自分と同じ誕生日のひとの人生はどうなのだろう？
私たちの人生の始まりはこの世に『誕生』し、それぞれの役目役割を果たすことによって『死』を迎えます。
この『誕生』に関して、
「自分と同じ生年月日だとそのひとと同じ人生なわけ？」
という当たり前の疑問はありませんか？
私は算命学を学ぶ前に常々考えていたことでした。
答えは…
同じ生年月日を持つひとでも人生は少し違ってきます。
なぜなら、ひとの運命は［環境］によって変化するからなのです。
【環境ってどんなことだろう…？】
例えば、A太さんとB子さんが偶然にも同じ生年月日だとします。
それぞれに父・母がいることで彼らは『誕生』します。
A太さんにはA太さんの父・母。
B子さんにはB子さんの父・母。
当然ながらA太さん父母・B子さん父母の生年月日は異なります。
各家庭での教育方針も違いますし、生まれたとしても彼らに父母が揃っているとは限らず、A太さんの方はひとり親によって成長することもありえます。
また、A太さんは3人の兄弟姉妹の中で育ち、B子さんは一人っ子かもしれません。
それらに基づき、彼らそれぞれの苦悩や乗り越えなくてはならない試練、役割が変わってきますよね。
つまり算命学が家系を重視するところは、こういった意味があるのです。
このようにあなたの生年月日が誰かと同じだとしても、それぞれの［環境］やそのひとの努力などによって運命は違ってくるのです。
【同じ誕生日で同じ環境だとしたら…？】
そこで新たな疑問…
では、双子は？三つ子なら？ということになるでしょう？
それは特殊な占技があります。
なので、占者はその技法を用いて鑑定していくはずです。
ひとは、たとえ同じ誕生日でも、それぞれの人生があります。
運命のフシギはこういう面白さがあったり、同時に苦悩もあるのかと私は思います。そして算命学が“理論が崩れると結論が出ない”と言われている点はこのようなことだと思うのです。
うーん、私は体験がないので一度でいいから同じ生年月日のひとに会って色々とお話してみたいなぁ。
彼らはどんな人生を歩んでいるのだろう…
同じ時代を生き、同じように年老いてゆく。妄想するだけでワクワクします。
少なくとも「今」が幸せてあって欲しいですね！
一緒に考えましょう。
ご相談お待ちしてます。
智泉堂／清徳泉里
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