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私がバイクに乗り始めたわけ

2023年11月8日
私が初めてバイクを運転した日になります。

教習所通いスタート!

あれからちょうど1年。
バイクに乗ったらやると計画していた磐梯吾妻スカイラインを走るべく
地元福島に来ております。

バイクに乗るようになりたくさんの想像できなかったことが。
「バイクでサクッとどこまで越境する #サク越者 」 と名乗るようになったのも、バイクに乗れるようになったからこそ

今回はよく皆さんに聞かれる「なぜ、バイク?」のお話を
・なぜ興味を持ったのか?
・なぜ今挑戦したのか?
といった視点で書き残そうと。

「なんで、今、バイクに乗ろうと思ったの?」


今年の春に免許を取得したとお話しするとそう聞かれることがとても多いです。

着物で落ち着いた口調の時にお話しする機会が多いので、想像できない。
今年4回目の年女の私。バイクという世界に入るには遅いように思われる。

らしいです。

遅い。そう人生の後半戦に差し掛かったからこその挑戦であり
自分を変えようと思ったからこその意外性を求めていたのかもしれません。

「人生の後半戦を面白がろう」

50歳手前にして公私ともに劇的な変化があり、良いことも悪いことも渦巻いていたころ。このままだと悪い方向に行く予感がし、短いスパンで目標をもって行動していこうと決めました。
小さいことの積み重ねで少しずつ状況は変わり、その過程を楽しむ、面白がることができるだろうというイメージを持っていました。

とはいえ、何をすればいいのか、したいのか思いつかない。
今思うとやりたいことが思いつかないなんて本当に迷走の真っただ中だったのですね(苦笑)。

まずは何事も体が資本。ボディメイクを3か月集中的に行いそこから考えようと。

ダイエットはよくやりましたがなかなか効果が出なかったのですが、日々の中に運動を取り入れ、食生活を改善していくなかで効果を感じると
「あ、この年になってもやろうと思えば何でもできるんだ」
と、思えるようになれました。

次に何をしよう?
そう考え始めていた矢先に原因不明の40℃越えの熱が1週間続くということが

少し下がって記録した一枚


なかなか下がらず不安になりながら、熱が下がったらやりたいことの中で身体を必要とすることから始めようと考えていました。

思いついたのは「バイク」「社交ダンス」
また、かなり相反するものですね。
その中でもバイクに関することが多く思い起こされました。

「バイクは自由に人に会いに行けるツール」

実は、最初にバイクに興味を持った時、そのような印象があり・・・。

同僚との飲みの席、
「友達に何かあると深夜でもバイクで走って行った」
上機嫌で学生の頃の話をしだした同僚が言ったこの一言がずっと自分の中に残っていました。

時を選ばず、必要としてる場所に駆けつける、人に会いに行くことができる。

実際に乗られる方からは突っ込みどころ多すぎでしょうが、当時の私のイメージはそうで、外見とか機械的なものに対する興味ではなく、バイクに乗ったことによって可能になることに対しての興味関心が大きかったのです。

バイクに乗れば大切な人にもっと会いに行けるし、たくさんの人に会えて、きっと自分の世界は広がる。
熱にうなされながらそんなことを考えていました。

「幼少期に見たふるさとの景色を走りたい」

やっと熱が下がりだし、いつものワインバーに行くこともできるようになった日。常連のお客様が数枚の写真を片手に会いに来てくださいました。
その年、バイクの免許を持っていないのにハーレーを購入し、免許センターでいきなり大型免許を取得した方。
「バイクで行くのにおすすめの場所は?」と聞かれ、幼少期によく父の車で連れて行ってもらった「磐梯吾妻スカイライン」をおすすめしたことがありました。
ちょうど秋の紅葉が美しい時期で「今日行ってきた」と写真を見せてくださり、それが私の琴線に触れたんですね。

この景色を私も自分で見に行きたい!

と、これが決定打となり
・計画、絶対やることとして秋の磐梯吾妻スカイライン
・目標、可能であればやることとして桜の時期の帰省
を掲げて
その日のうちに近所の教習所にネットで申し込み、バイクへの挑戦が始まったわけです。

その道のりは結構険しくて・・・。
と、この話はまた今度。

残念ながら、磐梯吾妻スカイライン、今日は路面凍結による通行止めで浄土平や天狗の庭までは行けず途中まで。

それでも、幼少期に見てきた私のルーツともいえる彩り豊かな自然の中を走れて、また一つ、小さな変化や大事なものを再認識した一日でした。


よく連れてきてもらった五色沼
迷い込んだ湖の畔

帰りまでに通行止めが解除されるとよいのですが・・・。



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