、ハミが抜けてしまったライトバックが放馬し大暴れしていたというのです。外ラチを破壊して厩舎地区まで逃げてしまうほどの暴走だったようで、馬体検査、四肢挫創で当然競走除外。元々気性がかなり危うい子ではありましたが、ここまでの事件となってしまうと後々の精神面も心配になり、とにかく頭を抱えるしかないのでした。

頭が真っ白になりながら回した抽選は案の定ハズレでした。

3-6. コラボ記念競走

なんとか気を取り直してコラボ記念競走の8Rのパドックへ。

盛岡競馬場パドック

パドックも見て印は以下のように決定。
◎ 6番ビッグシシールーフ
◯ 1番アンジェリカル
▲ 7番ベアビリーブ
馬券はビッグシシールーフの単勝と1,6,7馬複ボックスにしました。

16時25分、盛岡8R「ミリオンライブ!コラボ記念賞」発走。
ちなみに7→6→5の三連単は最終的に10番人気になりましたが、30番人気内に5が入っている順列はこれだけだったので結構な異常オッズです。

揃ったスタートから1番アンジェリカルが出鞭も付けてハナへ。やや縦長気味の隊列のまま進行するも、3角4角あたりで先行馬群の中に居た10番コンバットアンジュと8番デッドアヘッドが前に進出。アンジェリカルが伸びきれない中、6番ビッグシシールーフと道中ほぼ最後方に居た9番ホーリーバジルが猛追。最後はコンバットアンジュがもう一伸びを見せ、1着入線。2着争いはデッドアヘッド、ビッグシシールーフ、ホーリーバジルの3頭が一気になだれ込む激戦に。

そして結果は⋯⋯

2024年9月1日 盛岡8R「ミリオンライブ!コラボ記念賞(C1一組)」 結果
1着 10番 コンバットアンジュ (6番人気)
2着 9番 ホーリーバジル (7番人気)
3着 8番 デッドアヘッド (4番人気)

見事に外決着

狙い目の子たちは綺麗にそれ4それ5それ6でした。そして6番人気と7番人気が馬券内に居る時点で嫌な予感がしていましたが、確定からの払戻発表で場内騒然。

盛岡で三連単6桁なんてなかなか無いぞ

堅い決着が多い盛岡では珍しい、万馬券だらけのトンデモ大荒れ決着。場内からは至る所から「わかるかー!!」の声が聞こえてきていました。コラボ記念競走ピンポイントでこの大荒れを引くんですからバンナムと岩手競馬は「持ってる」と思います。8-8の枠連が「馬場」と読めるとも話題になっていたような。当てられた人、おめでとうございます。

3-7. 一 発 逆 転 明 神 崎 賞

大混沌のコラボ記念競走が終わり、9Rの明神崎賞へ。この明神崎賞、前日の下調べで馬柱を見たとき「なんじゃこりゃ⋯⋯」という感想が湧いたレースでした。というのもこのレース、5走馬柱に一つも1着の表示が見当たらなかったのです。つまり5走以内に誰も勝てていない、最近勝ちから遠ざかっている馬しか居ない超難解なレースどこの高知ファイナルですかこれ?いつもなら「見(ケン)」したいレースですが、難解なレースなものの挑み甲斐もある、当てられたら自信になるだろうなと思って挑戦することにしました。

さて近走成績は全くアテにならないので、オッズも見ずに血統とパドックのみで判断することに。パドックは5番モルデュールと10番ムーンダイヤモンドが良さそう。モルデュールは父ビッグアーサーでスプリント適性良し。ムーンダイヤモンドは⋯父サトノダイヤモンドかぁ⋯スプリント大丈夫かな⋯⋯。片方不安がありつつも2頭の単勝を購入。

ワイドや馬複にできないあたり自信の無さが見て取れる

16時55分、発走。結果は⋯⋯

直線で心拍数が変なことになってたような記憶

2024年9月1日 盛岡9R「明神崎賞(C1)」 結果
1着 10番 ムーンダイヤモンド (1番人気)
2着 5番 モルデュール (3番人気)
3着 7番 ジュエルマドンナ (2番人気)

なんと注目した馬でワンツーフィニッシュ。自分でもびっくりしました。上位人気で決まるカチカチの結果でしたが、難解なレースを自分の目で当てられたというのは結構な自信になりました。

3-8. ビューチフルドリーマーカップ

10Rデルフィニウム賞はココマンダリン単勝1点を3着で軽く外し、いよいよ最終レースかつメインレースの牝馬限定重賞、ビューチフルドリーマーカップへ。実はこのレース、出馬表を見たときに「あの子に会えるんか!?」と嬉しくなった馬が居ました。
その子とは、ティーズハクアラブラブパイロ。かつてリアルダービースタリオンという企画で産まれた牝馬クールフォルテと戦ったライバルたちです。特にハクアは行く先々で何度も戦ったので、いつメン(いつものメンバー)の一角に数えられていました。

ラブラブパイロ
ティーズハクア。目線頂きました

レース中はクールフォルテのライバルたちの走りを目の前で見られていること、そのライバルたちが頑張り続けてくれていることに感慨深いものを感じていました。結果は地元の二冠馬ミニアチュールが勝利。抽選会用に事前に仕込んでいた三連複が当たりましたが、バリカタ決着だったこともありトリガミでした。嗚呼、いつメンに健康と栄光あれ⋯⋯。

3-9. 帰路

帰りの特別送迎バスの発車時間が迫っていたため、急いでビューチフルドリーマーカップの払戻を済ませ、名残惜しみながらも盛岡競馬場を後にします。帰りのバスは馬場号。運転手さんからはご厚意で乗客への車内装飾のプレゼントもありました。大型観光バスだったので、路線バスだった行きよりはまったりと移動できたように思います。ありがとうございました。

19時頃、盛岡駅に到着。絶妙に長い帰りの新幹線の待ち時間を夕食を摂りながらなんとか潰し、乗車。席につくと一気に疲労が押し寄せ、またも意識が朦朧とする事態に。行きは盛岡終点なので寝過ごしても問題ありませんでしたが、帰りは寝過ごしたら東京まで連れて行かれてしまいますので、なんとか意識を保って宇都宮で下車。ここからの在来線がまた辛かったです⋯⋯。帰宅にこそ成功しましたが、かなり危ない帰路でした。

4. コラボデー遠征を経て

物販列や抽選会列といったトラブルこそありましたが、岩手競馬側が慣れないながらも真摯にコラボを企画運営してくれていたことが随所から伝わってきて嬉しかったです。イベント開催はコラボ開始日の9月1日のみでしたが、グッズ販売や展示などのその他のコラボの期間は一開催どころか10月末までの2ヶ月間と、競馬とサブカルのコラボとしてはかなりのロングラン。この時期はJpnIIの不来方賞とJpnIのマイルチャンピオンシップ南部杯という岩手競馬でも特に大きなレースが開催される時期でもあり、コラボを除いても集客が多くなります。この時期にコラボを催してくれたということは、ミリオンライブを知らない層がミリオンの存在を知る機会がそれなりに発生したということで、これも「こいつら本気だ⋯⋯!」と思わせてくれる一因でした。岩手競馬さん、本当にありがとうございました。

ミリオンライブ側も大人組でもって全力で応えてくれたうえ、「初めて競馬場来た」「初めて馬券買った」というプロちゃんたちが多くて嬉しかったです。当日は各々が思い思いの方法で競馬場を楽しんでくれている様子が現地でも伺えましたし、SNSでも好感が多く流れてきました。
当日のレースは堅め~やや荒れ決着が多かった中、一番注目の集まるコラボ記念レースで狙いすましたかのように大荒れ決着が出たことで、馬券のままならなさを実感した人も多かったようです。ほんとやるなら「程々」がいいんです、この遊び。

一方で、様々な反応から(かつて自分もそうだったように)世間一般では競馬に対してギャンブルのイメージが強いことも改めて実感しました。もちろん馬券も立派な競馬の楽しみ方の一つですが、馬自身の魅力、競技としてのアツさ、騎手や調教師をはじめとしたホースマンたち、とねっこの可愛さ、若駒を見守るPOGなど⋯⋯競馬は馬券以外にも数多の沼要素があります

それを 知らない なんて もったいない!

純粋にコラボが楽しかったと共に、馬券以外の競馬の楽しさも少しでも多くの人たちに伝えられるようにも頑張りたい、そう思ったコラボデーだったのでした。
競馬、分かるようになると本当に楽しいです。もしかしたら、馬を追ううちにあなたも何か背中を押してもらえるかも……

またジャンボ焼き鳥食べに来たいね

Ex. アイドルと競馬、そして

その馬を、
家族と思う人がいる。
親友と思う人がいる。
相棒と思う人がいる。
と思う人がいる。

JRAブランドCM「今日、わたしの物語が走ります。」特設サイトより

ある調教師は自身の仕事を「プロデューサーのようなもの」と評し、管理した馬の一頭を「アイドル」と喩えたことがありました。確かにアイドルと競馬はどちらもエンタメと競争がセット、推しに狂う人も居たりと似たところがあると言えるかもしれません。アイドルがステージに上がるまでにはプロデューサーのほかにも音響さんや照明さん、衣装さんなど多くの裏方の人たちが関わりますが、それと同じように、競馬のレースに1頭の馬が出走するまでにも、多くの裏方の人たちが関わっています。

最後に紹介する動画は、そんな競馬を支える裏方の人たち(生産者・獣医・育成牧場・装蹄師・厩務員)を取り上げた作品です。競馬の裏方の世界、そのホースマンたちが馬に込めるものを知ると、きっと競馬もギャンブルだけではない何か違う面が見えてくるはずです。

明日も、そうしてどこかで競馬は催されていきます。


※競馬部アドカレの筆者担当分は二本立てとなっています。もう一本の記事も下のリンクから読んでくださると嬉しいです。


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