金性を心に持つあなたへ
五行の紹介も後半になってまいりました。
ご自分の五行はすでに登場しましたか?
今回は4つ目の五行として金性の皆さまのお話しです。
金性というだけあって、金属や岩石など堅いものをイメージしてみましょう。
金性は、庚(陽)と辛(陰)に分かれます。
【庚(陽)のあなたへ】
ゴツゴツとした岩石や刀のような刃物の質をお持ちのあなたです。
とても頑なな心で戦いを好み、自ら相手に挑んでいくようなスピード感あるあなたです。
どちらかといえば、スポーツならサッカーや野球のようなチームプレイよりマラソンや水泳など単独で戦うものの方を好むのではないでしょうか。
時には、のんびりしているひとを見て「イラッ」とする時もあるでしょう…
ただ、基本的に“戦い”といっても『自分との戦い』であって、成長している庚金さんは、本心から相手を攻撃することはなさそうですよ。
相手への意味のない攻撃に心当たりがあれば、もしかしたらあなたの心の成長が必要なようです。
そして、働き者でじっとできない性分。
あまり“落ち着く”という考えは罪に感じているところがありますので、なるべく意識的に休息を設けるようにしてくださいね (これは身体だけでなく頭の中も動き続けるという意味で)
そうでないといいアイデアも浮かびません…
必ず流行は押さえておきたいと、今どきなものに挑戦したり、意外なものにひょっこりと首を突っこんだりするかわいいところもあります。
海外へいってもビジネスで戦えるあなたです。
国際的なお仕事もできそうですよ。
【辛(陰)のあなたへ】
算命学では「宝石」と例えられています。
キラキラと特別意識を持ち品性があるあなたです。
「宝石」は貴重品であり硬くもろいところがあります。
すなわちそれは、あなたの品性や人間的もろさも意味しています。
比べるなら、ビジネスなどの現実的なお仕事をするよりは学問や芸術などの精神世界で活躍される方がいいでしょう。
あなたの感性がまわりに反映され、結果ビジネスに繋がるということです。(もちろん命式の組み合わせにより異なる場合もあります)
“戦い”がキーワードの金性ですが、
辛金さんの場合は、裏側に知性を伴った戦い方をします。
何も考えずに一歩を出すというよりは、入念に作戦を練ってから踏みだすようなイメージです。
気品やプライドを大事にするあなたです。
もし、品性のない行動や言動が続く場合はあなたの心の調和がとれていないことに気づきましょう。
そのためには常に自身を客観視できる冷静さを持つことがよいでしょう。
組織やチームで行動することに抵抗なく、きちんとご自分の役目役割を果たすようなひとですが、[虚のプライド]ばかりが先行すると、やはり周りには煙たがられますよ。
[真のプライド]こそがあなたを輝かせます。
いかがでしたか?
同じ金性でも戦いかたや行動が違って現れるのはおもしろいですね。
“自分を知る”ということは、同時に“他者も知る”ということです。
人間関係うまくいかないな、
どうしてこの人はこんな行動をとるんだろう?と様々な感情が生まれたとしたなら、
その人に〈共感〉はできなくても〈理解〉ができるといいですね…
次回は水性の皆さんで五行最終回となります。
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智泉堂/清徳泉里
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