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留学を決意するまでのあれこれ

こんにちは、Chisongです❗️

今回は留学を決意するまでの事を色々と書いていきます✈️

話がややこしい上に長いので、興味のある方だけ部分的に読んで頂くことをおすすめします笑 誰かに読んでもらうと言うよりは自分の記録のために書いていくので、ご理解のほど宜しくお願いします。

それじゃあ書いていきます!

留学を考えるようになったきっかけ

【2019年12月~2020年1月】

留学を本格的に考え出したのは大学3年生の冬。ちょうど就活をしていた頃です。高校生くらいの時から「留学」と言うものに憧れがあったのですが、留学する勇気なんて全く無かったので、留学経験者や留学している人たちのことを遠い存在のように見てました笑 そんな僕が留学を意識するようになった最初のきっかけは母親でした。大学時代に1年間アメリカに留学していた経験から、1年間の海外留学をしつこく勧められたのですが、当時の自分は就活真っ最中だったので留学のアドバイスは現実味がなく、母親とはよく揉めてました。

そんなある日、大学のラウンジで「なんか最近親が留学留学うるさくてさ。。こっちは就活頑張ってるところだし、今から留学なんてしたら卒業も遅れちゃうでしょ?ほんと勘弁してほしいんだよね。」と友達2人に話したら、「え?それめちゃくちゃ恵まれてない?俺だったら今すぐにでも留学行くけどな。」「え、留学しなよ!なんなら私も留学したいんだけど!笑」と言われて本当に衝撃的でした。

学生が留学をする為には「経済的余裕」「両親の賛成」の2つが絶対条件だと思いますが、自分の場合、親が留学を勧めてきている時点でこの2つをクリアしていたので本当に恵まれていると感じました。

それに身近な友達が、卒業が遅れることに何の抵抗もないどころか、むしろ学生でいられる期間を延長できるとポジティブに捉えてて本当にびっくりしました。

そこから徐々に留学を意識するようになっていったのですが、それでもやっぱり卒業が遅れる事にものすごい抵抗があって、そう簡単には留学には踏み切れませんでした。周りと違う方向に進むのがとにかく怖くて、留学するにしても短期語学留学とかにしてとにかく卒業を遅らせない方法を模索してましたが、結局それは実現不可能でした笑 結局のところ大学の教授やキャリアカウンセラーの方にもたくさん相談に乗ってもらって、なんとかイギリス留学を決意するに至りました。留学を決意した日のことを、今でもはっきり覚えています。それくらい自分にとっては大きな決断でした。

このときはまだ「新型コロナウイルス」なんて言葉もなかったので行きたい国を自由に選べたのですが、「イギリス英語かっこいい!自分も話せるようになりたい!」て理由だけでイギリスに決めました笑

それから、あの日ラウンジで喋ってた友達2人にはほんと感謝です。ちなみにその2人も知らぬ間に休学してました笑

イギリス留学の計画

【2020年3月頃】

大手留学エージェントのカウンセラーの方と何回もカウンセリングして、2020年9月~2021年6月の期間でNewcastle Universityの学部聴講プログラムで留学することにしました。学部聴講と言うのは、現地の学生に混ざって同じように大学の講義に参加する事です!

この約9ヶ月の留学期間中に現地で就活もやるつもりで計画を立てていて、ロンドンやアメリカのボストンで開かれるキャリアフォーラムで内定を取って就活を終わらせようとしていたのですが、この計画が自分のキャパを完全に超えてしまっていることに、このときの自分は気づけませんでした。

振り返ってみると、留学を決意しただけなのに、まるで自分の将来が約束されたかのような気分になって気持ちが大きくなってしまっていました。

『このイギリス留学で英語力も一気に伸びて、ボスキャリでは有名な企業から内定も貰えて、念願の留学も実現して、きっと最高の未来が待ってる!』

頭の中はそんな感じになってました。


イギリス留学をキャンセルした話

【2020年8月】

留学を決意しただけで浮かれてしまった結果、出国予定の1ヶ月ほど前になって自分の留学プランの無謀さに気づき始めてだんだん不安になり、結局自信をなくして直前でイギリス留学をキャンセルしました。

実はコロナの影響で希望していたNewcastle Universityには行けなくなってしまい、志望度の低かった他の大学を選ばざるを得なくなったのも留学キャンセルに至った一つの要因でしたが、一番の理由はやっぱり計画の甘さでした。

「留学なんて自分にはキャパオーバーだったな」と感じて、留学は諦めて大人しく就活することにしましたが、このイギリス留学の一件で既に休学していたので1年遅れの22卒として就活を再スタート(元々21卒です)することになりました。要するに1年無駄に遅れて振り出しに戻ってしまった感じです。


留学を諦めきれず、懲りずにもう一度計画を立て直す

【2020年9月】

イギリス留学をキャンセルしてしばらくはストレスや悩みから解放された気がして気持ちも楽だったんですけど、1ヶ月くらい経ったときから「留学キャンセルしちゃったけど、本当にこれでよかったのかな...。て言うか就活もどうしよう。。」と思うようになりました。

自分なりに真剣に考えた上での「留学キャンセル」という判断だったのに、こんなすぐに気持ちが揺らいでしまったことに自分でも悲しくなったのを覚えてます。

このとき、選択肢は二つありました。

①留学は諦めて22卒になる。
② 今からでも留学して、その代わりさらに1年遅れて23卒になる。

①のように22卒になるなら、時期的にもそろそろ行きたい業界や企業を考えていく必要があったのですが、行きたい業界も将来やってみたいことも特になくて行き詰まった状態でしたし、②のように留学をするにしてもコロナの影響で誰にも先が読めない状態だったので本当にどうしたら良いのか分からなくなって毎日悩んでました。

ちなみに21卒として就活していた時は航空業界一本に絞っていて、多いときは月に15人くらいのペースでOBOG訪問とかしてましたが、沢山の先輩社員の話を聞いて「航空業界にこだわる必要はないな」と感じたので、次就活するときはもっと違う業界を幅広く見ていこうかなって考えてます。

もし就活を控えている大学生がいたら、OBOG訪問おすすめです笑 貴重な話を聞けて色んなオフィスの見学も出来ちゃいますし、カフェ代とかはほぼ100%奢ってくれます!笑


オーストラリア留学に向けて動き出す

【2020年10月上旬】

色々悩みながらも結局留学を諦めきれなくて、22卒として就活する可能性を残しつつも、今度はオーストラリア留学を視野に入れて動き出しました。この時点でイギリスの大学の入学時期は逃してしまっていたのですが、オーストラリアなら2月からの入学が可能なので今からでも間に合うと考えました。

ただ、イギリス留学をキャンセルした時に両親と衝突して関係がギクシャクしていたので、このオーストラリア留学に関しては完全に水面下で進めてました笑

オーストラリア留学を取り扱う複数のエージェントに相談に乗ってもらいつつ自分なりにも色々と調べてみて、University of Queensland 、University of Wollongong、Griffith Universityの三つまで候補を絞りました。しかし、依然としてコロナの影響で本当に留学が出来るか分からない状態だったので、ここまで絞っても留学すべきかどうか、ひたすらに悩んでました。

こんな感じで時間軸とか書いて色々考えてました。↓

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復学や就活・卒業のタイミングなども考慮した上で本当に実現可能な留学なのかをじっくり考えてました。

でもこのとき、ある事に気がつきました。

イギリス留学を決めるまでの自分は"単純に留学すべきかどうか"で悩んでましたが、オーストラリア留学を考えている自分は"単純に留学すべきかどうか"ではなくて"コロナ禍で留学すべきかどうか"で悩み出していました。つまり「コロナさえなければ留学には絶対行きたい」という気持ちになっていて、オーストラリアの留学先の候補を必死に調べているうちにいつの間にか自分の気持ちは自然と留学の方向で固まってたんです。


今度こそ留学を決意

【2020年10月中旬】

結局のところやっぱり自分は留学がしたいんだなって事にようやく気づけて、オーストラリア留学を検討していることを両親にも打ち明けました。

イギリス留学を直前になって急にキャンセルしたくせに、今度はオーストラリアに留学したいとか言い出す息子をとがめることなく受け入れてくれた両親には本当に感謝しています。

本音を言うと、イギリス留学の時は周りに流されて留学を決意してしまった節がありました。最初のきっかけは母親だし、休学や留学に前向きな友達ばかりに囲まれて、無理矢理決意してしまいました。(沢山相談に乗ってもらったりアドバイスを貰ったことには本当に感謝してます。)

でもこのときは、周りの意見は関係なく「自分が留学したい」と思っていることに気づけました。

イギリス留学の時みたいにまた直前で逃げ出してしまうかもしれなくて怖かったですが、はっきりと自分の意思で留学したいと思えていることに気づけたので、今度こそ留学を決意しました。


オーストラリア留学を諦めてカナダ留学へ

【2020年11~12月頃】

この時点でオーストラリアへの入国の見通しは全く立っていなかったので、留学前半は日本からオンラインで授業に参加して、留学後半からは恐らく入国できるのではないかという予想で計画を立てていましたが、最後まで入国できずにオンライン授業のまま留学を終えると言う最悪のシナリオも覚悟する必要がありました。

そんな中、カナダが「外国人入国禁止措置の一部緩和」を発表し、これにより学生ビザを所有する留学生は10月20日以降よりカナダへの入国が可能になったんです!

オーストラリアはすごく魅力的な国で自分にとってはベストな留学先だと感じてましたが、これを機に少しでも入国できる可能性のあるカナダに賭けることにしました。

話は逸れますが、10~11月頃に見頃を迎えるジャカランダを見るのがオーストラリア留学の一つの楽しみだったので本当に残念でした😭 コロナが収まったらいつか必ず見に行きます!笑

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満開のジャカランダ。本当にきれいです。


カナダ留学にむけて学生ビザを取得

【2020年12月~2021年1月】

ここからはカナダ専門の留学エージェント複数に相談に乗ってもらい、カレッジや大学などを探すところから始まりました。外国人入国禁止措置の一部緩和によってビザを持つ留学生は入国が可能になりましたが、カナダは2020年3月からずっと外国人の入国を禁止していたため未処理のビザ申請が大量にたまっていて、通常なら1~2週間で発給されるビザが、2020年11月時点で約30週間かかると見積もられてました。

カナダ移民局(IRCC: Immigration, Refugees and Citizenship Canada)のホームページで、各国に対する各種ビザの承認予想時間(Processing Time)が毎週更新されていたのですが、祈るような気持ちでひやひやしながら毎週チェックしていました笑 こんな感じでノートにメモしてたので写真載せておきます笑↓

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ノートを見る限り、年明けから一気に時間が縮まってます。ちなみに僕は1月12日に学生ビザ(Study Permit)を申請し、1月28日にビザが承認されました。申請から承認までにかかった日数はたったの16日で、約2週間です。カナダ移民局の見積もりによれば14週間かかるとノートにも書いてありますが、実際にはたったの2週間でかなり早く処理されたようです。

バイトの面接に向かう途中の電車で移民局からの新着メッセージを開き、「Your application to study in Canada has been approved.」の一文を見たときは思わず固まってしまいましたが笑、焦りつつも最後までしっかり文章を読んでビザが承認されたことを理解したときは、安堵のため息が出ました。


留学先の大学が決まるまで①

【2020年12月~2021年2月】

便宜上、ここで時間軸を少し遡って、カナダ留学にシフトしたところまで戻ります。入国できそうなカナダに決めたのは良いものの、まだ具体的な留学先とかは全然決まってなかったのでここから大学・カレッジ探しが始まったのですが、これが本当に大変でした。。

大都市バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州の大学に出願することにしたのですが、ここで問題が発生。

「現地の大学」と「所属している日本の大学」との間で、教育機関としての仕組みの違いがあり、元々カナダの大学で2学期分勉強する予定だったのが、前半の1学期を受講するのがかなり難しい状態になってしまいました。(当事者ですら混乱するくらい複雑な話しなので割愛します💧)

メールを通して1ヶ月近く現地のスタッフに必死に掛け合ってみたのですが、結局前半の1学期は諦めることになってしまいました。その大学で1年間勉強するつもりでいたので、とても残念で腑に落ちない気持ちでした。


留学先の大学が決まるまで②

【2021年3月】

結局、制度上の問題でカナダの大学に2学期分通うことは出来なくなってしまったので、代わりとなるカレッジを探すことに。(カレッジは大学よりも柔軟に対応してくれるとのことでカレッジで探しました。)

幸いにも、大学と同じくらい授業が充実している公立カレッジをバンクーバーで見つけることが出来たので、最初の1学期はそこで勉強することにしました。

要するに留学前半はカレッジ、後半は大学で勉強すると言うことです!

カレッジと大学が少し離れたところにあるので、カレッジでの勉強が終わった後は大学の近くに移動します。(いずれもホームステイです)

最初は腑に落ちませんでしたが、ポジティブに考えれば2つの大学・地域を経験できるようになったのでこれはこれで良かったのかもしれないです。笑


そして現在

【2021年4月】
やっとここまできました!笑 このnoteを書いてる今、出国の7日前です。笑 もう後は飛行機に乗ってカナダに入国するだけ。と思いたいのですが...出国7日前にしてまだ未解決の問題が残っているんです😇

実は、ホームステイ先がまだちゃんと決まってません。笑

これは由々しき問題です...笑

カナダに入国するとすぐに全員必須のPCR検査を受けて、政府指定のホテルで3泊4日の隔離をしながらその検査結果を待ち、無事に陰性を証明できたらホテルをチェックアウトしてさらに10泊11日の自主隔離を行なうのですが、留学生のほとんどがこの自主隔離をホームステイ先で行ないます。ホームステイ先と言っても、空いてる部屋を借りて10日間一歩も部屋から出ずに生活するだけです笑

この「ホームステイ先での自主隔離」については受け入れ先が見つかっているのですが、自主隔離を終えた後のメインのホームステイ先がまだ決まっていません。。

一応エージェントの方からはもう少しで決定すると伝えられていますが、ホームステイ先が確定するまでは気持ちが落ち着かないです笑

その家庭に合わせてお土産とかも買いたいんですけれど、果たしてどうなることやら。。笑

とりあえずホームステイに関してはまた別のnoteでもお話ししようと思います!


最後に

長くなりましたが、これで最後です!!

ここまで全部読んでくれた方がいるのかは分かりませんが笑、留学が実現するまで色々あったことは分かってもらえたと思います。

危ない橋は渡りたくないし一人で悩みこんでしまう性格なので、卒業を2年遅らせての留学は自分にとっては本当に大きな決断でした。よくこんな選択したなって自分でも思います。笑

留学が終わって帰国したらすぐに就活しなきゃいけなくて、留学中も色々大変なことがあると思いますが、やっとの思いで実現した留学なので精一杯頑張ってこようと思います。

コロナ禍での留学ということもあり、毎日の過ごし方次第でこの留学の成果が大きく変わってくるはずです。快く留学に送り出してくれる両親や、今まで背中を押してくれた人たちのためにも、沢山のことを学んで来ます。

帰国するときに幸せな気持ちで飛行機に乗り込めることを願って、留学に行ってきます🍀

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