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森のようちえん ~理想の教育とは?~

おはようございます、ちせです☼

先日、岐阜県に幼稚園の視察に行ってきました。

なぜ?

NPO団体の活動で、幼稚園を事例に教育について考える企画に参加しているんです。

そこで、今日は実際に見てきた『森のようちえん』を紹介します♪

森のようちえん?

みなさん、森のようちえんってご存じですか?

お子さんがいる方は名前は聞いたことあるかもしれないですね。

森のようちえんは、デンマーク発祥のようちえんスタイル。

自然体験を軸に子どもをのびのびと育む施設です。

いっぱい遊んで、心を養い、自然を感じ、いっぱい考えることを大切にしているそうです。

森のようちえんと聞くと、地方にありそうですが、大阪や東京など全国各地にあります。

園舎なし!?

森のようちえんにはある種カルチャーショックを受けました!!!

なんと、園舎がないんですっ

たまたま、訪れた日は雨だったんですが、

そんなのお構いなし。

子どもたちは雨の中、

栗を拾ったり、山を登ってブルーベリーを摘みに行ったり、ハンモックで元気に遊んでいました:)

見ていてなんだか感じる部分がありましたね~。

お出かけの日に雨が降ると、ブルーな気持ちになったり、
靴が泥で汚れるとすぐ「最悪やっ」という自分。

改めようと思いました。笑

雨でも楽しめる。
自然は友達。

子どもたちからそんなことを学べました。

自然と人間

訪問先の森のようちえんの園長さんが、
こんなお話をしてくださいました。

今の若い人たちは自然に原体験のある人がすごく少ない。
地球の世紀末時計が23:59となる中、「自然と共存」する体験をすることが大切になると思います。
大自然の中に身を置いて、「自分ってちっぽけだなぁ」そう思う感覚が大事なんです。

自然を感じることで地球の一部と自覚することが出来る。

それが、地球がピンチだ!と火をつけてくれるんじゃないかっていう思いがあるそうです。

話しているときの目からは情熱を感じました。

やっぱり、対面で話を聞くことはオンラインとは比にならない学びがありますね。

こんな疑問ありませんか?


森のようちえんでは、ルールや規律はありません。

子どもたちは思い思いに自然といっぱい遊びます。

ここで一つ疑問が。

「公立小学校に上がった時、周りとギャップが出るのでは?」

小学校では規律や協調性が必要になりますよね。

実際、この点を心配する親御さんは多いそうです。

けど、園長さんはこういいます。

「むしろ、森のようちえんで育った子は、コミュニケーション能力や社会性があるので、周りを見て行動ができるんです。」

森のようちえんは1クラス10人もいないことが多いです。

とすると、嫌でも苦手なこと共存していかないといけない。
それに、自然とともに考えながら園で過ごすから、考える力も備わるのだわとか。

生きる力を育める。

それが、森のようちえんのいいところみたいです。

どんな場所に預けたい?

あなたに子どもがいるなら。

どんな場でどんな教育を受けてもらいたいですか?

私は、森のようちえんを見て、

「あ。私の理想に近いかも。」

そう感じました。

地球は悲鳴を上げているのに、

時代を背負うのは今の子どもたちや私の世代。

なのに、自然と共存する意識ってあんまりない。

自然は友達。

そう思える環境に私もいたいし、子どもたちにもいてほしいなと感じました。

教育は見直されつつあるけれど、

従来のものを帰るのは日本は苦手だと思います。

すぐには難しくても、

少しずつ変革が起きることを願ってます☆

-- ちせ --


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