見出し画像

モンハンNOW秋葉原の聖地化を感じた白昼夢イベント

先日開催されたモンハンNOWサマーハント2024【黒き白昼夢】は、過去最高に「狩れる」内容の画期的な有料イベントだったかと思います
イベントの内容は盛況だった事に尽きるので割愛しますが、モンハンNOWは現在「グループハント報酬」というマルチプレイで狩猟成功した際に、素材報酬が通常より多く貰える仕様があります
マルチプレイについては、おおよそ半径200m以内のハンターとマッチ出来る通称「野良マルチ」と、こちらも近距離に居るフレンドとQRコードでリンクしてマッチするモードとあるのですが
いずれにせよ、座標情報として「近距離圏内」に居ないとマッチが成立しない仕様になっています
必然的に、元々見知ったフレンドとプレイする事でもない限りマルチプレイをする為には、それなりにプレイヤー人口の多いであろう都市部やターミナル駅などに赴いて「野良マルチ」をする
これがマルチプレイをする為の効率的な座標行動になります
【黒き白昼夢】イベントにおいても、そんな「野良マルチ」をプレイする為にかなり多くのハンターが「秋葉原」へ集まりました
イベントとして一定の成功を収めた【黒き白昼夢】でしたが、「秋葉原」に多くのハンターの皆さんが集中した点にはメリットとデメリットの両面があると感じた為、今回筆を走らせていただきました
特段水を差したい訳ではありませんが、今後も同様のイベントは開催されるであろうと考えられますので、現場リポートの1つとして参考にして頂けたなら幸いです

・瞬間最大風速300人オーバーの野良マルチ

秋葉原にて待機中のスクショ

スクショに座標的な情報が載っていないというやらかしはありますが、こちらは土曜日の14:15秋葉原にてモンハンNOWをプレイ中、マルチプレイの待機画面です
「近くのハンター数」が185人となっていますが、例えばフィールドの更新直後で、新しいモンスターがリポップされたタイミングにもなると300人を超えて表示されました
およそ半径200mにこれだけ多くのモンハンNOWハンターが集まっていた事に、まずは驚きと嬉しさを感じました
筆者自宅周辺は東京都でも都下郊外の地域なので、自宅から10km離れた最寄りのターミナル駅でもだいたい30くらいがピークなのですが、これほどまでの人数は初めての経験です
平時の秋葉原でもそもそも土日ピーク100人弱くらいはハンターの数が表示される為、元来ハンターの集まる地として有名なスポットではありますが、遂に「聖地化」したかという現象にも思えます
それ自体はもちろん「行けば誰かいる」という点で、マルチプレイをしたければ赴く地としても喜ばしい事として捉えられますし、またその数字から盛況ぶりも感じられるのはプレイモチベに繋がります
また、今回のイベント開催日以前から有志の方々に依る秋葉原でのリアルマッチングイベント開催や、モンハンインフルエンサーさん達の情報共有も一定の効果があり
元々集まり易いスポットであった事に加え、そうした方々の尽力による「手作り感」もプラス材料として観れる部分に思えます
正にイベントとしての「成功事例」であり、これからも継続的に盛り上がりをみせることへ期待が膨らみます

・秋葉原以外の地域ではどんな状況だったか
秋葉原が盛況だった事は一旦よしとして、どうしても位置情報ゲームが抱えている「地域格差問題」から目を背ける事は出来ないと思います
秋葉原や特定のスポットにプレイヤーが集中してしまえば、その反面、他の地域ではマルチプレイ効率が下がるのではないか?そうした懸念が生じ、ゲームにおける「公平性」に疑問が出てくるというものです
そうした「地域格差」についての僕の見解の大前提としては、「秋葉原に集まる事が悪ではない」ことは先に挙げさせて頂きます
まずゲームに限った話ではなく「働き易い場所」「発展した街」などに人が集まるのは必然的な事です、村の過疎や高齢化などの責任が「動く人」にあるという論理は成り立ちません
もちろんゲームにおいては、どの環境においても公平なルールや仕様である事は理想ですが、プレイヤー側に責任追及しなきゃいけないケースは、その公平性を悪意により破ったりゲーム自体を破壊したり損害を与える行為にのみ適用されます
社会問題に置き換えれば「犯罪」でもないことを「抑制」してはならないのと同義です
まあ、難しく書かなくても、同じゲームをプレイするプレイヤー同士が個々をリスペクトして「普通に」楽しむ事に、わざわざケチをつけるのはヤボってもんですので、そこは曲解しないで頂きたいです

さて、前提として誰が悪いとかではないとして
やっぱり他の地域は、イベント開催で少しマッチ率が上がってるかなぁという程度で、体感平時2人が4人になったくらいでしょうか?※雑な体感値ですみません
もちろん採取スポットが密集している訳でもない、ごくごく普通の街中でもマッチ率が上がってる様に感じたので、これはイベント効果の一端として捉えて良いでしょう
しかし、常時「一狩りいこうぜ」が鳴り止まない秋葉原と比較してしまうとまだまだ物寂しさを感じました
秋葉原が「異常震撼した」という見方もありますが、懸念材料としては他の地域にも盛り上がりの波及効果が欲しいところです
ナイアンティックの運営側がどういったロードマップをこの先考えているのかは解りませんが
ローンチ当初にはフィールド更新サイクルが3時間に対して1時間サイクルだった「公園」エリアも、1時間が恒常化されてしまった事で全く他のエリアと差別化を図れていないですし
まだ事例としてモンハンNOWでは稀ですが、急激な人口密集による回線遅延リスクも想定出来るので、何かしら「分散」ないし他地域でも快適に楽しめる「もうひと工夫」は施行して頂きたいところ
また季節を通して、今であれば「熱中症」冬季であれば「寒波」による健康被害に繋がってしまっては「健康の為の歩行」がメリットでもある位置情報ゲームに本末転倒な弊害に繋がる事も考えられます
【黒き白昼夢】イベントは土日開催ぶっ通しだった為、表立ったところでの弊害は目にしていませんが、運営側の配慮として抱えている課題も少なくはなかった様に思えます
声高に「けしからん」という話ではありませんが、こうした位置情報ゲームならではの課題的側面も今回の「人流」を通し、改めてどんなあり方が興隆に繫がるのか安全性も含めて今後も注視していきたいところです

・より気軽に一狩りいこうぜ
【黒き白昼夢】が過去最高のイベントであったこと、その成功事例として、秋葉原が恐らく世界トップクラスに盛り上がっていた事、それらの盛況と同時に、改めて見える運営側の課題的側面から書いてきましたが
このイベントの成功例をただ両手放しに喜ぶだけではなく「他地域への盛り上がりの波及」「より安全な狩猟」に繫がることを望み、フィードバックの声を挙げていくことも大事かと思います
位置情報ゲームならではの身バレリスクに対する画面フィルターオンオフ機能や、遠隔マッチに対するあり方、他にも考えられる機能改善は様々ありますが、フィードバックしていく事でより気軽に遊び易い環境づくりに繫がるかと僕は考えています
もちろん僕らが声を挙げずとも運営側に配慮して頂きたい事だとも思いますが、モンハンNOWは幸いにしてナイアンティックの他の位置情報ゲームと比較しても、かなりフィードバックに対する反応が良いゲームにも感じます
この記事に筆を走らせている今、あまりにも盛況だった【黒き白昼夢】イベントの、祭りの後感が凄く、各所で「一狩りいこうぜ」が足りない!もっと狩りたい!だけど狩り疲れも凄い(笑)など
とにかく楽しいイベントを体験してしまった今、改めてNOWハンター皆さんの、良かった思いも、気になってる部分も含めて、フィードバックしていくには格好のタイミングにも思えます
もちろん僕もサマーハントロス感が凄いです(笑)
機能改善、ゲームバランスの判断は多角的な検証をもとに行われていると思いますので、総ての意見が反映されるとは限りませんが、フィードバックはなにもクレームだけでなく、この機能良かったよ!という声も大切ですので、コミュニティフォーラムにフィードバックしてみましょう

久々に筆を走らせたので、纏まりの無い散文にはなってしまいましたが、より気軽に一狩りいこうぜ出来る、モンハンNOWの世界を今後も期待して、末尾とさせていただきます










この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?