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ma__yznnnnn
「母」を演じる
もっと母親らしい、普通の記事を書きたいけど、毎回毒のようなものを吐いてしまう。
吐くためにこのnoteは存在する。
1歳1ヶ月、公園に遊びに行かせないと体力持て余してしまう。
公園ではつまらないから私はAirPodsでラジオを聴きながら片手間で遊ぶ。
そんな時、自分の子供が他の子供のところに興味深そうに近づいていく。
その時、私は母としてこんにちはーとか言ってみる。
向こうの子供を観察してなにか突っ込みポイントを探し、突っ込む。「かわいいねー」「お、上手につかむね〜」とか。適当に。
なんかもう、頭を使わずに反射的にそういうことしている。母としての振る舞いが段々わかってきた気がする。
母として
母として
いまだに違和感がある。私が「お母さん」なのも、親が「おばあちゃんおじいちゃん」なのも。
ねえ、いつから私は親のうつわになった?
公園で遊んでいる時は相変わらず自分も青空のもと体を動かして遊びたくなるし、一人でどこかフラッと旅をしたくなるし、他の男の人との恋愛…は前より全然興味なくなっけど、それ以外は独身とあまり変わりない。
みんなそうなんじゃない?実は。中学生が「高校生」になった時だって、最初は高校の制服に「着られて」、でも中身は伴ってなくて、そのガチャガチャな違和感がずっと引っかかって。
でもそのうち制服が馴染んでいったんだよなあ。
「お母さん」という制服も馴染む日が来るんだろうな。