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法政大学通信教育部の魅力3選

通信制大学として長い歴史を持つ大学の一つ、法政大学通信教育部について魅力を紹介します。


地理学科がある

法政大学通信教育部には、通信制大学の中では唯一、地理学科があります。

地理学は通学制の大学でも、専門的に学べるところが少ない学問です。

教育課程表によると、大きく「人文地理の分野」「自然地理の分野」「地誌・その他の分野」があります。

「人文地理の分野」では、「経済地理学」「文化地理学」「歴史地理学」「人文地理学(都市)」「人文地理学(農業)」などの授業が設けられています。

「自然地理の分野」では、「地学概論」「自然地理学(地形)」「自然地理学(生物・土壌)」「自然地理学(気候・気象)」「自然地理学(海洋・降水)」などの授業が設けられています。

「地誌・その他の分野」では、「地誌学概論」「日本地誌(1)(自然編)」「日本地誌(2)(人文編)」「世界地誌(1)(アジア)」「地図学」「測量学及び測量実習(1)」「写真・読図演習(1)」「地理情報システム(GIS)(1)」などの授業が設けられています。

これらの授業に興味のある方に、おすすめです。


測量士補の資格を取得できる

法政大学通信教育部の地理学科では、通信制大学で唯一「測量士補」の資格を取得できます。

「測量士」や「測量士補」は、建設業で用いる資格の一つです。測量業務は独占業務ですので、これらの資格がなければ行えません。

「測量士補」の資格は学科試験でも取得できますが、合格率は約30%です。自力で勉強して合格することもできますが、大学で授業を受けてしっかり勉強した上で、資格も確実に取得できるのは魅力です。

加えて、実務経験1年で「測量士」の資格も取得できます。こちらは学科試験の合格率が10%前後と、難関の資格になっています。ですので、実務経験を重ねながら大学で学び、資格を取得するのも現実的な手段になってきます。

また、「測量士補」の資格を取得することで、不動産業で用いる「土地家屋調査士」の試験が一部免除されます。こちらも学科試験の合格率が10%以下と、難関の資格です。多くの方が、試験の一部免除制度を用いて合格されているようです。

このように、建設業や不動産業で働かれている方や、働きたい方にとって役立つ資格につながります。


都内の大学の図書館を利用できる

法政大学の市ケ谷・多摩・小金井キャンパスの図書館を利用できるほか、山手線沿線の私立大学図書館がコンソーシアムを形成しており、青山学院大学、学習院大学、國學院大學、東洋大学、明治大学、明治学院大学、立教大学の図書館も利用できます。

通信制大学生にとって、図書館を利用できることは大きなメリットになります。

まずは、普段の勉強場所として活用できます。自宅では集中できないときに、大学生がたくさんいる環境で勉強できるのは、魅力的です。

通信制大学生はどうしても一人で勉強することに孤独を感じることもありますが、大学生がたくさんいる環境に身を置くことで、励みになることもあるはずです。

また、勉強していると、関連書籍が必要になることも多いです。テキストではわからないことを調べようと思ったり、詳しく書かれている書籍を読んでみたいと思うはずです。

レポート課題や卒業論文を作成する際にも、さまざまな書籍が必要になるはずです。

そんなときに、大学図書館は強い味方です。地域の図書館とは全く違った専門性を持っています。

大学図書館は大学生の学びに役立つ専門書や概説書をたくさん揃えています。

それらを全て購入しようと思ったら大変な金額になりますし、一部だけ読みたいということも多いはずです。

目当ての書籍がはっきりしていなくても、どんな本があるのかを確認し、それらをパラパラとめくってみることができます。

加えて、大学生にとって大きいのは、学会誌を閲覧できることです。

さまざまな学問には、各学会によって発行されている学会誌があります。その学会誌の多くは、一般の人が入手することが難しいことがあります。

大学の図書館では、そのような学会誌を蔵書として持っていることが多いです。各キャンパスの学部の性質によって、関連する学会誌を読むことができます。

また、図書館司書の方のレファレンスサービスを受けることもできます。

レファレンスサービスとは、知りたいことや調べたいことを相談すれば、関連する書籍を探したり、紹介してくれたりするサービスです。

大学の図書館ではレファレンスの専門性も高くなりますので、大学で学ぶ上で必要な情報が得られやすくなると思います。

特に、専門分野の学会誌に掲載された論文をレファレンスすることもできます。

各大学やキャンパスによって蔵書や環境も違うので、それぞれのキャンパスの特色を活かすことができるのは、学ぶ上でとても大きなメリットになります。

ですから、これらの歴史ある大学の図書館を全て利用できることは、大学生にとってとても有益なのです。



執筆者:古原大樹/1984年山形県生まれ。山形大学教育学部、東京福祉大学心理学部(通信)を卒業。放送大学大学院在学中。高校で国語教師を13年間務めた後、不登校専門塾や通信制高校、日本語学校、少年院などで働く。2024年に株式会社智秀館を設立。智秀館学生支援センターセンター長。吉村ジョナサンの名前で作家・マルチアーティストとして文筆や表現活動を行う。

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