[LA隔離生活]自然のなかで過ごす以上の贅沢はない
ロサンゼルスのロックダウンが始まって二週間経った頃、ロサンゼルス郊外の砂漠地帯に住む義母がある用事で二週間近く家を空けるので犬の世話をしてほしいと言われ、しばらく滞在しました。
ちょうどその頃、ロサンゼルスの山のトレイル、ビーチ、州立公園などがすべて閉鎖されました。その理由は、ロックダウン後の最初の週末に、そういった場所に人が集中してしまい、ソーシャルディスタンスを取れないほどで危険だったから。
近所の散歩はできても行動範囲が狭まり、ロサンゼルスでは息苦しさを感じていたので、5エーカー(サッカーグラウンド5つ分くらい)の広大な裏庭というか砂漠(笑)を走り回れることを娘はとても楽しみにしていました。
義母宅に到着するなり庭を走り回る娘。二週間の間、家と近所の散歩にしか出かけなかったので、自然とのつながりに飢えていたようでした。そんな姿を見て、不安なことも多いけど、毎日ご飯を食べられて、眠る場所があり、家族が健康でいられる。これ以上の幸せはないんだなと、改めて感じる日々です。
写真上:裏庭のお気に入りスポット。ビーチサンドのような砂なので、砂場のように使っている場所。疲れたら穴を掘って昼寝
写真下:誰にも頼まれていないのに、忙しそうに薪を運びをしている娘