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横浜FC2024シーズン 開幕!!! J2 第1節 プレビュー・レビュー
戦い終わって。。。。再び立ち上がる
2023年11月25日J1第33節ホーム湘南戦。
当然勝って残留にグッと近づくものと思い、ハーフタイムには、「電波悪いからあのプレー、このプレーを後で書き込もう」など色々楽しみに考えてました。
しかし
後半4分の失点をそのまま取り返せず。全体的にも力負けに近い感じで敗北しました。私も続きを書く気力を失い、そのまま記事を閉じてしまいました。
その後、新たなシーズンに向けた記事を書こうかと何度か思ったのですが、仕事が気になったり、子供が高校受験だったり、その他エトセトラエトセトラ、なかなか書く気力も湧かなかったのですが。。。。。。。
今、こうして再び書き始めました。
なぜか。
そうです、今日は新シーズンの開幕戦なのです。舞台はJ2に移りましたが、J2とはいえ、「圧倒的な優勝候補、昇格候補」として開幕を迎えるのはクラブ史上初めてのことです。
2019年は必ずしも絶対的な昇格候補でもない中で、なんとか2位を確保し、12年ぶりの昇格を果たしました。2022年は有力候補の中の1チームながら、最後までハラハラさせました。
この2回の昇格時に一緒に昇格した柏と新潟はその後J1残留に成功しています。思えば、この2チームは、うちがフラフラしている時でも、かなり横綱相撲を展開し、J2優勝を果たしています。
今年は、うちが横綱相撲でJ2優勝チームとして昇格を果たす番です。それが自ずとクラブ史上初のJ1自力残留につながることでしょう。
加えて、昨日観戦したJ1開幕戦は、J1リーグのレベルが年々上がっていることを印象付けました。(興梠選手の、あのトボけたような顔が大写しになった時は、色々複雑な思いが去来しましたが)。
再昇格後にしっかりした戦いを展開するには、昨シーズンの新潟のように、昇格争いをしながらJ1に向けたチーム力を作り込んでいくことが必須です。
新シーズン注目ポイント
開幕の段階では、そんな課題に十分答えてくれるのでは、という充実の戦力が揃い、ワクワクと期待させてくれます。
まずは、昨シーズン最終的にはJ1でそれなりに戦える戦力になった、そのチームから、何人か重要な選手の流出はあったものの、重要な骨格は残りました。
潮音の残留/決意
プレシーズン最大のイベントは、新しい目玉選手の補強などではなく、井上潮音の残留でした。横浜FCに来るまで思ったような立ち位置を築けなかった潮音は、前エース小川航基の海外移籍と、まるで入れ替わりのように存在感を増していき、シーズン終盤には誰もが認めるエースとなっていました。
その潮音が残留を決意したのには、チームの降格が実質決まった湘南戦、正式に決まった最終節鹿島戦でもゴール裏サポーターの皆さんが「明けない夜はない」「止まない雨はない」と励まし続けたことが大きかったと思います。私はメインですが、皆さんに本当に感謝します。(前回降格の時からいる岩武選手は「サポーターも成長しているし」とか言っていました。。。前回は降格決定時、ブーイングでしたね。)
今、潮音は横浜FCとともに昇格し、J1定着、順位上昇をしていくというキャリアを思い描いていると思います。エース潮音とともに絶対達成しましょう!
(実力的にもエース、実際に人気もナンバーワンの潮音を全面に押し出すクラブの素直なマーケティングにも成長を感じます。)
残留ながらほぼ戦力補強 ガブリエウとカプリーニ
昨シーズンの第2節、町野の悪質なトリックによってキャプテン、ディフェンスリーダーのガブリエウは大怪我をし、その後シーズンの全てを棒に振りました。ガブリエウとしても最悪でしたし、チームとしても、それが序盤の苦戦、勝ち点ハンディキャップとなり、降格の大きな要因となったことは否めません。(町野の反動で、なんだか広島に行った大橋選手に好感を持ってしまっています。昨日は素晴らしい活躍でした!)
そのガブリエウが再びキャプテンに任命されたのは嬉しかったです。そして、開幕から万全での参戦。J1でもチームの命運を左右する選手が、J2ですから。これは期待しかないです。
そしてカプリーニ。昨シーズン開幕は、随分ふっくら、丸々とした姿で参戦したのは皆が記憶しているところですが、今シーズンは最初からシャープなようです。日本にも慣れたようですし、これは開幕から大暴れしてくれるでしょう。
効果的な戦力補強
新戦力でまず大きいのは、森海渡、櫻川ソロモンと、両有力ストライカーの獲得ですね。ハマプレなどをみている限りでは現時点では森選手が一歩リードしているようです。このポジションは、航基移籍後で考えてみれば、昨シーズンよりも強化されていると言えます。
もう1人、やはり目玉は福森選手。正確なロングキックやプレースキックでのチャンスメーク、ゴールは、膠着した状態の打開に必要な武器です。これも、昨シーズンなかったプラスアルファの力ですね。
左サイドは中野選手、村田選手などの競争でしょうか。こちらも、昨シーズンの幸太郎を上回る活躍を期待します。
最後に 中村拓海
最後に、主力の残留でも、新戦力でもありませんが、この人のことを書かずにはいられません。中村拓海。
J1では、守備の緩さでポジションを失い、そのまま来てしまいましたが、あの攻撃力、アシスト能力に期待しないサポはいないと思います。
一度はU-22にだって選ばれた逸材です。今シーズンは輝いて欲しいです。
以上、プレビューです。これから自転車で1時間、スタジアムに向かいます。ワクワク、ドキドキ。着いてからまた書き足すかもしれません。
スタジアム到着
三ツ沢到着しました。
広がる緑のピッチ。独特の試合前の雰囲気。
これですよ。最高。
そして初参戦のスタグル、欧風台所NeMo'nのシャリアピンステーキボウル。チーズと温泉卵をトッピングでつけたら
何これ?激ウマ
![](https://assets.st-note.com/img/1708747354922-TJVBv9RYqv.jpg?width=1200)
そしてちゃんとの歌詞カードが凄いことに。そりゃサポ団体は主に社会人の集団なので、このぐらいのものをテキパキ作ってしまう人もいるでしょうが、それにしても素晴らしい。お疲れ様です!
![](https://assets.st-note.com/img/1708747551082-d6XC85fKHN.jpg?width=1200)
スタメン発表
イチ来た!!!
これは嬉しい。苦節何年か分からないですが、ガンバでの修行も経て、市川選手がついに、怪我人の穴埋めではなく、堂々実力で正キーパーのポジションをつかみました。ブロが抜けた後はこの男しかいないでしょ!?
そして、プレビューでも期待を込めて取り上げた拓海が、なんと開幕先発で来ました。山根が左に回ったのですね。これは予想してなかったです。今日の注目ポイントですね。
いやいや、見所たっぷり。楽しみです。
って、シラッと岩武がベンチ外?
ヨモさんは相変わらず仏の顔をして厳しい競争させるね(苦笑)
前半終了
前半終わって0-0です。
途中ちょっと押される時間帯がありましたが。
と、いうか、うちが無理に上げずにゆったり受けた時間帯にちょっと攻め込まれた感じはあったのですが、時間とともにうちが優勢になりました。
なかなか得点に至っていないですが、長いボールを効果的に使って相手を振り回しているので、いずれ山口側も走力が落ちてきて、よりチャンスが増えてくるでしょう。
いやしかし、福森のサイドチェンジすご!プレミアリーグみたい。
試合終了 ドロー発進!
うーん、優勝候補筆頭として臨んだ初戦は、ホームで、相手が昨年15位の山口だったにも関わらず、結局1-1のドローに終わってしまいました。
結構戦力の差はあったと思うのですが、やはり簡単じゃないですね。気がついた点をいくつか書き留めたいと思います。
福森のプレースキック
事故みたいな失点はどんな相手でもあるものですが、この試合もそんな失点で先制されてしまいました。結構そのまま膠着して0-1敗北となりがちなのですが、そんな時の打開策、福森選手のコーナーキックが炸裂しました。もう1発、逆転につながるプレーもあれば良かったのですが、しかし、勝ち点0が1になったと思えば大きいですね。今シーズンは、彼の左足に救われる試合が結構ありそうです。
背番号18 森海渡
今日は期待していた姿は見せてもらえませんでした。彼のところのみならず、全体に言えると思うのですが、まだコンビネーションができてなく、彼もパスの出し手もタイミングが掴めていないんでしょうね。
しかし、ツイッター(Xか 笑)を流し見していたら、早速小川航基と比べるコメントがありました。トップの選手として横浜FCで18番を背負った以上、シーズンを通して航基と比べられ続けるのは避けられないところでしょう。
「俺は俺」という思いはあるかもしれないですが、今やアヤックスのDFを悩ませ、代表入り待望論も強いストライカーと比較されること、つまり、高い基準の期待をされることは、森選手にとっても決してマイナスではないはずです。
ここでは細かな比較は長くなるので避けますが、森選手は森選手で、大活躍する道を早く切り開いて欲しいところです。
背番号9 櫻川ソロモン
その森選手が「本当は欲しかった」と言っていた9番を先着順で獲得したソロモン。(ソロモンだけ先に愛称呼びになっているのは、彼のキャラによります。いつも笑顔!!)
9番は単に一桁というだけではなく、小川航基と比較される運命を避けられたとも言えるでしょうか!???
そのソロモンは、今日は強烈なインパクトを残しました。確かに2年前に千葉と対戦した時も「強い選手」だとは思ったのですが、今日は競り合いの強さは圧倒的でしたね。今日は森選手が先発しましたが、今後、ソロモンのキープ力を軸とする戦術を展開する可能性も十分あるのではないでしょうか?
村田透馬
ツイッターやヤフコメで、「岐阜サポが推してるなー」ぐらいの認識しかなかったのですが。。。。。
今日は強烈なインパクトを残しました。めっちゃうまいじゃないですか。今日は永遠がなんだかイマイチな感じがしたので、今後、左サイドで先発争いをしていくかもしれないです。まだ守備力がどうなのかはよくわからなかったですが。
永遠はまだ守備力でアピールできますが、同じ攻撃テクニシャンタイプの新井瑞稀選手にとっては、かなり手強いライバルが出現したというところではないでしょうか。先発でなくても、切り札としては十分な力を見せつけてくれました。
攻撃の組み立て
プレシーズンのいろんな記事などでやたら「三人目の動き」とかいうタームが出てきたので、期待して見ていました。確かに昨シーズンと比べると、サイド高い位置での複数人数でのコンビネーションは増えていました。特に、左サイドでウイングの選手が勝負をかけた後、ポケットぐらいの位置に別の選手が入り込んでそこにショートパス、というのは、かなり期待できる感じはしました。
とはいえ、昨シーズン下位の山口にでも、しっかり守られると、なかなかゴールを割れない。と、いうことは、まだまだ、まだまだ、まだまだ、改善の余地ありだと思います。
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まとめ
優勝候補とされるチームが、最初のうちは完成度が低く振るわない、そして段々強くなっていく、ということはよくあります。今シーズンの横浜FCはどうなるのでしょうか。ヨモさんの改善力に期待するので、早いところ強いところ、横綱相撲ぶりを見せて欲しいです。
今日の試合後の選手周回ではゴール裏からブーイングが出ていましたが、これは仕方ないところでしょう。強い相手に上手くいかないのは前向きに励ませばいいですが、今日の場合は戦力的に明らかに有利でしたからね。
でも、これから、これから!!とりあえず今日のところは、夜中からのコーキダービーを楽しみにしましょう。
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