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【小さなカルチャーショック】|ボリビア日系人
Hola! みなさん、ちさです。
今回は私が日本に来て一番印象に残っている出来事についてお話ししたいと思います。それは、『小さなカルチャーショック』です。小さなってどういうこと?ってなるかもしれませんね。
日本に来る前の背景
私は日本に来る前、ボリビアで日系人向けの日本語学校に通っていたので、日本語の勉強だけでなく、ある程度日本の文化にも触れていました。だから、完全なカルチャーショックではなく、「あ、こういうことが日本では普通なんだな」といった小さな違いを感じることが多かったのです。
例1:挨拶の違い
例えば、仕事に出勤する時、日本では時間に関係なく挨拶は基本的に「おはようございます」です。(なんで!?日本語の教科書には載っていなかったぞ!) ボリビアでは時間によって使い分けます。
日本に来たばかりの当時、午後に出勤しても「こんにちは〜」と挨拶していましたが、ここでは違うよ〜!誰もそんな小さなミスを指摘してくれませんでした。相手を気遣う文化がある日本だからこそです。
振り返ると、暗黙のルールも多かったように感じます。「間違っているなら、教えてほしい!」と思ったことが何度もありました(笑)。
例2:服装の文化
また、日本は露出文化が少ない国です。そんなの百も承知で、露出度が高い服は控えていました。ですが、ある日、仕事の先輩女性に「ちさちゃん、露出するんだ。」と言われたことがありました。
仕事のユニフォームを着ているのに、着ていた白いTシャツから少しブラの色がわかるとのこと。「グレーか、ベージュ系のインナーを着た方がいいよ」とアドバイスをもらいました。ボリビアではタンクトップを着ることが普通でしたので、驚きました。
例3:人間関係の築き方
新しく始めた仕事の仲間と仲良くなりたくて積極的に話しかけていた時期もありましたが、逆に距離が開いているように感じました。
そこで、日本に長く住んでいるおばちゃんに相談したところ、「それじゃあ距離ができるよ〜ワッハハ」と笑われました。私が初対面の人に対して少し積極的すぎたのが原因だったようです。
ラテン人のようにプライバシーに踏み込む距離の縮め方をしていたら引かれてしまいました。挨拶と返事だけはきちんとして、自然に距離を縮める方がうまくいくことがあるんだなと学びました。
再会と自己認識
様々な経験を経て、ある日、ボリビアでお世話になった日本語の担任の先生に再会しました。「え〜!ちーちゃん、日本人になってる!」と言われ、その言葉を聞いたとき、なぜか違和感を感じました。
私は日本で数年暮らして変に日本に染まりすぎていました。住む国の環境に慣れることができるのは良いことですが、逆にいうと、自分を持っていないとも言えます。
私はボリビア人➕日本人=ボリビア日系人。ハイブリッドな存在であることを良いと思っていますが、その本来のアイデンティティが少しずつ薄れていることに気づきました。そのアイデンティティはずっと大切にし続けたいと思っています。
〜将来の目標〜
自分が本来どのような人間なのか、まだ自己分析がうまくできていません。
(就活がそろそろ始まるというのに、、、)
フィンランド留学を通じて、改めて自分をいろいろな角度から見つめ直してみたいと思っています。
そんな私には個性があり、自分をちゃんともっていてカッコイイなと思う女性がいます。それは渡辺直美さんです。本当に大好きです。
直美さんのいつも輝いていて、常に明るく周りの人をハッピーにするところ、全てが大好きです。そんな自分を持って輝いている女性に将来なりたいと思っています。
本題から少しずれましたが、ここで終わりにします。
Hasta luego :)