なりたい大人になれたかな…なんて杞憂。なりたい未来は最初から見えてなかった。
マリンバ弾きの木上智保子です。
私の音楽人生はたまたまその場所に居た「運」と、たまたまその場所に居た「縁」としか考えられないような針の穴に糸を通すような「たまたま」が積み重なって今があります。
ヤマハ音楽教室のグループレッスンアンサンブルで挫折打楽器に触れるも親の言いなりになりたくない!と逃走。バスケ部の女子社会に馴染めず転部したけど吹奏楽部も挫折。…したのになぜか音楽高校に入り、音大に行き、国内外コンクールも受けちゃって、自分でローンも払って楽器も購入、ほそーく世界の片隅でマリンバで奏でる音楽を届け続けています。
学生時代、「1番じゃないと、注目されないと音楽なんかやってる意味がないじゃん」と思ってました。
黙々と黙々と周りを顧みず、ただ楽器に向かって、一人でなんでも出来ると、私なら何者かになれる、ならねばならぬとただ弾き続けて来ました。
将来のヴィジョンとかこんな音楽家になりたいとかこんな風に演奏したいとか、本当に明確な物がない。合奏は好きじゃない、吹奏楽部が出来なかったコンプレックス、一人で何か発信したい、誰かに認めさせたい。
…と、とにかく「弾く事を辞めない」「弾く事を諦めない」だけなんとかしようと学生を終えた後は走り続けて来ました。
そのおかげで、新しいレパートリーが増え、少しずつ私の音楽が好きと言ってくださる方が増え、少しずつチームで作り上げる作業の面白さに気づき、こういう音楽を届けたいと意志が芽生え、音楽って弾くのも聴くのも楽しいんだねと思えるようになって来ました。(これまた1年1年じわじわと…)
ただ、無茶した分身体の不調が続出。ギックリ腰、女性ならではの不調、頭痛、メンタルなどなど、音楽云々の前に人間的にもう見過ごせない一歩手前(もしかしたら超えてる事もあるかもしれん)に来てる第六感がヤバいです。笑えない事になるかもしれん…と、厄年かなり危機感を受信しております。
学生を終わらせる時にも「活動休止してお金を貯めて身体をととのえます!」宣言をしたのにあっさり活動しちゃった前科があるのですが、20代と30代、未婚と既婚の差がむぎゅっと内臓をギリギリさせているものですから、春のChihoko&が終わったらちょっとだけ音楽活動は休憩して丸々っと身体の中身をととのえます。
諸般の事情もあり、決してガツガツバリバリ活動できていたわけではないのですが、この先も細くなが〜く楽しく人生をマリンバと共に送りたいので、この春は暴れます。
4年ぶりの東京公演に、初めて東京からお友達を連れて来ての札幌公演。東京公演、マジでビビっております。関東で活動してたのに4年ぶりとなると…なんだか意味もわからずめちゃくちゃ…怖い!←
札幌公演も初めてオーディオを使ったり初めての会場だったり、ドキドキわくわくよりそわそわが…やっぱり応援の声出しOKにしようかな…。私が企画運営なんじゃけん、私がOKすればOKなんだもんな…。悩みます。
↑東京公演 2月中に購入頂くと公演当日プレゼントがあります✨
↑札幌公演 3月20日までに購入頂くと公演当日プレゼントがあります✨
現在進行形な私が、1番楽しいを体現するコンサートを作る為に頑張ってます!是非是非是非直接お会い出来ること楽しみにしております!!
CHIHOKO