私の伝聞及び想像を含む家族史 (その壱)
◎家族構成
●バカ親父:昭和7年-平成24年(享年80)
●母:昭和8年-令和3年(享年88)
●バカ:昭和35年-(63歳)
●私:昭和36年-(62歳)
両親の結婚以前の話。
■バカ親父:小学校四年生の村祭でぶどう酒を飲み、アルコールデビュー。
以後、酒にまつわるバカな事は数知れず。脳梗塞でぶっ倒れる
まで、アルコール依存症と認めず、まだ酷い人だと言い張り、
反省しない。お前は酷いぞ!
高等小学校卒業(14歳)後、馬車引きだった祖父の影響
か⁉トラック運転手の助手の肉体労働を経て、運転免許を取る
田舎で、バス運転手をやっていたが、嘘か本当か分からないで
すが、転落事故を起こし、田舎にいられなくなり、姉を頼っ
て、都市部にトラック運転手を経て、製鉄所構内の労働者を運
ぶ製鉄所構内用バス会社に入る。
■母:麦ごはんが嫌いだったというくらい、戦争中も食べるに困らない程度
の農家の次女。戦争のせいもあるのか、あまり学校で勉強したという
印象は本人には無かったが、女学校卒業、後年調べたら、母の卒業時
は高校だった。農家の女性のためか学歴の意識は希薄。
小学校前から曾祖母に家事を仕込まれたらしい。小学校の時、曾祖
母が亡くなった後は、一手に家事をやっていた。今でいう児童労働
の働き詰めだったらしい。女学校卒業後、村の郵便局長さんがやっ
ていたかすりの織物工場で働いていた。