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ブルームーン 〜満月〜

みなさんのカレンダーには 月の満ち欠けは表示されていますか
わたしの使っている卓上カレンダーと手帳には、新月と満月の日に お月様マークがついています


わたしたちが見る月は、 形、大きさ、明るさ、方角や時間も毎日違いますね

ご存知のように 月はまるい天体で、地球と月と太陽の位置関係によって 見かけの形が変わります
地球から見た時、月に太陽の光が当たっている部分がその形として見えていて、それは日ごとに変化していきます

日本人は昔から この月の満ち欠けを生活の中でも大切にしてきました


新月をゼロとして、月の満ち欠けを数字であらわしたものを“月齢”といいます

月齢周期は 約29.5日
新月→ 上弦の月 → 満月→ 下弦の月 → 新月
このサイクルを 約29.5日で繰り返します
なので、新月も満月も だいたいは月に一度です

一ヶ月は2月を除いて 30日 又は31日のため、暦と月の周期に少しずつズレが生じてきます
月初めの 1日か2日が満月のとき、月末に2回目の満月がやってくることがあるのです
(2月は ひと月の日数よりも月の周期のほうが長いために、うるう年であってもこの現象は見られません
逆に満月が一度もないということがまれに起こります)

今月は…
満月が2日と31日
新月が16日ですね


カレンダー上のひと月の間に 2回訪れる満月を “Blue Moonブルームーン ”と呼びます
特にその2回目の満月を指して呼ぶこともあります

このブルームーンは およそ2〜3年に一度ほどの現象です
英語では “めったにないこと”  “稀なこと” という意味で 『 Once in a blue moon 』というフレーズが使われたりします

もともとのブルームーンの解釈は、二至二分にしにぶん(春分・夏至・秋分・冬至)で区切られる春夏秋冬で “ 一季節の3ヶ月間に 4回満月が出る場合の 3回目の満月 ” という 季節での考え方でしたが、
しだいに “ 一ヶ月に 2回満月があるとき” という暦での解釈のほうが 一般的になりました


2023年 8月は 満月が2回
ブルームーンです
前回は 2020年10月だったので、約2年10ヶ月ぶり

過去25年ほどをみてみると、
ひと月に2回満月があったのは…

1999年 1月2日  ・ 31日
1999年 3月2日  ・ 31日
2001年 11月1日・ 30日
2004年 7月2日  ・ 31日
2007年 6月1日  ・ 30日
2009年 12月2日・ 31日
2012年 8月2日  ・ 31日
2015年 7月2日  ・ 31日
2018年 1月2日  ・ 31日
2018年 3月2日  ・ 31日
2020年 10月1日・ 31日

1999年と 2018年には、一年のうちに2回もブルームーンがありますね
これはとても稀で 100年で4回ほどのことなのだとか
1月にブルームーンとなり、2月に満月がなかった場合、3月でまたブルームーンとなります


8月31日のブルームーンは、今年 月と地球が最接近する スーパームーンの日でもあるのだとか
なんだかとてもスペシャルですね
ほんとに青く光ったりすれば もっと神秘的なのにね、なんて
まんまるお月さん、晴れて明るくきれいに見えるといいですね
わたしも夜空を見上げます


2021年にnoteをスタートして以来、 初めてのブルームーン
次は 2026年の5月だそうです
その時にもまた このnoteの中でみなさんと月のお話ができたらいいなって思います

月に願いを
それではどうぞよい一日を、よい一週間を



#122.    『 満月 』

⭐︎ 今月も南の窓に佇めば高級アイスハーゲンダッツを許す満月

⭐︎めいっぱい昼間の青を吸いこんで夜へ放てよブルームーンよ

       ー ちる ー

きれいな満月の夜には
いつもよりちょっと贅沢をする


8月の最後の日に…
いろんなお疲れさんを込めて、みなさんもお好きなものを片手に 満月を眺めるのなんていかがでしょう

相変わらずわたしは 星だとか 月だとかって
夢だとか 願いだとかって
そんなことばっかり言っています
だって好きなんだもん
だってロマンチストだもん

みなさんもぜひ ロマンチックにヒタヒタと
すてきな月夜になりますように


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