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2024.2 ワーケーション@松山・三津浜

2024年2月18日〜21日まで、愛媛県松山市の三津浜でワーケーションしてきました!


滞在先

📍ADDress 松山A邸 / おいとこ三津浜邸
ADDressでもかなり人気の拠点なのと、お写真見てワークしやすそうなお部屋だなぁという点や、海に近いのも良いなということで選びました。
提携拠点なので、ADDressに提供されてない部屋もあります。

外観を正面から撮り忘れてました 左手の建物

家主さんが古民家をリノベーションして作られていて、北欧風な壁紙があったりなど、和と洋もミックスしたセンスある素敵なお宿でした。
家主さんには周辺情報など沢山いただいたおかげで予想以上に色々行くことが出来たので感謝です。

共用スペース 土曜にイベントあったりするみたい

私は「青の間」のお部屋に宿泊しました。
青と茶色の落ち着く配色で、何よりお部屋が広くて、仕事用の机と別に、写真に写るローの机もあってそこでテレビ見ながらご飯食べるとかも出来るし、レトロな廊下眺めてぼーっと出来るロッキングチェアあるし、居心地はよかったです。

青の間 サービスで柑橘いただきました!

仕事については、打ち合わせも多い時期だったのですが、WiFiも問題なかったし、ちょうど日中は皆さん仕事に行かれて他に人もいなかったので、集中して仕事できました。ちょっとデスクライトが暗めではありましたが。

お仕事デスク 右手に冷蔵庫とロッキングチェア

あとは一般的な古民家スペックな感じです。お手洗いはちょい遠めです。

行った場所

事前には港の位置以外は調べていなかったのですが、宿の方(ADDressでいうところの家守さん)に情報をたくさん頂いて充実した滞在になりました。
また、どれも徒歩で行ける範囲の場所でした◎

三津浜港

お宿から歩いて数分のところにある三津浜港。
三津浜の街は、松山の玄関口の港として栄え、戦火を免れたため今も立派な古民家が残る街です。そんな交通の拠点だった三津浜港は、今も近くの島々や山口県柳井市へのフェリーが発着しています。

左手が三津浜港の待合所 右がフェリー乗り場

また松山の玄関口というだけあって、今も物流の港としてもバッチリ現役。
そのため、港沿いは船や荷下ろしの機会が並ぶビューとなっています。

三津浜港の前の道はずっとこんな感じ

三津浜に来る前は港が近いなら海辺でぼんやり過ごしたり出来るかな?と思ってたのですが、湾岸関係者以外立ち入り禁止の看板も多くて、思った感じではなかったです😢

三津の渡し

三津の渡しは、三津浜とその北にある港山地区を結ぶ渡し船です。
市道の一部になってるため無料で利用ができ、自転車も乗せることができます。また乗る時に船が対岸にあってもインターホンを押せば来てくれます。

三津浜側の乗り場
真ん中に映るのが渡し船です

室町時代から続く地域の皆さんの生活の足であり、三津浜を代表する観光スポットです。船からの景色も良いですし、涼しくて気持ちよかったです。
何より、三津浜港付近から梅津寺などの北側に行くには、渡し船がないと結構遠回りになるのでとても便利でした!

夕暮れの時間の船からの景色素敵でした

渡ったところに湊三嶋大明神社あったので、ご挨拶に参拝もしてきました。

港山城跡

三津浜港の北側にある港山城跡です。小高い山を登った先にあります。三津浜は港で高さがないので、三津浜近くで見晴らしの良い場所となるとココ🙆‍♀️

瀬戸内海らしい素敵なビュー!

海に向かって左側は三津浜港の灯台、向かいに興居島(ごごしま)、右側に梅津寺海岸が見えます。奥には他の島々も見えて、瀬戸内海らしい景色が広がります。ベンチもあるので、船や鳥たちが行き来するのをぼーっと見ながら時間過ごすのもよかったです。

右側には梅津寺海岸や伊予鉄道が見えます

ちなみに三津浜からの行き方としては、前回載せた三津の渡しで港山側に渡って、道をまっすぐ数十メートル進むとお地蔵さんがいて、その右横の石段から上がれます。(このルートしかありません)

階段の入り口から頂上までは10分程度。
階段を上り切ったら竹林の山道を登ります。松山にもこんなしっかりした竹林があるのか!とちょっと感動しつつ登りましたが、それなりに勾配もあるのでしっかり運動になりました。竹林の中が涼しいのは救い。
でもそれだけ登る価値のある頂上の景色でした!

竹林の山道 上の方はもっと勾配があります

梅津寺海岸

津山城跡の入り口から道沿いに北に進むと伊予鉄道とぶつかり、そのまま線路沿いに進むと梅津寺(ばいしんじ)海岸に出ます。南北に広い砂浜です。

堤防の右側から向かいの興居島を望む景色

昼間も良いですが、西側を向いているのでサンセットがとてもよかったです。冬ということもあってか日曜でもそれほど人も多くなく、のんびり日没を眺めることができました。

通りから梅津寺海岸の入り口で見た夕暮れ

海岸自体も割と広めなのでお散歩にもちょうど良い場所でした。
ちなみに港山城跡から梅津寺海岸の途中に伊予鉄道の踏切を渡るのですが、そこの伊予鉄道のビューもいい感じでした。

右手の道路を進むと先ほどのサンセットの場所

みきゃんパーク梅津寺

梅津寺海岸をそのまま北上すると梅津寺駅があるのですが、砂浜が微妙に繋がっていないので、一旦車道(県道)まで戻って北上していくと、愛媛県のキャラクター「みきゃん」の建物が見えてきます。
(途中海沿いに道は現れますが私道なので注意)

道路側から見るみきゃんパーク入り口
駅の方から見るみきゃんパーク裏手

1階はみきゃんグッズが売られていて、2階はカフェで愛媛のみかんを使ったスイーツやドリンクをいただくことができます。私は一番人気な伊予柑ソフト食べましたが、伊予柑の酸っぱさも少しありつつソフトの甘さと合っててとても美味しかったです。

カフェの窓側の席は駅に向いてるので、梅津寺駅と伊予鉄道見ながらソフト食べれるのも良かったです!

2階カフェからの梅津寺駅ビュー!

みきゃん可愛すぎるのでグッズも何個か買って帰りました。楽しい。

梅津寺駅

みきゃんパークの目の前にある伊予鉄道の駅です。海と駅の間にはコンパクトですが砂浜もあります。白い駅舎が後ろの海の景色に合っていて、すごく美しい駅でした。

伊予鉄道のオレンジとも合う梅津寺駅

ちなみに東京ラブストーリーというドラマのロケ地だったそうで、それにちなんで海側のホームにはハンカチが沢山結ばれてます。ドラマのロケ地になるのも納得な景色の駅です。

右側奥にハンカチが沢山結ばれています

電車を1本見送ったりしたので、写真はタイミングよく人が写っていないですが、有名な観光スポットのようで、そこそこ人は多めでした。

駅の横の踏切のビューも素敵

三津駅

せっかくなので伊予鉄道も乗りたいと思ったので、梅津寺駅から三津駅までは電車で戻ってきました。三津駅の駅舎はレトロで素敵。中にはカフェもありました。

三津駅 改札は建物の外の左手にあります

三津浜商店街

三津浜駅前の川を渡ってすぐのところから、三津浜港の近くまで続く商店街です。

商店街の通りを駅方向に見た景色

三津浜自体がかつてはかなり栄えていたんだと思いますが、今は少々シャッター商店街になっています。ただ、若い人のお店もチラホラあったり飲食店もそれなりにあるので、街歩き的には回れるところ豊富な商店街かなと思います。ただ営業日・時間は注意。

時々こんな感じの古い建物にも出会います

商店街のメインストリート以外の場所にもお店はあるので、3本ぐらい通りをあちこちぷらぷらするのも楽しいです。

商店街のメインストリートから離れますがこんな可愛い郵便局もありました

三津厳島神社

家守さんのおすすめにはなかったのですが、Google Mapで見て気になったので訪問。

三津厳島神社入り口

三津浜周辺には神社いくつかありましたが、ここは特に広くてとても立派な神社でした。境内にはちょうど時期的に椿や梅も咲いているのも見れました。

綺麗なつばき

飲食関連

いずみ(三津浜焼き)

三津浜のソウルフード「三津浜焼き」、広島風のお好み焼きに近いです。

広島と三津のお好み焼きは何が違うか? 実は焼き方や具材に違いがあります。決定的に違うのが焼き方で、広島では生地の上にキャベツや具材等が先に乗りいわゆる素焼きの状態のものを、後で麺の上に重ねるのが一般的です。三津浜では生地を鉄板で焼き、その上に味付けをした麺(中華そば・うどん)が先に乗ります。ここから三津のお好み焼きは麺が入るものを「台付き」と呼ぶようになったのです。

https://www.mitsuhamaru.com/mitsuhamayaki/about/

三津浜には何店舗か三津浜焼きを提供しているお店がありましたが、宿からも近くて、かつ、家守さんのおすすめの1つだったので、いずみさんへ。

三津浜焼きのお店 いずみさん

1番ベーシックな「そば台付肉玉入」を頂きました。タイミングよく座席が空いたので鉄板のあるお席にて。

熱々で美味しい

お店の方もすごく丁寧で良い方たちで、観光の人もですが、常連さんも多い素敵なお店でした。

鯛めし専門 鯛や

こちらもお宿の近く。食事メニューは鯛めし膳のみ、という鯛めし専門のお店です。愛媛に来たからには鯛めし!と思っていたので行ってきました。

大雨の日だったので斜めからお店の入り口

鯛めし膳は2600円だったのですが、その価値あるボリュームと美味しさでした!お刺身にじゃこ天も乗ってて松山の名物堪能でき、最高でした✨

鯛めし膳 じゃこ天1個食べたあとですいません
鯛めしは別のおひつに入ってます

この鯛やさんは登録有形文化財の古民家を利用したお店。
三津浜はかつて俳句が盛んだった町でもあるそうですが、この1階は昔句会で使われてたお座敷なんだとか!どうりで立派な古民家…!
この雰囲気の中お食事出来るのも良かったです。

置かれているものどれも目を引く品々

私が行った日は平日の豪雨の中の13時過ぎだったからか、私以外に1組しかいなかったので写真も撮れましたが、他の日見かけた時は人の出入りも多かったので、土日などは混雑しているかもしれないです。

太陽と月

ランチ・カフェ・ディナーの営業もされている太陽と月さん。

おしゃれな外観ですが古民家な建物

私はランチタイムに行きまして、メインが牛肉ステーキの「SP太陽プレート」と、メインが鯛めしの「月プレート」の掛け合わせの贅沢盛りなプレート頂きました。小鉢もたっぷりでしっかり美味しくて最高でした!肉も魚も堪能できるの嬉しい!

SP太陽と月プレート

こちらも古民家な店内でお食事ができ、食後にコーヒーも注文して、まったり過ごさせていただきました。お店の名前の太陽と月に絡んだ小物やお酒も置いてて可愛かったです。

カウンター席でしたが目の前が色々可愛い

デザートも美味しそうだったのですが、お腹いっぱいで断念したので次の機会には食べたい!トマトパフェが人気らしいです。

旧鈴木邸

古民家カフェの旧鈴木邸 CHAYAさん。
鈴木邸も三津浜を代表する登録有形文化財で、明治後期に建てられた元米穀商の邸宅とのこと。

外観からしても立派な古民家邸宅

中に入ると広い土間があって、そこを上がると掘りごたつの部屋があり、奥に縁側と中庭がありました。家具類もどれも素敵。

ほうじ茶プリン

行ったのが夕方で少し売り切れもあったので、私は「ほうじ茶プリン」頂きました。黒豆が乗っています。セットのお茶は選べましたが緑茶を。2煎目まで頂いて、お庭を見ながら古民家のゆったりした空気感を過ごせました。

最初は縁側で頂いていたのですが、途中で掘りごたつの方が空いたのでおすすめしていただきそちらへ。掘りごたつは炭で温めてるんだとか!

掘りごたつのお部屋から縁側と庭を望む

他にお客さんがいなかったので、お店の方に旧鈴木邸の成り立ちや三津浜のことを教えた頂いたり、お互いの話まで色んな話させていただきました。

練や正雪(テイクアウトのみ)

じゃこ天のお店です。開店前から行列になっているそうで、私は開店すぐぐらいに行きましたが、大量に買って既に2周目という方もチラホラ…すごい。

入り口 入ってすぐのところに陳列されて売られています

私は家守さんにおすすめしてもらった「じゃこ天」と「ジャコカツ」を頂きました。とてもボリューミーですが出来立て美味しかったです。ジャコカツは衣サクサク!

左がじゃこ天 右がジャコカツ

ラ・ムー

スーパーのラ・ムーです。宿からは徒歩20分ぐらいでしたが、三津浜港ビューを眺めながら歩けたりもするので、あまり遠いと感じませんでした。ちょうどいい散歩の距離感。毎晩お世話になりました。

夕暮れの景色に映えるラ・ムー

品揃えもしっかりしているのと、何より海鮮が安かったです!さすが愛媛!
ちなみに向かいにセブンイレブンもありました。

総括

東京だとお店に行くとめんどくさそうダルそうな接客に良く合うのですが、三津浜のお店の皆さんはどこもすごくウエルカムで感じが良くて、でも全く媚びてはなくて、売りたいものをしっかりおすすめしてくる商売人の面もあって、その点ではとても居心地は良かったです。本来そうだよなという感じ。やな気持ちでご飯食べる必要性ないもん。

ワーケーションの面では、徒歩すぐに飲食店が複数あるのは良かったし、スーパー&コンビニも遠くないので便利でした。

ただ仕事合間のお散歩については、徒歩圏で行けるところは多いものの、三津浜港が働く港ビューすぎてまったり眺めるような景色じゃなかったということ。また、梅津寺海岸ならいい感じの景色で海岸散歩出来ますが、10分ぐらいで行けるけど渡し船に乗る必要があったので、海辺散歩したい私的にはそんなにだったかもしれないです。
とはいえ、街自体はコンパクトで過ごしやすく、空港にも近いので、松山に寄る機会がある時には三津浜に寄りたいなと思いました。

三津浜は重要文化財の歴史ある古民家も複数あり、そういう街並みが好きな人にはたまらないと思うので、古民家好きにはおすすめです!

港の隙間から撮った広い空

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