世界のAI事情~インド編Vol.1~
こんばんは。
世界のAI事情noteということで、中国・シンガポールを続けて紹介してきましたが、本日はインド行きましょうか。
中国、シンガポールについて以下ご覧ください。
インドのAIレベル感
IT大国インド。もうもちろんという感じですが、AIについても注目されています。
LinkedInが発表した「AI技能ランキング」。これは仕事におけるAI利用の程度を評価したもので、これらの国では職務上のAIの利用が大幅に増加したとレポートしています。
上位5か国は、アメリカ、中国、インド、イスラエル、ドイツ。
中国に続き、インドでも非常に多くのAI技能者が生まれています。
パートナーシップによる発展
また、2018年10月に日印首脳会談が行われ、デジタル分野で新しいパートナーシップ協力を推進することが合意されました。
<人工知能技術の共同研究>
国内最大級の公的研究機関である産業技術総合研究所と、インド工科大学ハイデラバード校がAI技術の共同開発。ロボティクス分野での共同研究を開始します。
<スタートアップ企業や人材の相互進出>
9月に日印共同でインド南部の州都バンガロールに設置した支援拠点を通じて後押し。バンガロールは米シリコンバレーのようにデジタル企業や人材の一大集積拠点。日本企業が進出する場合にインド政府が関係企業や人材の紹介などで協力します。
日本だけでなく、様々な国や外資企業とのパートナーシップにより発展させていこうとしているのがニュースとして見られる特徴です。
上記のマイクロソフトとの協業分野では、アクセシビリティ、農業、気候変動、教育、ヘルスケア等で社会課題を多く抱えるインドらしい分野とAIの組み合わせとなっています。
インドのAIスタートアップ
インドでも多くAIスタートアップは生まれています。
以下のような企業が注目されていますが、やはりインドのシリコンバレーであるバンガロール発AI企業というのが特徴ですね。
今日は簡単なインドAI概略ですが、次回はすでに発表されているインドのAI戦略ペーパーや人材状況についてVol2でまとめます。では。
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