集集 -ちるらむに集ったメンバーの裏話集- ②もりぞー編
■映像制作者視点でみるちるらむ
どうもはじめまして。ちるらむで映像制作担当兼踊り子をしていますもりぞーです。
お祭りの夏は2年連続ヘルニアを発症し、現在は映像制作がメインです。
そんな私のちるらむ語りは、常にカメラ越しにみてきたお話です。
お手隙でゆっくり、読んでいってください。
■ちるらむ入会のきっかけ
そもそもなぜ、私がちるらむの映像制作をしようと思ったか。
一言で言ってしまえば、『いつかやりたいこと』だったからです。
そもそも映像制作を始めたのは、2022年の夏でした。それまで編集ソフトもカメラも一切触ったことなし。
そんな自分を映像に引き合わせてくれた機会が2022年の夏。
何があったかは本筋からズレるので端折りますが、簡単にいうと目の前で起きてる活気の中で、貸せる手がないことにコンプレックスを抱く経験です。
その経験の直後、貸せる手を然るべきタイミングで貸すことを一つの目標に、周りにいた人の何気ない一言で映像の世界へ。気付けばのめり込んでて今になります。
こうした経緯で映像制作をはじめてほんの数ヶ月。学生時代を共にしていたメンバーが発足する、よさこいチームの話が出てきます。
「手を貸すチャンス!!でもチャンス到来早すぎ...」
正直こんな気持ちでした(笑)
貸せる手、まだ拙い赤ちゃんなんだけど...
でも代表の佐内と遊んでた時の何気ない一言に、私は勇み足で一歩を踏み出した記憶です。
「もりはどーせ(ちるらむに)いる」
無責任な...(笑)
ただ学生時代の私をよく知る彼です。その通り、気付いたらいます。
メンバー募集より先に、動画を撮影しに説明会に足を運んでいました。地味に最初期メンバーらしいです。
■ちるらむ内での制作
その後も5役が色んな人を巻き込んで、気付けば制作物に本気のチームに。
先頭切って制作者として手を挙げたつもりが、もっと素敵なクリエイター達に、おんぶにだっこで付いていくかたちに。
時を同じくして映像制作会社にも入社します。
赤ん坊の手は、このチームで少しずつものを掴めるように成長していきました。
■個人的制作に対してのこだわり
映像制作を進めていく中で、改めてものづくりに対する信念を、ちるらむに再認識させられます。
素敵と思うかどうかは作り手の主観ですが、誰がみても素敵なものはあると思っています。
だからこそ私は、生のままの魅力を映像にのせて、視聴者がその映像を素敵だと思った時に「ほらね!!そのままで素敵でしょ!」って言えるものづくりを大事にしています。
編集されていることを忘れてしまうぐらい、演者の魅力が画面を突き抜けてくるやつです。
偉そうに語ってますが、これが本当に難しくてきついです。
■制作インタビュー編集裏話
直近でいうと、[【よさこい】花途制作メンバーに聞く!こだわりの制作裏話]from YouTube で、死ぬほど魂を削りました。
一人30分近く話してもらっているのを、一人平均5分に縮めるための取捨選択。
冗長にならないために間を詰めすぎると、その人の生感が薄れる。
かといって良い部分を全部残すと、1時間半の動画に...
そんな長い動画は誰もみません。
どうにかこうにか試行錯誤しながら、みんなの癖を限られた時間に無理矢理ねじこんで、生感・生きている感を残しました。
それぞれの癖の周りに、素敵な話が登場します。動画からは伝わったでしょうか?
演者をよく知るちるらむのメンバーは、無意識になんとなく気付いているのでは?
■おわりに
ちるらむ2年目ともなると、最近は編集で演出することも減ってきた気がします。
私の成長以上に、ちるらむの成長が私の手では掴めないほどに大きくなったからでしょうか。
来年はどうなっているのか。きっとまた人も入れ替わり、更に素敵な組織に成長しているのではないか。そこに私の役割はあるか。
更にパワーアップしているちるらむの魅力に振り落とされないよう、
貸すつもりで出した手を逆に引き上げられないよう、
貸せる手を大きく、その先に届く素敵なものに。
来年も頑張りましょーねー。
もりは来年もどーせ(ちるらむに)いる。
▼文・もりぞー
X: @tanaki1020