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横浜FCの雑草軍団よ、前を向け、アホみたいに強気でいけ

札幌戦は完全に実力負け。広島戦と同じく、レベルが違った。
実力が足らなくて負けるのは仕方ない。しかし、選手たちには馬鹿みたいに前向き、強気でやってほしい。圧倒的に差のある中での戦いだからこそ、アホみたいに勝つ気で取り組めば、選手個人個人のレベルは上がるはず。

先制!と喜んでいたら、前半で1-2と逆転されたが、逆転されたことそのものよりも、選手たちがその段階で「ああ、またか」みたいな感じで下を向いていたのが気になった。今が完全に自信を失うぐらいのチャレンジであれば、死に物狂いで取り組めば、選手個人個人のレベルも上がっていって、より下位のチーム相手には勝ち点を稼げるようになるはず。

仮に降格したとしても、これだけハードな経験をしていれば、J2で勝ってまたすぐ上がって来られる。なんとなく降格したら、J2だって厳しいよ。特に、航基みたいな元々質の高い選手は降格したら移籍の可能性が高いから、J2、J3からの個人昇格、J1の他チームで試合に出られなかった選手、そういう、かき集めた雑草集団が実力値を上げてくれないと。みんな、こういうレベルにチャレンジしたくてうちにきたはず。だったら、いくら跳ね返されてもめげずに立ち向かわないと。そういう選手だけが次のステップに進める。

明治から新卒で(他のメジャークラブではなく)うちにきてくれた瀬古は2021の圧倒的不利な中でも奮闘し、フロンターレに引き抜かれた後はなかなか出場機会がなかったながらも、今の世代交代のタイミングを捉えて、一躍主力にのしあがった。うちの中でも今、数少ない通用する選手である近藤は、元々プロからは程遠いような選手だったらしい。

うちのチーム以外で言えば、有名な本田圭佑なんかはジュニアユース時代は全然有力選手じゃなかったのに、結局ヨーロッパでも知られる選手までのしあがった。昔で言うと中田英寿も、年代別代表の合宿に行ったら、みんなが上手くて驚いたらしいのに、結局彼だけが海外で圧倒的なキャリアを築いた。

もちろん、努力だけで才能をカバーし切れるほど甘い世界ではないとは思うが、それをやった実例が多々ある以上、うちの雑草軍団には信じて努力してほしい。せっかくプロ選手になったんだから。

あ、もちろん、練習も試合も必死に努力してはいるとは思うが、「出来ると思うか、思わないか」というのは、その必死さのクオリティー、密度に如実に影響すると思う。

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