見出し画像

レポートを作成する上で大事なことに、構成を考えることがあります。


例えば、次のような設題が出たら、どのような構成でレポートを書けばいいでしょうか。

「古典的条件付け」と「オペラント条件付け」について。(3200字)


この場合、大きく二つの内容が要求されています。一つは「古典的条件付け」について、もう一つは「オペラント条件付け」についてだとわかります。

この内容で3200字なので、構成としては例えばこんなものが考えられます。

【構成A-1】
① 「古典的条件付け」について(1600字)
② 「オペラント条件付け」について(1600字)


ところが、もしかしたら、それぞれの内容について1600字も書くことがないかもしれません。その場合、こんな構成も考えられます。

【構成B】
① 「古典的条件付け」について(1200字)
② 「オペラント条件付け」について(1200字)
③ 「古典的条件付け」と「オペラント条件付け」の比較(800字)


また、【構成A】を次のように細分化してみることもできます。

【構成A-2】
① 「古典的条件付け」の歴史(500字)
② 「古典的条件付け」の理論(500字)
③ 「古典的条件付け」の具体例(600字)
④ 「オペラント条件付け」の歴史(500字)
⑤ 「オペラント条件付け」の理論(500字)
⑥ 「オペラント条件付け」の具体例(600字)


このように、与えられた設題から、構成を考えてみると、レポートの方向性が定まります。


執筆者:古原大樹/1984年山形県生まれ。山形大学教育学部、東京福祉大学心理学部(通信)を卒業。放送大学大学院在学中。高校で国語教師を13年間務めた後、不登校専門塾や通信制高校、日本語学校、少年院などで働く。2024年に株式会社智秀館を設立。智秀館学生支援センターセンター長。吉村ジョナサンの名前で作家・マルチアーティストとして文筆や表現活動を行う。

【サービス詳細・お問い合わせ】

ぜひ公式LINEへの登録もお願いします!

気軽にご相談くださいね!

いいなと思ったら応援しよう!