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20年

こんばんは🌙

先日、やっっっとハタチになりました。

やっと20年間経ったか、とも思いますし、まだ20年しか生きていないのか、とも思います。

なんだかハタチって節目の年ですよね。

人生100年生きるとしたら人生の5分の1。

大人の仲間入りといえば20歳が代表的な年齢で、お酒も飲めるようになったり、自分の行動において様々な面で責任が生じる、特別な年だと思います。

自分の歩んできた20年間は、果たして自分にとって有益なものであったか?

親に恥じないような生き方をすることができてたのか?

正直大声で、"はい"と言えるようなものではなかったような気がする。

人間生きていれば、たくさんの後悔が生まれます。

あのとき、ああしてればよかった。

あの選択で逆の選択肢を選んでいたらどうなっていただろう?

いろんな考えが出てきて、たくさんのことをぐるぐると考えてしまいます。

この20年間やり残したことも、後悔も、山ほどあるのです。

"完璧な20年間の人生だった"とは当たり前ですが、言えないと思います。

でも、私は今、私の置かれている状況、周りの環境、私と仲良くしてくれる友人や仲間、支えてくれる家族、全てに感謝しています。

素直に、出会えてよかった と思えています。

私が私で、この20年間で、よかった

そう思うことができる人生って、なんて幸せなんだろう、、と不意にこの20年間を振り返って思いました。

お誕生日の日は3年前に出会った友人が一緒に丸一日過ごしてくれました。

好きなアーティストも、好きな服の系統も、カフェ巡りや旅行が好きなことも、全て一緒。

違うのは男の人の好みのタイプと、私が晴れ女でお友達が雨女なところくらい。

そんなお友達。

学校も習い事も何一つ一緒じゃないのに、本当に仲が良くて、一年の中で一番一緒に遊ぶ回数が多い人です。

普段は何気ない会話ばかりで、仲が良いからこそ照れくさいことなんて何ひとつ言ったことがなかったです。

そんな彼女から、渡されたプレゼントと一緒に小さな封筒が入っていました。

小さなお手紙でした。

そこにはこう書いてありました。

なにより、20歳のお誕生日を
当日にお祝いできることが死ぬほど嬉しい!
たくさんいる○○の友達の中から
当日を勝ち取ったので
全力でお祝いします(笑)

年を取ったのか、一日が終わり、お家に帰ってこのお友達からの手紙を読んでそっと一人で泣いてしまいました。

自慢ではないですが、私はかなり、とても、お友達が多い方だと思います。

"誰とでも仲良くなれる"

自分の唯一の長所だと思っていて、地元の友達にも、SNSのフォロワーとか、LINEの友達の数多すぎない?!といつも言われるくらいです。

お友達に恵まれ、"量より質"という言葉とは裏腹に、私はかなり"質の良い沢山のお友達"と巡り会えていました。

でも、去年初めて、友達だと思っていた人たちと少し揉めてしまいました。

自分としてはうまくやっているつもりでしたが、そうではなかったようで。

その子達といるのが辛くなって、自分から距離をおいて、離れました。

苦い経験です。今でもその子達の集団を見かけたりすると、心がグサッと痛くなります。

でも、そんな経験の中、思ったことは、

全ての人に好かれるなんて無理

ということです。

好みや嫌いなタイプ、人に寄ってそれぞれで、十人十色。

自分と関わる人全ての人から好かれよう、なんてことは無理なんだな、と。

去年の苦い経験をして、嫌われても仕方ないんだな、と思えるようになったんです。

良くも悪くも、あまり今まで人に対する憎悪を感じたり、私に対して激しい憎悪を向ける人たちと出会ったことがあまりなかったので、実は気付けなかったことです。

誰にでも良い顔をするのではなく、無理して人間関係を作り上げるのではなく、今の自分を受け入れて、今の自分と向き合ってくれる人たち を大切にしよう、そう思えるようになりました。

一部の人に嫌われたって、仕方ないです。

嫌われたって、憎まれたって、よく思われなくたって。

私の周りには、ちゃんと今の私を愛してくれる人が、今の私を受け止めてくれる人がたくさんいます。

今日は、100人以上の方から "おめでとう" をもらいました。

大好きなお友達から私にはもったいないような言葉が綴られているお手紙をもらったり、

SNSを通じてたくさんのお友達からメッセージや写真が届いたり、

お友達にバースデーサプライズをしてもらったお店の可愛い店員さんに、今日初めて出会ったのに、"おめでとうございます" と祝ってもらえたり、

朝自分の力で起きれない私を毎日叩き起こしてくれて、反抗期が10年以上あったそんな私を育てるのは苦労でしかなかったはずなのに、20年間どんなことがあっても、私に 無条件の愛 をくれた両親が家に帰れば待っててくれる。

今の自分を愛してくれる人たちがこれだけ周りにいて、何が不満なんだろう、今のままでいいじゃないか、十分幸せじゃないか。

そんな風に思えるようになれた20年間でした。

10代が終わってしまって、なんだか悲しい。

でも、本当に私なんかにはもったいないくらい、幸せで、楽しくて、充実していて、周りの人に本当に恵まれていた20年間でした。

今までちゃんと生きてこれてよかったなあ。

昔の自分に言ってやりたいです。

いくら悩んでも苦しくても、素敵な人たちがあなたのことを支えてくれるよ、って。

これは私が20年間見てきた中で一番綺麗だった空の色です。

これから生きていく中で、もっと綺麗な空の色を見ることはできるのかなあ。

そんなことに期待しながら、20代スタートです。

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