新メニューの考え方
お世話様です。千里印刷所です。
今回は新メニューの考案に関して触れてみようと思います。
先ず第一に、常にアンテナを広めに張っておくように心がけるようにしておく事です。
普段は仕事をしながら印刷所をしている身ですが、帰り道は定期的に寄り道をして、ハンドメイドに強い店に寄って「今は使えないかもしれないけど今後使えそうな安い物」はその場で一気に買い込みます。
もちろん、見るからにすぐ使える物は仕入れてすぐメニューに反映する事もあります。
たとえばこちら。
1枚30円で赤字が出ない値段設定が出来るほど安いお店で仕入れが出来た瞬間です。
逆に、昨日更新したメニューは最初は試作品を作って一度失敗し、半年の時間を要して、作業通話の隙間に仕上がった物です。
リボンはある、ブックカバーはトレーシングペーパーは失敗した。
そんな話をしていると、自分の創作の関係で透明ブックカバーを常備している事に思い至ります。
ここから先は互いの性癖の語り合いと、個人印刷所の強みを生かし、「リボンの巻く位置を話によって調整出来る(健全、R18含む)」を合い言葉に、メニューの試作に15分、メニュー表15分で仕上がったのがこちら。
個人的なスタイルとして、常に挑戦し続ける印刷所でありたいと思っています。
印刷所としての可能性。
個人だからこそできる自由度。
まだ誰も見たことのない本への挑戦。
新しいメニューが出来てそこで終わりではなく、また新しいメニューを常に考えていく。
私は印刷所の事を考えている時間が小説を書いている時間と同じくらい大好きです。
そして、小説を書く事は私にとっては呼吸です。
そんな思いの詰まった印刷所で人生の一瞬に彩りを添えさせて頂けると幸甚でございます。
最後までお読み頂きありがとうございました。