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 有給休暇を計画的に消化してください。

 フジではなく、藤の話、亡父母の故郷で、母の姉である叔母の家の近所

で有名な藤まつりがある。私の子どもの頃、結構な回数、亡父と亡母の実家

に行った。当然、ゴールデンウィークにも行っているはずである。

 にも関わらず、藤まつりの存在を知ったのは、母と行った最後の先祖の

墓参りの時、紅葉の時期だったので、紅葉の名所であるダムまで、行く

途中であった。叔母の家の辺りを素通りしたら、あれ、ここ藤の名所

なんだ⁉️と母に言ったら、『そうよ。』私は、『聞いたことも、来たことも

ない』と言ったら、母は、『そうね?』私…

 それで、推理してみた。私の住んでいたところから、一番近いのが、

母の実家、次が父の実家、そして、次が叔母の家という位置関係に

なる。

 たいてい親父の運転する車で行くのだが、母の実家は、普通の農家で、

祖父母と母の弟家族で農業をやっていた。

 親父の実家は、昔、農家だったが、助七(後に曽祖父であることが

判明)が、借金のカタに取られて、没落したという伝説があり、会った

ことのない祖父の彌一は馬車引きをやりながら、貧乏の子沢山で、家は、

寒風が吹きすさぶようだったらしい。親父の兄弟姉妹は、ほぼ親父の実家の

近所に住んでおり、親父の実家に行ったら、毎度、大人たちは、宴会三昧、

男たちは、酔い潰れるまで、飲んで、でも、ゾンビのように復活して、

『酒〜』、女たちは、熱燗と料理を総出で、台所に釘付け、昼間から夜まで、

その調子。近所の兄弟姉妹は、帰れるのだが、親父は、運転できる状態では

ないので、私達は、いつも親父の実家に泊まり、翌日帰っていた。

 つまり、親父の悪癖のため、親父の実家が終点だったから、藤まつり

について、知らなかったのである。

 叔母が健在であるうちに、今年の藤まつりに行くことを姉に打診し、

今日、大まかに、決めた藤まつりは、4月中旬から、ゴールデンウィーク

にかけてある。ゴールデンウィーク前の平日に行くことに、計画を立てた。

 そこで、有給休暇を使うことにした。年間10日あるが、グループリーダ

が言うには、5日は消化するようにお達しがあっている。

 短時間正社員といえ、翌年に全ての有給休暇を持ち越し出来るはずで

ある。

 グループリーダに違和感を感じた。

 その疑問がとけた。

 グループリーダが『私は、今日、皆さんと同様、契約更新の面談が

あります』と、のたまった。

 全く何も把握出来ていない。契約更新が、あるのは、あなただけ😁

 このグループリーダーの資質がない残念シニア、私は、いらない気が

する😓

 

 


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