📹「柳英里紗映画祭」行ってきたよ

行ってきたぞ～～！ #柳英里紗映画祭2020 ！

私は12/16に行ってきました。柳作品盛りだくさんの日！

■go to 名古屋

日本交通の新幹線+ホテルのパッケージツアーで行ったんだけど、
往復のこだまと宿泊費込みでgo toトラベルきいて10000円ちょい！
片道の新幹線代くらいで済んでしまいました。助かる～･･･。
(そのうえ地域限定クーポン3000円もついてた。神か。)

と思ってたら新型コロナ陽性者急増に伴い、予約済みでもgo to除外しますよってことになってソワソワしました。
調べたら12/22～割引除外だったので幸いそのままいけたけど「これもし割引除外ってなったら支払い終わってんのにどこから請求くるんや･･･？」とか色々「？？？」ってなりました。

今年一年ずっとこんなんだよね。コロナめ。

■新幹線乗り遅れかけ事件🚅

今回はじめて旅行代理店のパッケージで新幹線予約したんだけど、旅行代理店で予約した乗車券の発券って、乗換え口じゃできないのね！笑

山手線品川駅から新幹線乗り換えだったので、いつも通り乗換え口に向かったらQRコード読み取らないし予約番号もはじかれるし「！？！？」で。

駅員さんに聞いたら「代理店で予約した乗車券の発券ができるのは表の発券機のみです」って。

つまりJR品川駅で一度完全降車して、新幹線の改札から入り直さないといけないんだって。

乗車時間迫ってたから来た道走って戻ってぎりぎり間に合ったけどまじで焦りました。
もっと余裕持って行けばいいだけの話なんやけどさ･･･乗換え口の発券機と改札口の発券機何が違うの？？教えて偉い人。。。

■今回のホテル🏨

チサン イン 名古屋！

今回ほんとに寝ただけなので室内の写真撮ってない。狭かったけど素泊まりだったら十分でした。名古屋駅から近いし、レトロでよかったよ。あとロビーが超きれいでした。

チサン イン 名古屋

■えりさと合流🤗

えりさと合流　&　つかさ君と山下さんとはじめましてして、
街ブラしながらえりさのご希望で観覧車乗りました。笑

こんな機会でもないと絶対乗らないから楽しかった、えりさありがとう！笑

■柳英里紗映画祭2020

私が行った16日は「VERY FANCY」「cosmic blue」「世田谷の優ちゃん」の三本が観れる日でした。

【VERY FANCY】

【cosmic blue】

【世田谷の優ちゃん】

時系列順に観たんだけど、どれもカラーがあって素敵な中、最新作の「世田谷の優ちゃん」が1番好きでした🥺

曲を書いてたり、脚本を書いてたり、周りの何か作ってる人に対して「すごいなあ」と心から思う時は
最新作が今まで見た中で一番素敵だったときです。
その時その時の最高傑作を常に塗り替えてくる表現者がやっぱり最強だと思うんです。好き。私も柳作品でたい。

柳英里紗監督の作品は、作品をみただけで監督が誰か分かるカラーを持っているなと感じます。それって本当に物凄い事。
面白いとか面白く無いとか、重要があるとか無いとか、作り手が気にする事じゃないし、そんな小手先の事よりもずっとずっと本質的に価値があるもの。「私の面白いはこれです」という提示。
何だか、同い年でここまで「私の好きはこれ！」が確立しているのは嫉妬します。ワクワクもします。楽しみ。

「世田谷の優ちゃん」素敵な映画でした！全国でかかるらしいから、是非観てくだしあ。

そして一秒も出演していないのに、最後に皆さんの前でご挨拶させていただきました😭😭えりさ何から何までありがとう…😭😭
えりさのTwitterからお写真保存させていただいたんだけど、撮って下さった方、勝手に使ってすみません‥。もしお嫌でしたら消しますので言ってください！！

■シネマスコーレ

ミニシアターに全然縁がない私でも存じ上げていた「シネマスコーレ」。

名古屋の映画館シネマスコーレ

名古屋を代表するミニシアター。一度は行ってみたかったけど、なかなかその機会が無く。

柳英里紗と知り合えたおかげでシネマスコーレに来るきっかけができて、
「柳英里紗映画祭」に来れたおかげで、スコーレの副支配人・坪井さんやスタッフのなつこさん、音楽家の山下さん、
役者のつかさ君とはっしーさんと小園優さん、映画監督の守屋さんとお知り合いになれた。

柳英里紗や、映画祭にも来てた阿久津くんと知り合えたのは、今年参加した「ルーツ」のおかげ。「ルーツ」に出たから2人に出会えて、2人以外にも今年は「ルーツ」のおかげで沢山の人とご縁ができました。
「ルーツ」に参加した事で私が一番ギフトだと感じているのは、そういうとこ。縁に勝る資産は無いので。
合格できなかったけど、もう既に十分すぎる参加賞をいただいちゃいました。

坪井さんも英里紗も、あの日スコーレに居た全員が映画を愛して、エンタメを愛してエンタメに救われてきたはず。エンタメに触れられる場所を大切に感じてきたはず。
ポっと出のウィルスごときに壊されてたまるかですよね。守ろうね、皆で。

■「凪の海」

翌日、早川大介監督の「凪の海」を見てから帰りました。

このままじゃ窒息しそうだ——
宇和海と山に挟まれた小さな集落から、東京へ飛び出していった圭介。
ミュージシャンになるはずが大した成果も上がらないまま、ズルズルと１０年が経っていた。

ある日、田舎からの一本の電話が入る。
漁に出たまま行方不明になっていた兄の、葬式をあげることになったという。
帰郷を渋る圭介。
「ミュージシャンとして東京で成功している」と、皆に嘘をついていたからだった。

遅参した圭介を待っていたのは、兄の死で独りになった父、元妻ながら葬式を手伝いに戻って来た沙織。最後に兄を目撃したという同級生の洋、そして、洋の妹で足の悪い凪とふるさと蔣淵（こもぶち）の海だった。

圭介の帰郷をきっかけに、それぞれの思いがぶつかり始める。
凪いだ宇和海が、静かに広がっていた。(ホームページより)

閉鎖的な港町の風景。都会とは明らかに違う他人との距離感。お父さんの描き方が素晴らしかった。素敵な映画でした。

観終わって皆さんにご挨拶して、バタバタとシネマスコーレを後に。
帰りの新幹線はスムーズに乗れたよ！スムーズに乗れすぎて駅弁まで買ったぜ。

■さいごに。柳英里紗と「ちゃんず」のこと。

「ちゃんずってなに？」とえりさに聞いたら「えりちゃんず」の「ちゃんず」だよ、って教えてくれました。えりさを応援する皆さんの総称なんだって。

最近読んだ本に「ファン」という存在について言及している箇所があった。
「ファン」と一言に言っても色んな人がいて、あなたの為と言いながら支配欲が出てコントロールしたくなってしまったりする人がいると。
何の責任も取れないのに自分の好みを強要して変化を否定するのは「ファン」ではなく「ファンだった人」だ、って。

えりさは女優でありながら、監督でもある。色々なことができる。し、できなかったけどできるようになっていったんだと聞きました。
いつも勉強しているし、いつも努力している。私はそういうえりさが好きだし、尊敬しています。と、本人に伝えて友達になりました。

何かを始めるとき、否定と賞賛が半数ずつで飛んできます。
賞賛だけってことは絶対にないし、否定だけということもまた絶対になく、本当に半数ずつ。

何かに挑戦している人は、そういう環境にさらされます。
いつも誰かに褒められて、いつも誰かに否定される。変わればいいのにと言われて、変わらなければいいのにと言われる。しろと言われて、するなと言われる。
だから自分の中で「コレ」っていうのを持っていないと、何もできなくなってしまう。
私だってそうだし、えりさは私なんかよりずっとそういう思いをしていると思う。

その人の新しい挑戦や変化を嫌う人は「ファンだった人」で、本当の「ファン」は「応援し続ける人」だと、本に書いてありました。

今回、えりさが周りからどれだけ愛されているか、周りのお仲間たちが、ちゃんずの皆さんが、どれだけえりさの「ファン」なのかが分かって嬉しくなりました。

ただ心から応援するって、実は難しい事です。信じるということですから。
あの日のシネマスコーレには、女優で監督でいろいろな事に挑戦する柳英里紗が大好きで、心から応援している人がたくさん集まってました。
えりさの人徳であり、とても素晴らしい事。かくいう私も、えりさを心から応援しているので新参者の「ファン」ですね。

1990年4月30日、おうし座のＡ型。同じ日に横浜と大阪で産まれた我々が、同じような道を志して、東京で出会う。現在30歳。人生はおもろいなあ。