クレーマーに会わないために
仕事柄いわゆる苦情に対応することがある。
スタッフより
患者さんが怒っています
話を聞いてもらえませんか。
患者達はほぼすべてと言っていいほど
話をゆっくり聞くとそれは怒って当然のこと
と言う内容のことが大半。
ただでさえ患者さんたちは療養生活を送りそれだけでストレスは溜まっている。
そんな中何気ないことが傷ついたり腹が立ったりするものである。
クレーマーからは逃れることはできない。
1対1腹を割って話を聞くしかない。
私にどうして欲しいのか。
そう聞くと相手は大概あんたが悪いんじゃないと言われる。
もちろんこちらの指導不足と言うこともあるので謝罪し、改善すべきことを伝える。しかしできない場合はできない理由もお伝えをする。
怒ってくださる患者はまだいいが
何も言わずただ療養生活を過ごし
退院した後に主治医の先生や外部の人に
あーだったこーだったと言われることの方が悲しい。
苦情を言ってくださる方は本当にありがたいと思う。
悔い改めようと言う機会をグループ全体に与えてくれる。
そんなことでもなければ人は反省もしない。
私自身謙虚と言う言葉が好きだ。
謙虚と言う心がある限りがんばり続けることができるからだ。
不思議だか
実はクレーマーは自分自身の心の投影である
誰かを否定したり批判したりそういう気持ちが強ければ強いほどクレーマーに遭遇する
だがしかし、自分が対象、対物を受容した分、多ければ多いほどクレーマーに会う機会はだんだんと少なくなる。
これは私の自身体験済みである。
だから、みなさんも
辛い出来事にあったら
なんでこんな目にあったんだろう
と、謙虚な心で自分を見つめると
自分の短所が浮き彫りに。
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