レポートの書き出し
作文をするときのひとつのコツに、書き出しがあります。
文章を作成するときに、もっとも難しいのが書き出しとも言われます。一度書き始めることができれば、なんとか筆が進むこともあるでしょう。しかし、まず最初に何から書き始めるかが難しいのです。
レポートの書き出しもさまざまです。
大学や指導者によっては、ある程度決まった言い回しを好む場合や、指定する場合もあるでしょう。ただ、その大学や指導者による指定を理解していない、もしくは違った考え方を持った方がレポートの評価をすることもありえます。ですから、そのあたりは柔軟に対処していく必要があります。
例えば、次のようなレポートの設題があったとします。
この場合の書き出しとして、次のようなものが考えられます。
① 設題を繰り返す
② 構成を明らかにする
③ 結論から入る
④ 自分の背景から入る
このように、さまざまに書き出すことができます。
特に指定されていなければ、どのような書き出しが良いとは一概には言えません。
また、設題や構成、自身の立場や経験によっても変わってくるでしょう。
おすすめは、とにかく書き始めることです。書き出しは後から変更することもできます。とにかく書き始め、文章量を確保できた後に、細かいところを推敲すれば良いと思います。
まずはあまり細かいところにとらわれないことも、レポートに取り組む上で大事なことだと思います。