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J1第11節 ホーム 横浜FC対アルビレックス新潟 プレビュー

前節、札幌相手に惨敗を喫しました。キックオフ直後に先制し、同点弾を入れられる前まではしっかり守っていただけに、その後、実力差を見せつけられてバタバタと4失点は選手にも、サポーターにも、大きすぎるほどのショックを与えました。マリノス、サンフレッチェにも完敗しましたが、先制して「勝てるかも?」と思っただけにこの試合の方がショックは大きかったです。審判の事なかれ主義的なジャッジのせいでアップセットのチャンスを失ってしまったことは、もう今更言っても仕方ないでしょう。

しかし、我々サポーターは、一度ここで振り返るべきです。力負けした相手もいる一方、湘南、福岡、ガンバ相手には引き分けています。決して「どこにも勝てない」ような戦力ではないはずです。京都にはやられましたが、それ以外は、基本的に個の実力差の大きい相手にやられているだけです。

そう考えると、今日の新潟との対戦は本当に大事な鍵になります。確かにチームづくりは新潟の方がうまくいっていて、同じ昇格組なのにあちらはいくつか勝利をあげています。しかし、昨シーズン、殴られ、殴り返した、という戦績だったように、個の力では大体同じステージにいます。横浜FCは、強豪に正面からぶつかって玉砕したことを成長に変え、個の力で同程度のチームから勝ち点をとっていかなくてはいけません。

これまで10試合で勝ち点3は、単純計算でいくと年間勝ち点10.2で、歴史に残るダントツの最下位確定ですが、これまでを「成長の過程」だと捉えれば、また全然違う計算になると思います。選手たちは、悔しい思いを決して無駄にしないでほしいですし、おそらく今日は全員、胸に期するものを強く持っているはずです。

あと、事前インタビューで答えた林選手。私はさりげに林選手推しです。大卒無印からレギュラーにのし上がって、今までのところかなりの適応力なんじゃないでしょうか?しかし、彼の潜在力はまだまだこんなものじゃないと思います。J1で1年間経験したら相当な選手になりますよ。


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