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2024.3 旅行@奄美大島(後編)

2024年3月12日〜15日に奄美大島に旅行に行ってきた記録後編です。
今回は龍郷エリアと笠利エリアについて。

前編はこちらからどうぞ。


行った場所(龍郷エリア)

倉崎海岸

こちらも奄美を代表する美しいビーチと知り、行ってきました。

駐車場の隣の柵からの写真

波はあるけど湾に入ってるので、大浜に比べたら緩やかで過ごしやすくて、色も綺麗だなと思いました。時期的に人も1・2組ぐらいしか合わず、ゆったり過ごせて良かったです。

曇ってますが南東方面の写真

ただ、この倉崎海岸。割と直前まで倉崎海岸の方向を示す看板があるものの、現地に行くと特に看板はありませんでした。調べてみると昔は木で出来た看板があったようですが(下記記事参照)どうも台風などで壊れたようです。確かに砂浜側から見ると崩壊した木の階段がありました。

Google Mapで「倉崎海岸駐車場」となっている場所は、近くのネイティブシー管理の駐車場と書いてあり(立入禁止とは書かれておらず、ここでの営業はNGと書かれているだけでしたが)、他に駐車場らしき場所もなく戸惑ってしまったのですが、後から来た人の様子を見ると、その駐車場を使っても問題はなさそうでした。そもそも砂浜に降りるにはその駐車場の横にある石の階段からしか降りれなかったです。

この辺り調べてもあまり情報がないのと、また色々変わるかもしれませんが、2024年3月時点の体験談としてはこんな感じです。

芦徳海岸

この倉崎海岸に行く途中にある海岸線も綺麗でした。

倉崎海岸方面綺麗です!

国道58号線から倉崎海岸のある半島の方向に曲がって少し行ったところにあるのが芦徳海岸。波が穏やかでSAPをされている方もいました。小さな可愛い休憩ポイントもあったり。(狭いので車は止めれないです)

丸太の椅子が2つだけある休憩スポットの木

この芦徳海岸から倉崎海岸への道はずっと海の真横を走れるのでとても最高でした。道が狭いのでそれだけ注意。

ハートロック

芦徳海岸は北側の海なので、そこから南側に抜けてハートロックへ。

まずはハートロックのお写真から。ハートロックは干潮時に現れるハート型に見える潮溜りです。私が行ったのは干潮時刻の1時間半ぐらい前です。

ハートロック

水中の岩の感じでぱっと見は分かりづらかったのですが、水が張っているラインをみると確かに綺麗なハートです🤍
よく見ると小さいお魚が何匹か入り込んでいました。可愛い。

小さいお魚さん

ちなみにハートロックは駐車場も入口もとても分かりやすかったです!!道路沿いに看板あるし、駐車場はGoogle Mapと同じ場所だし。ありがた!!!

ハートロックへの入口は、駐車場を一旦出ますが同じ道路沿いにあります。出て右側。そこから砂浜までは緑の小道を抜けていきます。

めっちゃ森林浴な道!

小道を抜けたところにぽつんと看板があります。
この看板の後は案内はないのですが、遠くに人だかりがあったので、迷うことなく到着。人がいないと見つけるの大変かもしれない…!

砂浜にぽつんと看板

ハートロックという場所的にカップルが多いかなぁと思っていたのですが、普通に観光スポットなので、全然関係なかったです。あと、ここは砂浜も東西に広かったので普通にぷらぷらのんびり散歩するのも良さそうでした。

人だかりがあるとこんな感じです

奄美大島紬村

ハートロックの少し西側にある奄美大島紬村へ。
奄美大島の伝統工芸品の織物である大島紬について知れる施設です。

大島紬村入口 駐車場側からの写真

私が行った日はクルーズ船の寄港日で、団体客がいるとガイドはしてもらえないとのことでしたが、最初の泥染めの場所までは、そこまで用事で行くのでというスタッフさんが説明をしてくれて、その後の作業場では作業中の各職人さんが説明をしてくださるので、結果的にはしっかりお話を聞いて見学ができました。

ちなみにガイドの有無で料金は変わらないとのこと。泥染め体験は別料金。

まずは、絹糸を泥染めする工程。染屋という建物があり、その近くに実際に泥染めをしている職人さんもいました。

少しだけお話もさせてもらいました

シャリンバイという植物のタンニンと泥の鉄分が合わさって色がつき、それを何十回も繰り返すことで黒くなるんだそう。奄美の泥だから良いのであってどんな泥でも良いというわけではないらしいです。

染屋内の染の回数の違いの展示

次に坂を登って次の作業場(加工場)へ。
こちらでは糸を織る柄に染めていく作業をされていました。

染める作業の加工場所

ざっくり理解した内容でいうと、染める作業の前に、縦糸横糸が交差するところに点々をつけて柄を表した設計図がありました。ドット絵みたいな感じで、めっちゃ細かい。

その設計図に合わせて、縦糸横糸それぞれ織る柄に色を染めていくと。しかも糸は1本で繋がっているから、折り返してもちゃんと柄になるように染める必要があるということでした。

その染め方も(若干違ってたらすいません!)染める糸の上に別の糸を縫い込み、それを泥染めして上の糸を抜くと、縫い込んだところは染まってないので柄になるというやり方や、泥で作れない色は1本の糸に縦糸1本分はこの色、4本分で次の色、というように細かく色を塗っていくという感じでした。すごい細かいし、根気いる作業過ぎる!!

織り機の写真ですがちゃんと縦糸が柄になってる!

最後は織る工程。
縦糸横糸に色が付いているので単に織るだけかと思いきや、絹糸は気温湿度によって伸び縮みする性質があり織ってるうちにズレていくので、織っては糸を引っ張ってズレを直すというミリ単位の作業が!

先ほどの写真の向こう側の織り途中の写真

とにかくどの工程でも細かく手間のかかる作業で、そもそもこれが受け継がれていること自体凄いなと感じました。職人さんてほんとすごい。順路の最後には売店があり、お着物は流石にお高いですが、小物類は手間を考えるとそこまで高いと感じる価格ではなかったのでそれにも驚きでした👀

伝統工芸の凄さを感じられるのでおすすめです。
あと、園内は奄美らしい緑の多い場所で、それもとても良かったです。

販売店の屋根も大島紬の柄!

鶏飯 ひさ倉

奄美大島に行ったからには鶏飯は必須だなと思い、通り道にあった「ひさ倉」さんに行きました。行ったのが14時過ぎていたのですが、半分以上はお客さんで埋まってる感じでした。でも席数も多くて駐車場も広いお店です。

鶏飯の具と出汁
入れてみるとこんな感じ

テーブルに食べ方の説明が置いてあったので見よう見まねで食べてみる…合ってたかな?さらっと食べられてスープも美味しくて良かったです。

行った場所(笠利エリア)

あやまる岬は色んな情報サイトでおすすめだと見たのですが、ホテルから原付で行くのはあまりにも遠過ぎるということで、最終日の午前中、飛行機に乗る前に行ってきました。

奄美空港から笠利方向のバスは小型(ハイエースのような)バスでした。

あやまる岬

バスは、あやまる岬の高台の駐車場のロータリー的な場所に止まります。
目の前には、1階がトイレ・2階が展望エリアの白い建物と、茶色い建物のカフェがあり、その先に広い芝生が広がっています。ここだけでも広範囲が見れて景色が良いです。周辺の集落も見えます。

広い芝生側からカフェなどを見た景色
この芝生からは南側が見やすいです

そして駐車場の一角から海側に歩道があり、そこを進むと手前にあやまる岬の看板が、奥に茶色い展望台があります。看板からは北側の海が見えます。

看板と北側の海

展望台からは下にある「あやまる岬観光公園」と、周辺の海が一望できます。海方向はここが一番見晴らしが良いかもしれません。奥には喜界島も。

正面にあるのは喜界島
上の写真の左側 奥は降りれます

展望台の左に小さい階段があり、それで下の公園に降りることができました。公園では幼稚園か保育園ぐらいの子供達やゲートボールをしている諸先輩形。近くにこんな場所がある生活素敵だなぁ。

こちらの公園の海のそばにも駐車場があり、車でもぐるっと迂回すれば公園に降りることができます。観光の人も何人か海に降りていました。

土盛海岸

土盛(ともり)海岸は、あやまる岬の南側にあります。南北に広がる海岸です。
空港からのバスだと、あやまる岬の1つ手前のバス停で降りると、通り沿いに大きな看板もあるので、そこから行くことができます。

土盛バス停近くのこの看板が一番分かりやすかったのでシェア

とはいえ、バス停1つ分ということもあり、私はあやまる岬の下の公園から歩いて行くことにしました。
ちなみに、上記の写真と別ですが、あやまる岬のバス停そばにあった地図にサイクリングコースとしてあやまる岬から土盛海岸へのルートの記載があったので、それも参考にして歩きました。

あやまる岬からは下の観光公園の南側にある駐車場の横の道を歩きます。
少しすると所々でサイクリングロードの小さい看板があるので、それを参考に進むと海に出ることができました。

この道の先から海岸に出れました

北側の海は岩が多い浅瀬の海。干潮の2〜3時間ぐらい前なので、満潮時刻だとこの辺りは水中かもしれないですが。

先ほどの道から海に出たところの景色

ここから南に向かうについれて岩は少なくなっていきます。
真ん中ぐらいで川のようになっているところがありますが、ここは迂回しようと思っても流れが途切れている場所がなかったので、少々足は濡れざるを得ない感じです(笑)

奥の川幅短いところから渡りました

ここを渡ると透明度抜群の浅瀬の海になってきます。進めば進むほど水量も増えてきて砂紋も綺麗です。

遠浅の砂紋が綺麗な海

岩が遠くまであるおかげで穏やかなのですが、所々波がダイレクトに来る場所もあってそこはしっかり波が強めでした。3月なのでというのはあるかもしれませんが。

遮るものがない場所は波強め

途中子抱き岩という奇岩もあります。この子抱き岩は、最初に海岸に出た時から見えるので目標になって良いです。

子抱き岩

そして最終的にGoogle Mapで土盛海岸のピンが打たれているあたりは、タイミングよく晴れたこともあって、抜群に綺麗でした!!今回の記事のサムネイルにしている場所もそこですが、最高な景色でした。

サムネ近くの砂浜から南東方向

帰るギリギリにこの綺麗な海と青空がみれて感動。今回見た海で一番綺麗でした。帰るまでのほんの数分でしたが夏の空気感感じれて最高でした。

子抱き岩方向 奥はあやまる岬

ちなみにこの最後の写真のあたりから出ると土盛海岸の駐車場に出ます。写り込んでないものの人はパラパラとはいたのですが、駐車場は数台しか停めれなさそうだったので、それは注意かもしれません。

総括

奄美大島はやっぱり広い!!
東半分の主要なとこしか回ってないのに、こうやって書き出してみると沢山行っているし、一通り堪能するのにあと2回は訪問しないといけないなと。次は西側や加計呂麻島の方にも行ってみたいと思いました。

原付でかなり疲れてしまったり、全体的にも曇り多めで、少々しょんぼりだったのですが、帰る直前に見れた土盛海岸の快晴ビューは本当に最高だったので終わりよければすべてよしという感じです。好きな場所が増えました◎

また来るぞー!!

締めに土盛海岸の入口のお写真

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