いつかnoteでバズりたいーキナリ杯が終わって
わたしが最近ハマっているもの。
それはこのnoteだと思う。
暇なときはnoteに書く題材を考えて、ワクワクしている。
もともとnoteの存在は何となく知っていた。
Twitterで有名人なんかが、noteを公開しました、なんてつぶやいていて、
開いてみると、途中で点線が出てきて、ここからは有料です、と書かれている。
よくわからないけど、課金制のファン向けのブログみたいなやつかな、といった認識だった。
それから、『ルポ「つけびの村」』がnoteで販売されたり、
岸田奈美さんのnoteがバズってTwitterで見かけたりするうちに、
いつの間にか少しずつnoteが身近になっていたのかもしれない。
たまにTwitterに流れてくるnoteを、登録せずに読んでいるだけだったわたしが、
自分もnoteに登録しよう、と思ったのは、完全に岸田奈美さんの影響だ。
4月に妊娠がわかったあと、わたしは羊水検査を病院で勧められて、ダウン症だったら産まないのか?とすごく悩んだ。
その時に、ダウン症のことを知りたくて、というより、
今思うと、ダウン症があっても産みたいと言えるように背中を押してくれる情報を求めて、岸田さんのnoteをネットで探して読み直した。
わたしがnoteを始めて、いちばん書きたかったのはこの記事だ。
岸田さんがキナリ杯というnoteのコンテストを開催し、全ての応募作品を自身で読むというのを目にして、
わたしは岸田さんに背中を押してもらった人がここにいることを、キナリ杯を利用して伝えたいと思った。
でもnoteを始めてすぐには、わたしはこの書くのにエネルギーのいる記事を書けなかった。
とりあえず、最初に、その日初めて食べたドリアンのことを書いてみた。
台湾に嫁いだからこそ経験できたおもしろいことを、誰かにも共有したくて書いた。
そして、せっかく記事を投稿したし、キナリ杯に応募しておくか、と軽い気持ちでキナリ杯のタグをつけてしまった。
あとでキナリ杯の応募条件をもう一度見たとき、そこに1人1作品、と書かれているのを見て、ガックリ。
そりゃそうだ、岸田さんが1人で全部読んで審査するのに、いくつでも応募していいわけがなかった。
熱意のこもったたくさんの応募作の中に、こうしてうっかり、アッサリした記事を放り込んでしまった。
羊水検査の記事が書けたとき、こっそりキナリ杯タグをつけてしまえば岸田さんに読んでもらえるかもと思ったけど、さすがにできなかった。
だからただ、Twitterでこの記事をシェアするときに、岸田奈美さんへの感謝を込めて、と一言添えた。
岸田さんがエゴサーチする人だったらいいな。
先日、そのキナリ杯の優勝発表があった。
なぜだかものすごくワクワクして、楽しかった。
賞はたくさんあって、うっかり応募したわたしも、何かに入ってたりして、なんてほんの少し期待して発表を見た。
もちろん入ってなかったけど、それでも岸田さんが本当に全作品を読んで、入賞作にコメントをつけて発表していく熱量と、
参加した人たちの盛り上がりが伝わってくるようで、本当にフェスみたいで楽しかった。
noteのスキの数。キナリ杯の受賞。
人を惹きつける、おもしろい文章ってどうやって書くんだろう。
昔から作文やレポートなど、文章を書くのは得意なほうだったけど、
それとおもしろい文章が書けるというのはどうも違うみたいだ。
せっかくnoteを書くなら、色んな人にスキを押してもらいたい。
どんどんそんな欲が出てくるこの頃だけど、
細く長く、noteで書き続けていけるといいな。
もっと自分の思いを掘り下げて、文字にしてみようか。
わたしが書きたいこと、好きなこと、人に伝えたいこと。
noteを続けていったら、わたしがわたしのことをもっとわかるようになるのかもしれない。