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憑かれた鏡 エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談

あまり長くないものを読みたかったのと、表紙の絵がキレイというか気になったので、図書館で借りました。
どっかで見たことあると思ったら絵本などの挿絵を描いている方でした。
この方は編集者でもあったそうで、これはゴーリーさんが短編を選び、それぞれに挿絵を描いています。それぞれに描かれた絵もすごく雰囲気があって良いです。

こてこての古典が勢ぞろいで、なんとなく聞いたことあるような話とか読んだことある話などですが、ちょっと古臭い感じとかイギリス文学の独特の暗いトーンがたまりませんです。

ひとつひとつの感想は書きませんが、
だいたい主人公は家柄の良い紳士とか医者とかで、その人が体験したり、人から聞いたり、という形で、そこそこ古い話なので
「こりゃー実際にあったのでは」
と思わせるようなひやりとした感じがグーです。

話はそれぞれすごく単純なものばかりだけど、
それぞれすごく怖いです。
早く読んで早く図書館に返したい。
夜寝る前に読むことはお勧めできません。

  • 2011年02月09日 21:57

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