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まずはレポートを出してみる

通信制大学のレポートはとても大切です。なぜなら、レポートが通らないと単位を取得できないからです。

しかし、通信制大学では、大学や採点者によってレポートがどのように評価されるかが違います。具体例を自分なりに考えているものが評価されることもあれば、テキストの内容をよくまとめているものが評価されることもあるでしょう。文章の構成に厳しい場合もあれば、それほど気にしない場合もあるでしょう。


通学制の場合は、レポート課題があったとしても、必ず授業とセットになっています。そのため、授業の中で課題の意図や評価のポイントが明らかにされることが多いでしょう。

また、通学制では、授業を行う人と、課題を出す人と、評価を行う人が一致しています。そのため、評価を行う人は、授業内容と課題を考慮に入れて評価を行うことができます。


しかし、通信制大学の場合は、しばしば評価を行う人が授業を行っていないことはもちろん、場合によっては課題を出していないことすらあります。したがって、当然課題の意図をどう捉えるかが、評価者によって異なることが考えられるのです。

そうなってくると、いよいよもって評価基準がさまざまになってきます。ただでさえレポートというあいまいなものの評価が、評価者によってばらつきが生まれてしまいます。


そこで、そのあたりの事情をつかむためにも、まずはレポートを提出してみることが大事なのです。まずはレポートを出して、どのような評価がされるのか。課題を出す人よ評価を行う人は一致しているのか。どのようなことを評価するのか。

大学の説明でレポートに関することがあるかもしれません。しかし、それと実体が異なることも大いにあるのです。ですから、まずはレポートを提出してみることが必要です。


執筆者:古原大樹/1984年山形県生まれ。山形大学教育学部、東京福祉大学心理学部(通信)を卒業。放送大学大学院在学中。高校で国語教師を13年間務めた後、不登校専門塾や通信制高校、日本語学校、少年院などで働く。2024年に株式会社智秀館を設立。智秀館学生支援センターセンター長。吉村ジョナサンの名前で作家・マルチアーティストとして文筆や表現活動を行う。

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