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机上の空論ブログ7

前回はここまでのまとめの話をしました!

今回こそ、学校の部分の話をします!

その前に、事業に関しては、一旦
ゲストハウスと学校に絞ろうと考えています

なぜかというと、ゲストハウスと学校が一番
コンセプトを表現しやすいし、
事業を絞っていた方がコンパクトでシンプルな
設計にできるからです!

実行もしやすいと思うので、こうしようと考えています。

そのうえで、ゲストハウスをフロントエンド、
学校の方をバックエンドの陣形にしようかなと考えています!

つまり、ゲストハウスでの対話を通じて、
コンセプトに触れてもらいながらも
ハードルの低い状態で人生に向き合ってもらい、
信用を得たり、ニーズを引き出したりします。


そのうえで、バックエンド=本当に売りたいものとして、
学校を作り、学校でコンセプトに沿った学びを行い、
最終的に、自分の言葉、価値観、世界観で生きていくことができる人を
増やす。


このような構図にしようかと思っています!

ちなみに、学校に関しては、
廃校を再利用して作ろうと考えています
(ただ、立地的な部分は心配です)


ゲストハウスに関しては、和風の空間設計にして、
庭にししおどしを置こうと思っています!


まあ、そこはおいおい計画するとして、
そろそろ本題に入ります

というわけで、学校の具体的なイメージを語ろうと思うのですが、
この学校は一言で説明すると、
「自己実現を後押しする」学校です!

そのために、まずは、
「自分の人生を自分の言葉で語れるようにする」
ということが必要だと考えていて、
この学校は特にそこに注力するものにしたいと考えています!

ターゲットは主に、大学卒業後の20代
(あえて「社会人」という言葉を避けています(笑))
あるいは、大学生、
特に、キャリア教育の要素が強い大学の学生も
ターゲットに入れてもよいかもしれません!
(就職予備校化している大学もたくさんあります)

こういった具体的なことはおいおい詰めていきます!

ところで、ここで、「自己実現」の定義を確認しておきたいのですが、
自己実現の定義は、
「自分に最も適した達成すべき活動を見つけ、
自分の可能性を発揮すること」らしいです!

なので、自己実現=夢、理想を叶えること
とは少し違うようなのですが、
まあ、自己実現=夢、理想を叶えることでも
いいかもしれません。

とりあえず、「将来の夢を叶える」といった
安っぽい意味ではないと思っています

小学校などでよく「将来の夢」を語る場面があり、
宇宙飛行士とか、野球選手とか
夢を職業名で語ることがありますが、
このレベルの話ではいけません

どういう価値観、思想で、
何がしたい、あるいはどうなりたくて、
そのために何を手段にするのか

これこそが「自己実現」だと思っています!
(個人的な解釈です)


もしかすると、ズレているかもしれませんが、
「自己実現」は解釈が様々であり、
最近では「夢、理想を叶えること」という意味に
なりつつあるらしいので、
これでも間違いではないと思っています。

ということで、自分のやりたいことを見つけ、
それを実現する道筋を作りたいのですが、

それはたとえば、キャリアとか
ライフスタイルとか、そういう話ではなく、
もっと包括的に、もっと深く、
けれど、シンプルな形で考えられるものが必要です!

ここで、大事になるのが、
「自分の人生を自分の言葉で語れるようになる」という
ことなのですが、それを達成するために必要な要素が、
「自己表現」と「社会コーディネート」です!


「自己表現」は自分のアイデンティティの部分です!
たとえば、好きな物とか、価値観、思想、文化、趣味
ライフスタイル、所得、
自分に関わるあらゆることがこれにあたります

このアイデンティティ的なものを全てでもいいですし、
一部でもいいのですが、社会においてどう表現するか
という部分が大事になります!

他方、「社会コーディネート」は自分の理想の社会を
コーディネートするということです!
この「社会」は社会を構成する小さな世界のイメージです!

というのも、社会は地球全体、赤ん坊から高齢者までを
包括した、人と人が交わる場所であり、
大きすぎて一人では作れないからです!

なので、自分が理想とする空間(世界)を作り、それが集まって
新しい社会ができる。
このようなイメージです!

この「自分」と「社会」は前にも述べた通り、
社会の構成要素が「自分」と「他人」の2種類
という部分から来ています!

つまり、自分と社会(他人)の2つの側面から
理想にアプローチすれば自分の人生を自分の言葉で語れ、
自分の軸で生きられるということです!

そして、この2つの掛け合わせに手段をかけ合わせれば、
自己実現の方程式が出来上がるというわけです!

まあ、この方程式は実績0の仮説にすぎないので、
一旦置いておいて、
やはりこの、「自己表現」と「社会コーディネート」という
部分の理論には自信があります!


なので、この2つの要素に対する考えが深められる設計の学校を
作ろうと考えているのですが、
このように考えた時、この学校は大学のような
アカデミックな設計にする必要があると考えています!

どういうことかというと、たとえば、哲学や社会学、
歴史学、文化人類学などの学問的に基づいた
知識を得られる仕組みをつくるということです!

あとは、様々な感性に触れられる、
あるいは様々な感性を表現できる設計にする
必要もあります。

では、これはなぜかという話なのですが、
この理由はシンプルで、
論理や感性がなければ世界作りができないからです。

この「世界」というのは、社会を構成する小さな世界です!

人は、この世界をつくったり、この世界の中で自分のキャラを確立することで、
自分のストーリーが出来て、自分の人生を自分の言葉で語れるようになります!

逆に、もしここが薄ければ、
「社会に出る」という概念のもとで、
志をもったり、幸せの基準を持ったりすることなく、
「人材」という名の道具的な一般労働者になってしまいます。

ただ、それこそ、同じ一般労働者でも
しっかりとした思想、価値観、理念があれば
主観的な部分では生き方が違ってくると思います。

この例として、
たとえば、これらはどうでしょう?

・経営者が偉い、労働者は駒
・大手に行った人間が有能、中小は落ちこぼれ
・学歴ある人間は賢い、学歴ないとバカ
・ホワイトカラーは勝ち組、ブルーカラーは負け組
・正規雇用が社会人、フリーターはいい加減な奴でしかない

ちょっと過激に書きましたが、
こんなラベルが蔓延しているように思います。
ですが、このような世界線とは別に、
人間それぞれにそれぞれのドラマがあります。

このドラマを描けないと、ラベルに流され、自分の道を進めなくなるのです。

といっても、自分には権威性がゼロですし、
自分は無能な部類の人間だと思うので、
説得力はないかもしれません。

ですが、権威ある人の中で
同じようなことを言っている人がいると思います。

この理論を信じれば、幸せになれることは保証します!
絶対に外した理論ではない自信があるので!

そして、この自分の「世界」をつくる、あるいは
好きな「世界」を選ぶためには、
その根底にある価値観、思想、歴史、構造などの部分を
固める必要があると考えています!

下の図を見てください!


この図は、自己実現とか、何かを実行する際の構造を示しています(仮説です(笑))
ちなみに、これはオリジナルのピラミッドです!
ググっても出てきません(笑)

下から順番に説明していきます!

まず、1段目は、土台となる基礎力です!
国語力は読み書き能力から、論理的思考力、
それを表現する読む書く話す聞く力を指します!
(「感性」を表現する力に関しては、一旦除きます)


特に抽象具体とかはかなり重要です!

本一つ読むのにも、プレゼン1つするのにも、
国語力は必要になります。

学校の科目も国語が基礎になり、構成されています!


感性の方に関しては、物事を心で深く感じ取る動きです!
簡単に言えば、語弊があるかもしれませんが、
心の動きや感情などの感覚といったところでしょう。

これが必要な理由は、シンプルで、
人間らしい世界をつくるためです!

たとえば、論理的思考力オンリーで生きていたとします。
これではロボットみたいになると思いませんか?

誰かに殴られた時に、
「殴られた。これは『痛い』『悲しみ』『怒り』に結びつく」とか
恋愛とかで、
「Aちゃんは、一般的に見て、目鼻口のバランスが良く、
美人と言える。そして、Aちゃんを見ると、俺の心臓の鼓動は速くなる。
ゆえに、俺はAちゃんに対し、好意を抱くという、動物の本能的な現象に
陥っているのである。」
とかの思考を持ったとします。

これ、もはや人間じゃないですよね?
感情が死んでいるように思いますよね?

これでは楽しい人生にはなりません。

まあ、これは極端な話過ぎるのですが、
ロジックでは捉えられないもの、
表現できないものはたくさんあります。

たとえば、絵なんかはそうです

ピカソはきっと、ゲルニカを評価されようとして描いたわけでは
ないと思います。
(もし評価されるために描くなら、ゲルニカきっと描かないでしょうw)


ということで、もし論理的思考力だけだと
世界は不完全になるでしょう。

ということで、感性も大事です。
もしかすると、小学校などに図工や音楽があるのは
このような理由からかもしれません。

そして、この2つの基礎を脳に置き換えると、
論理が左脳、感性が右脳です。




(ちなみに、余談なのですが、自分の場合は
右優位。つまり、右脳の方が優位らしいです!
直観が優れ、感受性が豊らしいです(笑))

まあ、1段目の内容はこれくらいにしましょう。

2段目に行きます!

2段目は、国語力、感性を土台にして、
社会に存在する哲学、社会構造、カルチャー、
思想、価値観を理解し、
その中から自分の価値観に近いものを選択し、
自分が生きる世界を言語化する段階です!

この段階は重要です。
なぜなら、価値観、思想、哲学があることで
人生をぶれない、かつ深いものにできるからです!

たとえば、ハンバーガ屋さんを作りたいとします。
そのうえで、経営の知識は完璧。
勝てる戦略戦術があり、
実際にどこかの企業で経営層に入った経験があるとしましょう。


知識あり、実績ありで最強に見えますよね?
けど、この人がハンバーガー屋を建てるとき、
協力してくれる人はいるでしょうか?

少なくとも自分はそのハンバーガー屋さんに
全く何の価値も感じません。

なぜなら、そのハンバーガ屋さんの裏に
何のドラマも見えないからです。

このハンバーガー屋はおそらく、
客が喜びそうなデザインの店で、
客が喜びそうな大きさ形値段のハンバーガーを安い材料で提供し、
従業員には適当な感情労働をさせ、
淡々と売上を計算していくだけのものになります。

なぜなら、経営理念がゼロだからです。

こんな店、安っぽいですよね?

客として関わるにしても、
時間がないときに適当に利用する分にはいいですが、
その店のハンバーガーで心が動くことはありませんよね?

一方で、もし、これが
むちゃくちゃ深い理念を持つ店主が経営する
ハンバーガー屋ならどうでしょう?

ちなみに、
そのハンバーガー屋は単に深い理念を根底に据えているだけの
安っぽい店ではなく、
その理念に徹底的に沿ったコンセプト、
空間、従業員、商品を持つ店のイメージです。

このような店なら応援したくなったり、
食べに行きたいと思いませんか?

まあ、その理念の内容によると思うのですが、
少なくとも、あなたではなくても
誰かを動かすことは出来ると思います!

これは人も同じだと思っています!
人の夢を聞いてワクワクするとき、
その夢の奥にはきっと深い価値観や哲学があるはずです!

「サッカー選手になりたい」
「子どもたちに笑顔を届けられるサッカー選手になりたい」

この2つのうち、
話を聞いてみたいと思うのはどちらですか?

自分は圧倒的に後者です!
なぜならこの裏にはきっと
深いストーリーや価値観があると思うからです。

たとえば、自分の知っている人の中に、
パーマカルチャーを大事にしている人とか、
ストーリーテリングという概念を大事にしている人、
「食」の時間を大事にできる社会を創りたい人など、
様々な価値観を持ち、その価値観を軸に行動している人が
います!

この人たちの裏にはきっと、
哲学や価値観、思想、ストーリー、世界観がしっかり存在しているはずです!

これがあると、人としての深みや面白さがでてくるでしょう!

逆にもしこの2段目がなく、
ビジネスをする能力などが高いだけの人は、
ビジネスは成功するかもしれませんが、
どこかで自分のやっていることに違和感を覚え、迷い、
悩んだり、病んだりするでしょう。

このような人はきっと幸せになれません。

そして、自分の理念の基礎部分の話なのですが、

「働くことは尊い」
「社会に出ましょう」
「社会人としての自覚を持つことが大事です」
「この会社にはいったら安定して生きていけます」

「社会」(虚像)には、このような考え方が蔓延し、
多くの人々はレールに乗っかりながら、
この統一された、狭く、オリジナリティのない
世界に飛び込んでいる気がします。

これは言い換えると、我々の価値観がいつの間にか
支配されているということです。

このような考え方を全て否定する気はありません。
正しい部分もあるでしょう。

実際、親が働いてくれるおかげで飯が食べられますし、
安定は大事です。
学生と同じマインドじゃいけない部分もあるでしょう。

ですが、これらは押し付けがましいですし、
我々の言葉ではないはずです。

それよりも、あなたがあなたの好きな世界を生き、
その根底にはオリジナルの哲学があり、
その哲学を基に自分か社会、あるいは両方に対し、
何かの価値を出し、そこに対して感謝や評価を得る。

その方が幸せではありませんか?

自分自身は感謝されることに興味はあまりないのですが、
結果が出る、つまりこの事業では、
自分の理念にあった社会がコーディネートでき、
その社会を通じて、自分や他人の人生が変われば
幸せだなと思います。

あなたが自分の価値観を形成する事、
自分の哲学を持つこと、
そのうえで、それに基づいて行動すること。

これは「社会」の概念、哲学、言語に
抵抗することに繋がります。

このうえで、3段目が手段なのですが、
手段の前にこの段階がなかったとしても、
人生成り立ちはします。

国語力があり、感性もある。
そのまま「社会」(虚像)に乗っかれば、
上手く生きていくことはできるでしょう。

けれど、きっと、
どこかで違和感を覚えます。

この事業の理念は、
「社会に出る」という概念から抜け出すことと、
「ワクワクを起点に自分の言葉で人生を語る事」です!

そして、これを達成するために
「自己表現」と「社会コーディネート」の概念があるのですが、
この2つの根底に価値観、哲学を確立させ、
薄っぺらかったり安っぽかったりすることがないようにしようと
思っています!

なので、この学校では、2段目に拘り、
2段目を作ることに注力する設計にします!

最低限の国語力と感性は学校教育などで
ある程度身についてきただろうという想定の下で、

(ここに関しては上から目線みたいな表現になってしまっています。すみません。
決して上から目線なつもりはありません)
いきなり生きる手段を模索するのではなく、
価値観、哲学を形成する場を作るつもりです!

そして、これを考える際に、学問が必要になると
考えています!

というのも、自分の頭だけで
価値観を形成したり、言語化するのは難しいからです!

たとえば、この事業のコンセプトは
自分のオリジナルですが、
これらは元をたどると自分が考えたものではありません。

自分は単に自分が見てきたものを抽象化して理論化したり、
リソース同士をくっつけたりして、
コンセプトを作っただけです!

それこそ、「自己表現」は
ストーリーテリングの概念を大事にしている人から
ヒントをもらったものです!

社会は「自分」と「他人」でできている
という概念も中学か高校の時の
国語の論説文の内容から来ています!

具体的には、「日本人は、家族は他人ではないという
感覚を持つが、欧米人は自分の部屋を一歩出れば社交場。つまり、
欧米人にとって自分と他者は明確に区別されるのである。
その一例として、フランス人は赤ん坊を一人で寝かせる」
みたいな内容だったと思います(笑)。

この文章を読むまでは、自分にはこの視点はありませんでした。
もしかすると、一生このことに気が付かなかったかもしれません。
そうすると、このプランは成り立たないですよね?

自分の価値観を言語化するのは簡単ではありません。
なので、他人の知恵を借りてくる必要があります。
また、社会構造を知っておくことで、
現実に即した理想を持つこともできるようになります。

さらに、たとえば、

ヒッピー、ビーガン、
ヌーディスト、エコビレッジ、地方に向かう若者、
ストーリーテラー、住み開き、キャリアブレイク、
ソーシャルビジネス、フォルケホイスコーレ

このような様々な価値観、思想、哲学、生き方などを
知っておくことで、世界が広がり、
自分が選べる世界、憧れられる世界が増えます!

こうすることで、生きる幅や表現できる幅が広がるのです!


なので、無知の知のような概念もあるかもしれませんが、
知識は多かった方がいいと思います!

このような理由から、哲学、社会学、地理学、文化人類学、
歴史学など、生き方を広げられそうな学問を根底に置き、
アカデミックな設計の学校を作ろうと思っています!

ただし、成績がつくわけではないので、
熱量やペースはその人次第なのですが(笑)

といっても、一つの基準として、
卒業するためには
自分の将来の目標や夢に関する卒業論文を書き、
それを基にしたプレゼンをして、深堀に対応できたら
卒業できるという形にしようかと思っています!

やはり目標があった方がいいので(笑)

そのうえで、卒業した後も
関わり続けられるような設計に
しようかなと考えています。

ちなみに、このピラミッドを見ると、
どこかの学習塾みたいと
思うかもしれません。

そもそも、「国語力」とか「感性」とか
言わなくてもいいですよね?

ですが、ぶれないように、あえてロジカルに
基礎部分から書いています!
これが本質だと思っているので、
このピラミッドに沿った形の学校にしようと考えています!

それと同時に、しっかり結果を出したいので、
基礎の部分を言語化して大事に死、
多少ストイックに設計を組み、
なあなあなことにならないようにしようという狙いもあります。
(だからといって、在校生をしごくわけではありません(笑))

本当は今回で終わらせたかったのですが、
悲しいことに終わらなかったので、
次回に続きます(泣)

とりあえず、今回の内容を簡単に要約すると、

人間の基礎力である国語力(左脳)と感性(右脳)を土台に、
自分の価値観、哲学、カルチャーを形成し、
その上で手段を得るという手順の前提の下で、
2段目の価値観、哲学、カルチャーをつくることに
注力した学校をつくる。

そのうえで、2段目を形成する際には、
他者の哲学、価値観、カルチャーを学び、
社会構造なども知り、
知識を広げ、選べたり作れたりする世界の幅を広げられる
設計にする。

といったところです!

ああ、、、続き書きたい!
というテンションなのですが、いろいろ浮かんでいたりして
頭が落ち着かないし、長くなりそうなので、
ここで切って、また次回にします!

次回こそ、きっと最後です!





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