季節のかんし便り〜5月〜
毎年思うことですが、連休を過ぎると5月が終わるのが急速します。
きちんと予定を把握しとかねば、と連休前には考えますがあっという間の5月です。
コロナ禍がすぎ、お子さんをお持ちの方なら行事がポツポツと始まり「そうだった,こんな感覚だった…」と始まった新年度の忙しさが徐々に加速していく時期ですね。
そのような5月を思い出しながらも今月は*立夏*小満に分けられます。
◆5月【立夏・小満・丁巳】
*立夏(りっか5/5ごろ)
ようやく夏が始まり、地上が徐々ににぎやかになってきました。
地上に動きが出てくるということは、雨蛙が鳴き始めたりモゾモゾと地中からミミズがでてきます。
*小満(しょうまん5/21ごろ)
二十四節気では「四月中(しがつなか)」とされ,自然界の盛衰の一部を感じられる時期とされています。
例えば[苦菜(キク科)が出回り、なずな(ぺんぺん草)が枯れる]
といわれていますが、なずなは春の七草の一つであり、もう春が終わり夏が盛りとなり苦菜の時期ですよ、という意味です。
*丁巳(宿命にお持ちの方も参考になさって下さい)
季節は初夏です。
とても強いエネルギーをお持ちのあなたです。
(特に日柱にある場合)“フツーの人生”は待ってはいません。
繊細ですが強靭な心で周りを跳ね除けていきます。
あなたの活躍に人々は近寄ってきますが、あなたはいつも孤独を感じます。ですが、大勢でいるよりも本当は一人のほうが向いていますのでお付き合いは、ほどほどに。
プライベート特に結婚に関しては、縁が薄いので家庭を築き家族と過ごすのにはそれなりの努力が必須です。強すぎる個性は家庭運を遠ざけるのです。とりわけ女性は、親子の関係性について気を配った方がよいでしょう。
改良として、非凡な人生は送らないように。
あなたの人生はひとよりも山あり谷ありが当たり前だと思ってください。
そして、創造性のある特殊なお仕事の方が向いていますよ。
◆季節のひとりごと
母が長野県の山奥の出身のため、都心に住む子どもの頃の私は、毎年長い夏休みはほぼ涼しい山奥で暮らしていました。
蒸し暑い東京の夏を子ども時代に過ごさなかったのか、未だに夏嫌いです…
ですから、田舎の暮らしがは少しわかります。
この時期、長野県では「五平餅」というものを食べます。
だいたい田植えの5月と収穫の10月に食べその家のそれぞれの味があり美味しいものです。私にとっても懐かしい食べものです。
最近では、道の駅にもあるのではないでしょうか。
5月は木の芽が採れる時期で砂糖、味噌,砕いた胡桃を酒でのばしながらすり鉢で和えます。
大きなすり鉢にゴリゴリと長いすりこぎでリズムよく動かしてます。さも簡単そうに扱う祖母の姿を見て、子ども頃よく「私も!」といって試してみるもののかなり難しく案の定ムリ。すり鉢を抑える係りにすぐ降格です。
木の芽の香りがフワッとしてよく混ざりあい、小さなパンケーキのような形に潰したご飯を軽く両面を焼き胡桃味噌をのせれば、家庭での五平餅です。
五平餅だって煮物だって、祖母が作るもの何でも少し甘めの味付けでした。子どもだったせいかそれが美味しく嬉しかったのですが、いまだに私の作る煮物はこってり甘めです。懐かしい祖母の味です。
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